2017年12月30日土曜日

6929_日本セラミック


私の中期中立予想を裏切り、堅調に値上がりしています。
世界的潮流とその中での同社について
今私がどう思っているかについてコメントしておきます。


【1.EV vs ハイブリッド】

EVでテスラがこのまま1強なのか確信が持てません。
また、自動車全般の潮流としてEVに分がありそうですが、
ハイブリッドも相当しぶといと思います。
ということで単純にテスラ、EVと決めつけて
テスラ自身、あるいはバッテリー供給のパナソニックに
張り込むということには躊躇します。

それで、EVに倒れてもハイブリッドに倒れても
普遍的に進展するだろうというところで
自動運転というテーマは固いように思います。


【2.自動運転のブラックホース】

自動運転を構成する大きな要素、材料は
マッピングとセンシングというように思います。

マッピングについては、iphoneですらgoogleマップに
依存していて、この牙城は固いと思います。
センシングについて、画像解析関連銘柄がテーマ化しますが、
私としては画像解析のみで夜を解決するのは困難と思います。

では、夜のセンシングを解決するのに有効なのは
なにかと考えると、
赤外線センサーや超音波センサーを組み合わせる
いうことが有力なように思います。
そして、赤外線と超音波センサーともに
世界的なシェアを握っているのが日本セラミックです。


【3.見解】

最近の日本株全体の水準及び上記のような見立てが
市場浸透し、同社の株価は堅調に推移していると思います。

いまもし同社株をすでに持ってるとすれば
2,500円くらいを割らない限りはしばらく持ちっぱなしでいいと思います。
そこを割らなければ、日本株全体の水準感と個別期待を反映し
業績、あるいは期待の見地から
株価がもうひと伸びという可能性を感じます。
徹底的に利を伸ばそうと思います。

ただ、反対のことをいいますが中期(3年程度)のスパンでは
米国の景気反転による日本株全体の調整、
あるいは中国製造業の技術革新と規模による
価格破壊が急速に起こりうるジャンルとも思います。
センシング製品について中国アジア系のシェア浸食に
十分な注視が必要と思います。
十分に利を載せて
ここを見極めて利確できるのがベストシナリオと思います。

なお、いま同社株をもっておらず
数カ月程度の比較的短期で考えている場合には
同社の株は日足で調整している今ほどは(注:2017年12月28日)
値上がりのほうで勝負されても面白いのではないかと
あからさまなポジショントークとして、
おすすめしておきます。

2017年12月23日土曜日

8079 _正栄食品工業


前回のレポートで弱気見通しとしましたが
こんなタイミングで異物混入問題が起こって
水を差されるとは思っていませんでした。
http://contents.xj-storage.jp/xcontents/80790/9a1fbd86/0a1d/4627/9901/5d3618a41cb0/140120171221440073.pdf
私は中期弱気を予想しておりますが、
 「予想PER30倍は行き過ぎ」
ただ自ら持っている銘柄ですので
当然ながら率先して値下がりは期待しておりません。

それで、見解としては
もう少し状況を見ていたほうがいいと思います。
混入が虫や毒物ではなく
同社姿勢も全数回収的な感じで心象はいいですが
12月月初に消費者から「ゴムが混ぜってる」という
申し入れがあったようです。

ストロングホールドしている私としては、
食品メーカーへのこうした問い合わせは
率直にクレーマー的な嫌がらせもあろうと思います。
真実なのか事実関係の確認などもあるからと
ひいき目に見てしまいますが

重要なのは
→マスコミがさらに突っ込んで報道するのか?
 例えば12月初頭の一報と21日発表のタイムラグについてとか。
→マスコミ報道がエスカレートした場合、
 さらなる隠ぺいなど悪材料が事実としてでてくるか?
→またマスコミ対応に失敗すると事実でないことでも
 喧伝されてしまう可能性がある。
ということです。

22日の値動きは大幅な下げのあと買いで反発となっておりますが
もう少し様子をみるのがいいと思います。
当面のバッドシナリオとしては
2013年のトリドール(丸亀製麺のカビ事件)が浮かびます。
直近の上昇を吐き出し、4,500円程度まで下押す
可能性を感じています。

一方でネット検索して来週あたりで新着ニュースに
同社名がなければ、前から触手が動いていた人にとっては
短期的にはいい買い場かもしれません。

ただ、もう一度書いておくと
私は中期的には弱気です。
同社は海外展開も頑張っていますが
そうはいっても内需食品株と思います。
人口減高齢化の本邦で菓子原料メーカの
PER30倍の株価水準は、ちょっと高すぎで
日本株全体への期待が剥落するようなことが起こったとき、
同社株は反動が大きいように思います。

2017年12月20日水曜日

8079 _正栄食品工業


「ここから倍になることはないだろう」
「ただ、優待魅力などでやや強気」
http://maddogdow.blog.jp/archives/67720604.html
と、同社について私は見解を持っていました。
一部指定替えも多少は予期しておりましたが
よもや数倍になるとは思っていませんでした。

よって、私の投資予想があたったかといえば
大外れと言わざるを得ません。


そして、先日毎年恒例の株主優待が届いたのを
きっかけに同社のIRをのぞくと
2017/12/13日付で
 1.株主優待獲得条件変更
 2.大規模な自社株消却(発表翌日ストップ高を現出)
が発表されていました。

1.について少し内容を触れておきますと
 いままで100株保有の場合は年1回
 1000株以上保有の場合には年2回
株主優待としてお菓子盛り合わせを届けていたものを
(1000株の場合、別途お菓子を割引で買える券もセット)
一律100株にて年2回にするというものです。

嫁に聞くと(嫁はこの発表は知らない)
「今年は優待がボリュームダウンした気がする」
と言っていましたが、
それは年2回にする上での調整かと思います。

それで考察ですが

3年前は1株1000円くらいだったものが
いまや1株5000円
最低単元を買うためにも50万円必要です。
新規個人株主を優待で惹きつけるための
株価と優待内容のバランスという意味では
丁度良いと思います。

一方で既存株主を考えると
例えば私が1000株持っていたとすれば
株価がとても値上がりしていて、
優待が100株あればもらえるようになると
「100株もっとけばOKかな?」
「少しずつ売り崩して半分くらい利確しようかな?」
というように売りを誘発するような気がするのですが
 このブログを書いている2017/12/19時点のIR情報確認では
 少なからずそれくらいのホルダーがいそうです

まあ、そのあたりを自社株消却+まだまだ伸びしろを期待させる
という組み合わせで相殺したのかなと思います。


それで、今日時点から3年くらいの
中期見通しですが

今度こそここから倍になることはなく、
PER30倍なんて数字を見せられると
さすがにむしろ下押し圧力のほうが強いのではと
思っております。

一方で私の所有方針は100株の
ストロングホールドで考えております。

2017年12月16日土曜日

【ふるさと納税】楽天最強?数千円も儲かる!?


会社の賞与額が判明し
概ねふるさと納税で控除できる上限額が見通せたため
http://www.soumu.go.jp/main_sosiki/jichi_zeisei/czaisei/czaisei_seido/furusato/mechanism/deduction.html
それをターゲットに、
こちらも今年の枠いっぱい利用しきりました。

それで、各自治体のお礼の品競争は
一時期行き過ぎて総務省が注意するほど加熱しました。
その後、とんでもなく突飛でお得なものはなくなった一方で
いまは、現実的な線でかえって競争がし烈です。

例えば
私は相変わらずひたすらお米を狙っています。
有名ブランドにおいては
相変わらずふるさと納税1万円で5kgなんてレートもありますが

それ以外だと
納税1万円で10kgが概ね相場だったものが
最近は15kgとか、20kgとかも散見されます。
そして、20kgレートのお米も
ふるさと納税のお礼の品に不味いものをおくったら
その自治体の沽券にかかわるわけで
十分に美味しいです。

また、ふるさと納税を仲介するポータルサイトも
→ さとふる
→ ふるさとチョイス
の2強だった感じがしていましたが、こちらも競争が激化
近頃は楽天が進出し注力、ポイント10倍とかやってます。
問答無用で最強だとおもいます。

例えば、
50,000円のふるさと納税枠を持っていたとき
本来の税金が約48,000円分減免されるので
実質2,000円の自腹で美味しい思いができるというのが
ふるさと納税の妙味です。

これを楽天経由にて
ポイント10倍がついているのを(結構多い)に
ふるさと納税ということになると
5,000ポイント還元ということになります。
つまり、自腹2,000円どころか
3,000円分得をする計算になってしまうわけです。


これでいいのかという疑問はありますが
事実私は百キロ近いお米を、
2,000円負担どころではなくタダを通り越し
現金同等物のおまけつきでプレゼントいただいている。
それが事実なのです…

そして、日本の福祉は貧乏人にやさしいのです。
ふるさと納税をすると住民税が安くなり
課税証明書に記載される納税額が少なくなるのです。
すると
「これしか住民税が払えない貧しくてかわいそうな人なんだ」
という判定が様々な場面で働きます。
このメリットが実はものすごく大きいのです。
(※ただし、不動産の売買や賃貸の審査時等に
信用力の確認のため課税証明書の提示を
求められる場合があります。
そのいったシーンが予定されている場合、
不利に働くかもしれません)


【ご参考】
1万円あたり米20kgの例示
(ご覧になる際にポイントは10倍ではないかもしれません)

2017年12月9日土曜日

第37回:NISA戦略(最終年度)


私はNISAを制度開始初年である2014年から利用しています。
14、15、16年も枠を使い切って
今年17年も残枠3000円ばかりを残してほぼほぼ使い切った状況です。

この4年間の運用は、
以下のURLに書いたことを概ね初志貫徹しております。
 http://maddogdow.blog.jp/archives/43966104.html

今回のレポートは、その結果の概況と今後について
ご報告したいと思います。


【1.結果概況】

全体としては
投資総額  約440万円に対し
現在評価額 約458万円で元本をプラスにしつつ
非課税配当金獲得総額 約30万円(4年間累計)
となっており、初志での思惑通りの状況になっています。


【2.つみたてNISAですって?!】

私のように2014年初頭から「NISA」をやってきた人間が
2018年から「つみたてNISA」に切り替えたら
どうしてくれるのかよくわかりません。
・並存所有は不可らしい
・「つみたてNISA」→「NISA」の切り替えも可
とかいろいろ…よくわかりません。
 http://www.fsa.go.jp/policy/nisa2/about/tsumitate/guide/index.html

2018年から「つみたてNISA」に切り替えたら
「NISA」4年分は清算しなければならないように
聞こえています。

一方で、「NISA」で5年分やり切ったうえで
「つみたてNISA」にすると
「NISA」はそのまま非課税で保有しつつ
「つみたてNISA」が15年分?できるという説もあり
 https://loloinvestors.com/2017/06/07/nisa-11/
金融庁の言質も取ったらしいです。

それで、私の方針ですが
私はNISA開始時から国の施策に乗った(応援した)のであって
これも初志貫徹、まずはNISAを使い切ろうと考えています。

私のような人は相当数いると思います。
国、金融庁には、くれぐれも私のような
模範的投資家の梯子をはずさないよう
期待しております。


【3.NISA最終年度の戦略】

全体としては元本保全性はプラスとなっているのは
幸いなことに、ダウの狂犬戦略により
現時点で+転になっているものが多いということですが

あくまで全体でプラスなのも今日時点の話であって
一部含み損になっている商品もありますし
極端な話、来夏(2018年夏)でどうなっているかは
分かりません。

ただ、元本保全性はどうなっても
配当金で固く、10年持ち切れば
総合でプラスになるだろうという考えで
ETFを中心につみあげてきました。

最終年度の方針としては
1月~7月期は毎月7万円目処、49万円を
ダウの狂犬戦略に忠実に買い増します。
 http://maddogdow.blog.jp/archives/42915436.html

そして、夏枯れが想定される8月から11月は、
残額枠71万円を、含み損商品へのナンピンに集中投下します。
ベストシナリオとしては、その後平均回帰により
元本保全性のプラ転となりますが
仮にそうならなくても、口数増加による配当収益による
総合的なプラスを狙いたい思惑です。


【4.具体例】

具体的な銘柄例でいうと、私は
 1566 上場新興国債券
を2014年1口60000円の頃から手掛けはじめました。

その後、米国利上げ、新興国資金流出懸念から
一時期は目も当てられない含み損となりましたが
ダウの狂犬戦略に沿ってナンピン追従しました。
現状10口保有-54,600円の含み損まで持ってきました

ここまでならせれば
同ETFは元本を取り崩さず
一口当たり隔月500円の配当を安定堅持しているので
年間3万円の配当が見込めます。(¥500×10口×6回)

もちろん、資産価額については
さらに値下がり可能性もありますが
あわよくば平均回帰でプラス、
現状維持なら2年持ち続ければ配当にて総合的にはプラス、
ということを狙っているわけです。

2017年12月6日水曜日

201711_月次レポート


【概況】

元本保全性(元本成長率)
 172.5%(前月比‐2.7P)
当ブログにおける元本保全性は、月末時点の総資産評価額(円建て)を証券会社への純入金累計額(出金は相殺。売却益、配当等の再投資額は含まない。円建て)で割ることで算出しています。

配当等収益額(税抜、手取りベース)
 7,587円
月中に生じた、配当金、分配金、貸株金利受取等の税抜後の受取総額(円建て)となります。なお、期間中に発生した売却益は含まれません。

--ご参考--

ドル円レート
 前月末113.6円 → 今月末 112.5円
世界株式ETF(VT)
 前月末72.21米ドル(円換算8,203円)
  → 今月末73.58米ドル(同8,277.75円)
日経平均
 前月末22,011.61円  → 今月末22,079円


【月中の運用経過】

FRB動向などを背景に思惑が錯綜し
月中円高、月末にかけて円安回帰
世界株式(VT)、日経平均とも
微増で推移しました。

一方、当ファンドは新興国比重が高いためか
残念ながら逆行安となりました。


【来月の運用方針】

本年のNISA枠も概ね使い切っており
静観します。

2017年12月2日土曜日

2485_ティア


葬儀会社のティアから、
毎年恒例、株主優待のお米が届きました。

まだ、ふるさと納税の返礼品として
届けられたお米の在庫が潤沢で
味わっておりませんが、
今年のお米も、
とても美味しいと期待しております。

そして、株価についても
引き続き非常に期待しております。


【1.中期投資状況評価…A】

2015年11月期(当ブログにて取り上げ時期)
 http://maddogdow.blog.jp/archives/48560195.html
 同社株価 750円前後 
 日経平均 19300円前後
 見通し:強気
  ↓
2017年11月期(最近)
 同社株価 980円前後(30%増)
 日経平均 22400円前後(16%増)
 投資状況評価:A


【2.振り返り】

2年前のブログにて、
市場環境への言及として
まず葬儀件数拡大という環境から同社は底堅いとし

葬儀単価については低下傾向はやや懸念としつつも
アベノミクスによる資産価格上昇により
その恩恵は高齢富裕層に及び、それが亡くなるとするば…
という観点から
少し上昇するのでは?とコメントしました。

結果は概ねこんな感じのようです
http://www.cao.go.jp/consumer/history/04/kabusoshiki/other/meeting5/doc/170428_shiryou5_1.pdf

そして、その市場環境のもと同社は有力有望である
という見通しについて
http://www.tear.co.jp/company/ir/finance/highlight.html
概ね予見通り推移したと思います。


【3.ここからの中期見通し…強気】

本邦高齢化の人口動態に照らせば
葬儀件数は引き続き拡大することは、ほとんど間違いありません。

そのうえで単価については下げ圧力は強いものの
物価上昇で横ばい、もしくは微増傾向継続も
ありうるのではないかと思っています。

ただ、単価について下落方向に進んだとしても
同社は、どちらかといえば、業界にて
価格を下げる側でプライスリーダーの位置を発揮できます。
一方で、ここまでの一貫した業容の拡大の中で
スケールメリットを活かした
内製化・合理化を進めてきました。

つまり、葬儀単価を下げる時世を先導して
シェアを拡大しつつ、
利益も維持することができると考えます。

以上から、よっぽどのモラルハザードによる
自滅がない限り、非常に底堅いと考えています。

同社の今後に、強く期待しています。

2017年11月25日土曜日

第36回:生命維持→生活維持→不労増資


まだ12月を残しておりますが
本年の配当等収益は20万弱の獲得にて着地しそうです。

年間20万ということは、月当たり1万6千円の計算になり
貧乏サラリーマンの遊興の手当としてはいいお小遣いです。
元本も幸い1.7倍程度成長しており
目論見著の第1回「うちでのこづち」
http://maddogdow.blog.jp/archives/42789994.html
は概ね完成したと考えております。

ただ、実際にはこの収益はほとんど全額再投資しており
最近では遊興費、いいお小遣いなんて
生ぬるい認識はしておりません。
ようやく「生命維持装置」規模のものが完成したと、
そんな心境です。

ここからこれを「生活維持装置」という
風に持って行かないといけない。
そういう風に言える規模感としては税引後の手取りベースで
年間120万、月10万円程度の不労所得確保をイメージしています。

単純な逆算では
 → 税抜き120万ということは、税引き前で150万の
   インカムゲインが必要である
   (NISA等は考慮せず、課税20%で計算)
 → 150万のインカムゲインを獲得するには、
   配当利回り2.5%計算では
   6000万の投資資産が必要である。
ということになります。

私の場合は一家郎党の生活安堵を考えねばなりませんが
独り身であれば、これだけできて田舎暮らしをすれば
「生活維持装置」どころか「不労増資体制」の完成という気もします。

2017年11月22日水曜日

DGSD_db x-トラッカーズ ストックス 世界好配当株式100 UCITS ETF


近頃は私が2年前に書いた中期見通しを振り返りつつ
この先の中期見通しを無責任に記載しております。

【1.結果概要】

2015年9月 当時の状況と予想
・同ETF価額 … $29.5前後
・VT価額 … $58前後
・当ファンド見通し予想 … 中立
当時のレポート
http://maddogdow.blog.jp/archives/40787331.html

 ↓

2017年10月 最近の状況
・同ETF価額 … $33.8前後(15年9月比114%)
・日経平均 … $71前後(15年9月比122%)


【2.自己評価…通知表C】

世界株インデックスであるVTに比べ上昇率は劣後していますが
この間高配当で推移し
概ね私の2年前予想の通りに推移したと認識しています。


【3.ここからの中期見通…中立】

米、欧における利上げにより
当ETFの高配当魅力が薄れる可能性があることが
ネガティブな一方で

当ETFは
「過去5年間の一株当たり配当額の伸び率がマイナスではない」
企業に分散投資するので、増配企業を狙うETFという面もあります。

結果、中期的にはなにかしらの調整は免れないとは考えますが
そこからの回復も、
一連の推移の間のインカムゲインも固いように思われます。

以上から、中期見通しを中立で更新しますが

何が不安(不満)かといえば
低い出来高、低流動性です。
内容的に、もっと人気があっていいと思いますし
本ETFの資産総額はかなり大きく
本籍である欧州圏にて相応に人気のETFじゃないかと思います。

シンガポール市場全般にETFはそれほど
盛り上がっていない感じがいたします。

2017年11月15日水曜日

#foy2017 投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2017


投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2017
http://www.fundoftheyear.jp/2017/
に投票させていただきました。

今年は、
<購入・換金手数料なし>ニッセイ新興国株式インデックスファンド
https://www.nam.co.jp/fundinfo/nskif/main.html
に持ち点(5ポイント)すべて投票しました。

理由としては、当ファンドは
個人投資家に新興国を従来では考えられない低コスト水準で
手掛けられる道を拓いてくれた
と思っていて、それを高く評価しているためです。

コア・サテライト戦略のサテライト部分で
新興国を狙いたいという人にとって
このファンドは、今日最良のツールのように思われます。

2017年11月11日土曜日

1577_NF野村日本株高配当70連動型


近頃は私が2年前に書いた中期見通しを振り返りつつ
この先の中期見通しを無責任に記載しております。

【1.結果概要】

2015年9月 当時の状況と予想
・同ETF価額 … ¥21600前後
・日経平均 … ¥18000前後
・当ファンド見通し予想 … 中立
当時のレポート
http://maddogdow.blog.jp/archives/42396272.html

 ↓

2017年10月 最近の状況
・同ETF価額 … ¥25500前後(15年9月比118%)
・日経平均 … ¥21500前後(15年9月比119%)


【2.自己評価…通知表D】

11月になってからですが
日経平均は1996年6月につけた
バブル崩壊後の高値(2万2,666円)を抜き、
25年10カ月ぶりの高値を更新しました。

私の2015年9月時点の見解を振り返ると
===
(中期見通し中立の)理由は、高齢化人口減による
消費規模の縮小にともなう、経済規模の縮小です。
供給はロボットで担えるかもしれませんが、消費は担えないと考えます。
外需という人がいるかもしれませんが、ただでさえ外需に振らされる経済です。

日本株について、将来価値の割引を織り込んで価格形成されるので
収益機会はあるという意見もありますが、
私は、むしろ日本株は割増に注意したほうがいいと思います。
株価とは共同幻想なので、
どこから割引でどこから割増でというのは神のみぞ知る。ですが
日本株が、歴史的にper 20倍で評価されてきたそうです。
肌感覚として、15倍でも実際は割増だが、共同幻想のラインかなと思います。
===
ということで
人口減という根本的大局不安から、
水準感としてPER15倍以下でうろうろ横ばいかなと思っておりましたが
ここへきて、水準感そのものが引きあがる勢いになっています。

相応の含み益となっていますが
予想としては、率直に「はずした」と認識しています。


【3.ここからの中期見通…弱気】

安倍総理は頑張っていると思いますが
人口減という根本状況に
具体的な脱却の兆しがないことがないことに
状況なんら当時と変化はないと思います。
現在、市場は楽観論に傾いていますが
世界景気が堅調なのに乗っているだけで
日本の未来が明るいとはまだ思えません。

米欧の中銀がアナウンスメント施策に失敗し
利上げピッチが「急」と判断されるような
局面が現出した場合、
 → 新興国資金流失、通貨安
 → 新興国景気減速
 → 連れて、日本株の大幅剥落
という予感を、まだ私は拭うことができません。

以上から、中期弱気見通しにて見解更新します。

2017年11月8日水曜日

貧乏お父さんのおすすめスポット>入間基地航空祭

子供を連れて行きました。
現地で咄嗟に思いついた行程が大当たりで
来年以降、航空祭そのものの進行が変わらなければ、
この行程を少し微調整すると
(私的には)完璧なような気がします。


【前提…入間基地航空祭とは?】
http://www.mod.go.jp/asdf/iruma/kouhou/290928/images/panf.pdf
入場料…無料


【1030前後…稲荷山公園着】
離れのイベントをみないなら
臨時改札ではなく通常改札のほうがいいように思われました。

臨時改札からでると、混雑+踏切で
なかなか会場に行きつけませんでした。


【1100前後…輸送機内見物】

ものすごくマニアじゃないので
厳密には違うかもしれませんが
この写真の類型機種であろう
大型輸送機内を見物しましたが
(私的には)あまり感動がなかったです。

せっかく混雑のピーク前なので
子供をコックピットに座らせるのを
目指したほうがよかったかなと…

ただ、並んでる最中に
すごい胴体をした大型機が
超低空でビュンビュン飛んでいるのが見れました。


【1130前後…陸自落下傘部隊見学】

これが、(私的には)ブルーインパルス以上に
みてみたかった光景で、
「おお、降りてきたなあと」


【1200前後…屋台へ向かう】
ここが次回行程でもっとも見直したいところです
この時間、ブルーインパルス見学に向かってメイン会場に
押し寄せる大量の群衆に逆流する形となり
ものすごく苦労したわ
屋台の焼きそばは外れで不味いわで…


【1230前後…無料バスに乗る】
1100頃、見ていた飛行状況を見ていて
咄嗟に基地の裏側が穴場スポットに感じていました。

当日貰ったパンフを見ると
帰りの稲荷山公園駅混雑を緩和すべく
1200前後の早い段階から、基地の狭山市駅方面出口などに
帰宅客を送る無料の帰り用のシャトルバスが
運行されるのを知りました。

これはと思い、バス停に向かうと
案の定ガラガラでした。すぐに飛び乗り、
当てはなかったですがとにかく裏手に回ってしまえば
穴場があるんじゃないかと踏みました。


【1300過ぎ…ブルーインパルス】

バスを降りると、地元の皆さんが
ござに座って観覧しており
これは目論見が当たったと思いました。

裏手のほうは、飛行機の離発着が
間近で見れて、爆音に大迫力
その点ではこちらのほうが面白かったです。

いまこのブログを書くうえで
あらためて航空写真をみると
丁度滑走路の離発着位置にもっとも近いところが
この狭山市側の出口にみえます。

そして、芝生のちょっとした公園で
ブルーインパルスの空中演技を
観覧できました。
この演技は、飛行機雲で描いたハートを描いたりします。
当然ながら基本的にメイン会場から
一番きれいにハートに見えるよう演じられるわけですが

近いという意味において
丁度人気歌手にバックステージ席があるように
裏手からの観覧は大満足でした。


【1430前後…狭山市駅】
そして、ブルーインパルスの演技が終わると
メイン会場にいると帰りの大混雑に巻き込まれますが
このポジションだとワンテンポ早く帰路に就けます。
大変スムーズに帰れました。

2017年11月4日土曜日

201710_月次レポート


【概況】

元本保全性(元本成長率)
 175.2%(前月比+4.1P)
当ブログにおける元本保全性は、月末時点の総資産評価額(円建て)を証券会社への純入金累計額(出金は相殺。売却益、配当等の再投資額は含まない。円建て)で割ることで算出しています。

配当等収益額(税抜、手取りベース)
 29,193円
月中に生じた、配当金、分配金、貸株金利受取等の税抜後の受取総額(円建て)となります。なお、期間中に発生した売却益は含まれません。

--ご参考--

ドル円レート
 前月末112.46円 → 今月末 113.6円
世界株式ETF(VT)
 前月末70.72米ドル(円換算7,953.2円)
  → 今月末72.21米ドル(同8,203円)
日経平均
 前月末20,356.28円  → 今月末22,011.61円


【月中の運用経過】

今月のマーケットは引き続き北朝鮮懸念は残りつつも落ち着き。
世界経済全般に堅調な指標、見通しが示されるなかでの
米国FRBの適度な利上げ期待により
円安、株高で推移しました。

このような環境のもと、当ファンドの元本保全性も
プラスで推移いたしました。
対ベンチマーク比較でのパフォーマンス比較としては
対世界株インデックスにアウトパフォーム
対日経平均の上昇には劣後する形となりました。

配当等収益額について、サラリーマンのお小遣いを
稼ぎ出す水準まで成長しつつあり、にっこりしております。


【来月の運用方針】

最近はなにもかにもが高いように思えて仕方ないのですが
米国FRB議長交代・利上げ加速か?となったとき
新興国資金の流出懸念が、多少起こると思います。
現に、最近私の小遣い源である
上場新興国債券 (1566)がやや軟調です。

狙っているのは
 iシェアーズ MSCI ブラジル・キャップト ETF
 ヴァンエック・ベクトル・インドネシア・インデックスETF 
でして

理由としては両ETF(両国)とも、
・資源安ショック以前の価格帯をまだ回復しておらず
 安値圏と感じる
・資金流出懸念で通貨安になっても
 世界景気堅調の外需を取り込むにはプラス、
 人口が多く旺盛な内需も、国内供給で取り込んで
 ドル建て債券懸念もかわしつつ、
 早い段階で堅調回帰期待できる気がする。
というのが理由です。

2017年10月25日水曜日

TRAM_トラダ海運(TRADA MARITIME Tbk PT)



【自身の投資判断についての精度評価…A】

2015年8月時点
http://maddogdow.blog.jp/archives/39911708.html
 ・その時期の価格 1株約50ルピア(※2014年時期9000ルピアより暴落)
 ・見通し 塩漬け
   ↓
2016年11月時点
http://maddogdow.blog.jp/archives/67478769.html
 ・その時期の価格 1株約170ルピア
 ・見通し 塩づけ
   ↓
最近
 ・価格  165ルピア
 

【従来予想の論旨】

2015年8月期においては
不正行為で信用を失墜した会社が
しかもwebサイトもろくに更新しておらず
そんな会社の株なんて買うべきではないと
自戒含め書きました。

2016年11月期においては
動意づいているが手を出すべきではないと断じました。
(170ルピア)

結果、最近で165ルピアということで
従来予想を「塩漬け」として、その通りに推移していますので
予想が当たったか外れたかという
自己評価は「A」と考えています。
(※投資損益は‐80%弱の含み損です)


【今後の予想…強気!?】

相変わらずなんらIRしてないだろうなあとおもったら
http://www.tram.co.id/maritime/content/50
更新追加されてました。

P4グラフでは粗利益が持ち直し
P12にCEOの挨拶として
"The year 2016 was a recovery year for the Company"
とあります。

もし2017年の収益(Revenue)が回復するようなら
様々な整理が完了した可能性を感じます。


以上は同社発表なので、「そのまま信じるのか?」
という点ですが、2015年→2017年まで
結局上場廃止せず生き延び、
ここへきて粗利も株価も回復の兆しがあることは
結構な裏付けのような気がしています。

そして、インドネシアは島国のため
基本的な海運需要は底堅いように思います。
以上から、ギャンブラーな方は
ここから買うのは結構面白い気がしないでもありません。

なお、私のポジション上は累積の購入分が
桁違いの含み損となっているので、私は塩漬けです。



【※留意事項 投資判断は自己責任で】

このブログは単に筆者の意見を表明するものです。情報提供すら目的にしておりません。筆者が所有する情報量は極めて乏しく、その知識も極めて怪しいです。銘柄の選択、売買価格等の投資に関する最終決定は読者ご自身の判断と責任でなされるようお願いします。万一、読者が本ブログに基づいて損害を被ったとしても筆者は一切その責任を負うものではありません。

2017年10月21日土曜日

IDX_マーケット・ベクトル・インドネシア・インデックスETF


2年程前の自分の予想を恐る恐る振り返りつつ
たいして反省もせず、ここから数年の中期予想を
無責任に書いております。
今回の銘柄は、
 IDX_マーケット・ベクトル・インドネシア・インデックスETF
です

【1.結果概要】

2015年9月 当時の状況と予想
・同ETF価額 … $18前後
・VT価額 … $56前後
・当ファンド見通し予想 … 強気

 ↓

2017年10月 最近の状況
・同社 … $23.5前後
・VT価額 … $71前後


【2.自己評価…通知表B】

同国は資源輸出依存国と見做されていて
当時、資源価格の下落、中国経済減速懸念で
新興国経済はネガティブ視されていましたが
私は、人口動態から内需が強く強気としました。
http://maddogdow.blog.jp/archives/42099954.html

結果は、概ねその通りになったと考えています。
ただ、私の内心はもうひと伸びを期待していたことから
自己評価はA~Eの五段階評価中、Bです。


【3.中期見通…強気】

引き続き、同国内需は堅調に推移すると認識しており
https://www.jetro.go.jp/world/asia/idn/basic_03.html

そこに世界経済堅調による
資源価格の復調が加わることで
著しい地政学リスクや極端なFRB利上げ推進がなければ
ここ数年で
もう一段の上昇余地があるように思います。

2017年10月18日水曜日

RATCHn_ラチャブリ・エレクトリシティ

2年程前の自分の予想を恐る恐る振り返りつつ
たいして反省もせず、ここから数年の中期予想を
無責任に言い放っております。
今回の銘柄は、タイ国の電力会社
 RATCHn_ラチャブリ・エレクトリシティ
です


【1.結果概要】

2015年8月 当時の状況と予想
・同社 … 53THB前後
・SET指数 … 1400THB前後
・当ファンド見通し予想 … 強気

 ↓ 配当利回りは4%強で推移

2017年10月 最近の状況
・同社 … 55THB前後
・SET指数 … 1700THB前後


【2.当時予想の概要】

ベースを高配当を享受しつつ
ミャンマー進出等による業容拡大を期待しました。
http://maddogdow.blog.jp/archives/39863112.html


【3.自己評価 C】

予想通り高配当でのインカムゲインは堅調に推移しました。
一方で、ミャンマーの材料化は顕著に現れませんでした。


【4.ここからの中期見通し 強気】

ミャンマー関連としての材料化を期待しつつ
中期見通し 強気予想にて更新します。
詳細はよくわかりませんが
同社は最近鉄道プロジェクト参入など
事業の多角化が行われおり、

そこからのミャンマー材料化可能性にも期待します。

2017年10月14日土曜日

第35回:セミリタイア


前々からセミリタイアを考えていますが、
最近とみにそうしたいという願望が強くなりつつあります。
そこで、自分として、こうなっていれば
セミリタイアが成立するという要件を
整理しておこうと思います。

同じ志をもった誰かの参考になれば幸いです。


【1.240万円】

昨今アベノミクスで賃上げを推進する機運ですが
それ以前は年収400万円時代の到来と言われていました。
年収は普通に考えれば総支給額と思います。
手取りでいうと月額20万(年間240万)くらいかとおもわれます。

それで私は配当重視の投資を行っており
概ねの配当利回りは税引き前2.5%~となっています。
この前提で、必要な投資資産(X)を計算するには
===
X ⋇ 期待配当利回り0.025 ⋇ 課税20%されるので0.8 → 240万円
(NISAによる配当非課税はいったん考えない)
===
という式で考えることができます。

解いていくと、
240万円を手取りで得るためには
税引き前配当金額は300万円で
2.5%の配当利回りで300万円の配当を得るためには
投資資産(X)は1億2千万円必要な計算になります。
これは、かなりハードルが高いです。


【2.10万円分は働く】

そこで、もともと目指すところはセミリタイアなので
例えば毎月10万円は何らかの労働で確保する前提にすると
投信資産は6千万、税引き前配当は150万円でよい
となります。

道のりはまだまだ遠いですが、
これくらいだと、まだ現実的な感じがします。


【3.基本的な狙い】

私がセミリタイアを考えるのは、わが国において
従来型のサラリーマンで定年まで(65歳としても)という前提が
 → 常に新興国、国内競合、社内競合にさらされる消耗戦
 → 仮に定年まで留まると、その後の稼ぎや生きがいへのシフトができない
と考えているためです。

早い段階で(できうれば40代前半)
配当収益など不労所得をベーシックインカムとして確保しつつ
 → 地域社会に貢献する形で
 → 高生産性(フルタイムでない働き方で10万円程度を確保)
にシフトし、その生き方で地盤を築くほうが
結果的に65歳以降も仕事と生きがいを確保でき
息の長い充実した人生が送れそうだと思われる。

というのが、私にとってのセミリタイアシナリオです。


【4.有望な生き方の例】

ローカルで、コミュニティとホスピタリティに
根ざした生き方が、おそらくITや機械に浸食されず
それなりの付加価値を維持できる生き方のように思います。

介護ビジネス労働は全般に付加価値が低い状況にありますが
例えば作業療法士のようなポジションは
個々の状況に応じたフィジカルな部分と
メンタルに働きかける要素があって
ITは補助ツールとしては有用だけれども
それに置換されるのは当面ないように思います。

農村社会で、例えばその地域の特産品や
観光資源を見出し生産、ブランド育成、販売先まで
全体をプランニングするような生き方も有望なように思います

また、このような生き様が成功しているとすれば
廉価で有用な金融教育も提供できるように思います。
このあたりにも、ニーズが見いだせそうな気がしています。

インカムゲインを確保できるよう投資活動を進めながら,
有望、ニッチな生き方を見出すことを
並行して進めようと思っています。

2017年10月11日水曜日

9358_宇徳


私は当ブログで記事を書く時
その銘柄の向こう3年間への期待を
中期見通し(強気or中立or弱気or塩漬け)
で書くようにしています。

向こう3年の予想だとすれば、2年経過時点で
ほぼほぼ大勢は決しています。
それで、恐る恐る2年前に書いたことを検証しつつ
無謀というか懲りずに、次の3年間の見通しを考えて、
恥知らずにもまた書いてみる。ということを近頃しています。
(注:筆者の個人的見解であり、
 いかなる保証をするものではありません)

===

【結果概要】

2015年8月 当時の価格
・9358_宇徳 … 480円前後
・日経平均 … 18000円前後
・私の当時の中期見通し判断 … 強気

2017年9月 最近の価格
・9358_宇徳 … 500円前後
・日経平均 … 20000円前後


【自己評価…通知表D】

同社の売上構成の半分弱である港湾事業について
2015年8月期はチャイナショック、そこから円高進行
以降、1年あまり貿易取扱いが減少した。
またトランプ政権誕生により
TPP構想から米国が離脱したこともネガティブとなった。

私としては、国土強靭化やインフラ老朽化等の背景から
国内のプラント事業において橋梁工事などのへ超重量物輸送
について期待したが
劇的な受注増は発現しなかった。

最近、米国経済が牽引して、世界経済の
緩やかな回復が言われており
同社の株価も復調しつつあるが

日経平均を著しく上回るパフォーマンスは現出しておらず
したがって「強気」見通しは外れたものと認識。


【中期見通し…強気】

現在の水準を起点に、性懲りもなく「強気」です。
理由としては

1.事業環境
ヤマト運輸が口火を切る形で
物流単価が値上げ基調であり
同社にもその恩恵があると考える。

2.港湾事業
中国で一帯一路構想による建機需要喚起及び
さらに北京オリンピック等が2008年だったことを
考えると中国の重機需要サイクルが来る気がする。
これは同社港湾事業(柱の一つが建機取扱である)にポジティブ

参考:コマツ最近のIR
https://home.komatsu/jp/ir/library/results/__icsFiles/afieldfile/2017/07/28/presentation_note.pdf

3.プラント事業(橋梁)
全国の道路が老朽化している。

同社の主要取引先である清水建設の
橋梁制作を中心とする子会社
日本ファブテックの29年度予想は
売上497憶となっている(前年度398憶)
https://www.shimz.co.jp/ir/pdf/170511_6.pdf

制作がされるということは、
それは設置されるという理屈であり
宇徳への橋梁輸送、設置工事も増加が予想される。

1.2.3.の波のタイミングが重なることを
向こう3年間に期待しており
そうしたわけで、中期見通しを「強気」とします。

2017年10月7日土曜日

GULF_ウィズダムツリー ミドル・イースト・ディビデンド・ファンド


当ブログでは、個別銘柄とETFを取り上げる際
私としての中期見通しを
 強気・中立・弱気・塩漬け
として書いてます。
(注:筆者の個人的見解であり、
 いかなる保証をするものではありません)

それで、経営や投資で中期といった場合は
概ね3年という時間軸と思います。
ということは、2年経過時点で、
目論見どおりになっているかいないかで
普通に考えれば、大勢は決しているように思います。

ということで自分自身の2年超前の見解と
現実にどうなったか結果を確認し(怖い)、
そして、また懲りずに中期見通しを書いて
見解を更新しようと思います。
(注:繰り返しになりますが
 筆者の個人的見解であり、
 いかなる保証をするものではありません)

それでは、このブログを開始した初期の頃、
2年ちょっと前に言及した
 GULF_ウィズダムツリー ミドル・イースト・ディビデンド・ファンド
 http://maddogdow.blog.jp/archives/39485517.html
について書いてみたいと思います。

===

【結果概要】

2015年8月 当時の価格
・GULF … $18前後
・VT(世界株式ETF) … $56前後
・私の当時の中期見通し判断 … 中立

2017年9月 最近の価格
・GULF … $17.5前後
・VT(世界株式ETF) … $71前後


【自己評価…通知表D】

2014年期に原油価格が米国シェール革命の顕在化
で真っ逆さまに下落も2015年8月期には底打ちの兆しを感じ
また、イスラム国情勢も沈静化しつつあると感じ
中立を予想した。

結果は
価格は横ばいでその点では予想通りであるが
世界株平均(VT)をマーケット全体の上昇ととらえると
それとの比較で著しく劣後したパフォーマンスとなった。



【中期見通…弱気】

基本的には、原油価格動向だと思います。
2017年前半は自動車のEV化がトピックス的に
言われ都度ネガティブなように思われますが
一方で世界景気の緩やかな堅調傾向で
実需に支えられているのか
原油価格は底堅く推移しています。

本来EVへの置き換えは数十年スパンのことです。
おそらく中期では、北朝鮮の暴発など
著しい地政学懸念が顕在化しない限りにおいて
ここからは、同地域には概ね世界株に追従したような
底堅い値動きを期待します。

ただ、同ETFの個別要因として
低流動性の問題が相変わらずであり、
当時から分かっていましたが
買いたいときに買えないなどを経験し
いい加減、うんざりしました。
同ETFの中期見通しを「弱気」見通しにて更新します。

実はまだサウジアラムコ上場が契機で
なんとかならないかと密かに期待していたりしますが
 http://maddogdow.blog.jp/archives/64604795.html
それはあくまで密かな期待です。

2017年10月4日水曜日

201709_月次レポート


【概況】

元本保全性(元本成長率)
 171.1%(前月比+0.4P)
当ブログにおける元本保全性は、月末時点の総資産評価額(円建て)を証券会社への純入金累計額(出金は相殺。売却益、配当等の再投資額は含まない。円建て)で割ることで算出しています。

配当等収益額(税抜、手取りベース)
 11,271円
月中に生じた、配当金、分配金、貸株金利受取等の税抜後の受取総額(円建て)となります。なお、期間中に発生した売却益は含まれません。

--ご参考--

ドル円レート
 前月末109.9円 → 今月末 112.46円
世界株式ETF(VT)
 前月末69.61米ドル(円換算7,650.1円)
  → 今月末70.72米ドル(同7,953.2円)
日経平均
 前月末19,646.24円  → 今月末20,356.28円


【月中の運用経過】

今月のマーケットは北朝鮮懸念は残りつつも後退。
米国FRBの適度な利上げ期待から
円安、株高で推移しました。

このような環境のもと、当ファンドの元本保全性も
プラスで推移いたしましたが、残念ながら
対世界株、日本株のインデックスの上昇に
劣後する形となりました。


【来月の運用方針】

引き続き北朝鮮リスク他で相場が揺らいだ時に
震源から遠い
 → ヨーロッパ
 → 南米
 → アフリカ
を重点に当該市場を対象にするETFを買い進めます。

2017年9月30日土曜日

コラム:手足口病 for Adult


ツイッターでぼやいた通り、手足口病を煩いました。

大人に感染する確率はいろいろ書いてありますが
1~5%だそうで、私は日ごろから大人げないので
なるべくしてなった感があります。
でも、症状は子供にあらわれるそれではなく
大人用の、かなりえげつないそれです。

高熱が出て急患で飛び込んだ先は、オフィス街のなかであり
「酷い風邪だろう」と、ごく普通の診断をいただきました。
 (仕方のないことだと思います)
それで、そのあとやってきた症状は
「これはバイオハザードか?」と思わせるもので、

ネットで調べて、手足口病だと認識した次第です。
 (急患で飛び込んだ診療所に、数日後手足口病だと思うが
  処方された薬をどうしたらよいか聞きに行ったら
  ここは大人の病院なのでわからないと率直に言われた)

というわけで、不幸な後進がいないことを望みますが
その方がやはりネットで調べた際参考になるように
私を襲った症状について、書いておきます。


【発症とその後の推移】

・発症初日
ある日の夜、仕事の打ち上げで少し飲んだくらいしか普段と違わない夜、
風呂に入って出た瞬間に下から込み上げるような寒気に襲われ、
直後から自分で自覚できるくらいの高熱(39℃)が出て、頭痛を感じました。


・二日目
寝れたというか朦朧の中で迎えた翌日も、
引き続き39℃と頭痛があったものの、
市販薬服用で37℃台へ、頭痛も沈静化。

ところが昼にかけて全身の関節にきしむような痛みが強くなり
検温のところ40℃。急患で診療所にて風邪の診断。
解熱剤を中心に風邪薬を処方され服用しました。

その夜熱は平熱まで下がり、
最近の薬はよく効くなあと思いました。


・三日目
かなり早朝に目が覚め、焼き付くような喉の痛みを覚えました
つばを飲み込むたびに激痛。再び寝付くこともできませんでした。
それと、足の裏と手のひらに、ピリピリと痺れるような
感覚を覚えました。

喉の痛みから食事がとれない状況の中
特に足の裏全体が小さな豆だらけのような状況になり
都合、歩くと痛い状況になりました。


・四日目
喉の痛みは引き続きです。
足の痛みは悪化し、手足は赤い斑点に覆われました。

バイオハザードか?と思ったのはこの時点で
ネット検索をして、この症状の推移にかなりあてはまる
大人が罹患した手足口病の話が結構あり、
それでほぼほぼ状況を確信しました。


・五日目
喉の痛みは引き続きです。
手足の痛みは、ピークだったように思います。
手は、スマホのタッチで痛い状況でした。
足は、どす黒く変色しています。


・六日目
喉の痛みはピークアウトしたようです。
手足も、豆から概ねタコに移行し、痛くないです。
ただ、鼻水が出てるのと、咳が出るようになりました。


・七日目
手の指の赤い斑点は、だいぶ薄くなってきました。
ただかなり酷く咳が出るようになりました。
あと、おなかが緩いように感じます。


・八日目
実は現在進行形で、この記事を書いている現在
明日どうなっているか、今のところ分かりません。

====

【対処方法例】
基本的に、どうしても耐えられない症状は薬に頼りつつ
自然治癒をじっと待つしかないようです。
私としては、特に摂食と睡眠が困難になる
喉の焼けつくような痛みが、最大の苦痛と思います。

診察した医者がいうには
喉は風邪のようにまったく赤くない
ただし、水疱がたくさんできているといっていました。
これが原因です。

それで、初期のころはそれも受け付けられないかもしれませんが
夜寝付けない時、痛みへの生理反応かつばがどんどん出てきます。
これを飲み込むのがまた苦痛なのですが、

氷を舐めていると、唾液の分泌も和まされ
また、冷やされ痛みも和み、気が付くと眠れました。


【想定される感染源】
自分の子供としか思えませんが
彼の肌に赤い痕跡を見た記憶はありません。

ただ、私の発症のその数日前に
熱を出したように思います。
あまり目に見えて症状は出ないものの
キャリアだったのかもしれません。


【考察】
語弊を恐れずに言えば
動物園の小動物ふれあいコーナーには
遊び終わったら入念に手を洗うよう書いてあります。

主に病原体を保有する動物と緊密な接触により感染する
「動物由来感染症」には
→ 人も動物も重症になるもの、
→ 動物は無症状で人が重症になるもの、
→ その逆で人は軽症でも動物は重症になる病気など、
病原体によってさまざまあるようですが、

小さな子供というのは、ある面異生物と考えるべきかもしれません。
(当然、彼らにとっての大人も、ある面で脅威の異生物です)
手足口病において、喉の水疱は子供もいたいようですが
皮膚の赤いのは、ほとんどの場合痛くもかゆくもないそうです。


それと
大人という年齢に達しているにもかかわらず精神的に大人にならない男性を
ピーターパン症候群というそうですが、その治療には役に立つように感じます。
つまり彼が手足口病にかかったとき、
子供用のそれではなく大人向けの激烈な症状を味わえば
「私は子供ではないな」と深く思い知ることになるでしょう。

それにしても、ほぼ日替わりで新しい症状に襲われ
それぞれ相当に激烈で、率直にしんどいです。
流行期は夏場ということで
かかりたくない人は、注意に超したことはありません。

2017年9月27日水曜日

母子投資手帳>5.あさーい簿記のすすめ


個別企業への投資を検討する場合、
おそらく一番重要なのは、その企業の事業が考えている
想定需要、市場規模だと思います。
そして、市場主義経済では同時期に
同じような事業構想が思いつかれたたり
後追いで模倣されたりして競合が発生します。

想定される需要(数量)と競合環境に対して
その会社は
いかなる価格(単価)で望み費用(ヒト・モノ・カネ)を投下し
差分としての利益を生みだすのか?

一般の個人投資家がどの程度簿記の知識を
以って株式投資をしているかわかりませんが
勘定科目をなんとなく知っているとイメージしやすいです。
「個別にきちんと集計(勘定)してその状況把握したい項目」
だから、勘定科目という名前なのであって、
それはそのままキーワードなのです。


本当にざっくりとした言い方になりますが
・製造業であれば …
 売上高”数量×単価”
  ‐ 費用(材料費,労務費,水道光熱費,減価償却費,在庫棚卸高) 
  → 利益
・小売業であれば …
 売上高”数量×単価” 
  ‐ 費用(仕入高,販促費,給与,支払家賃,在庫棚卸高
  → 利益
・サービス業であれば
 売上高”客数×客単価”
  ‐ 費用(仕入高,給与) 
  → 利益
という利益創出のプロセスを想定できます。

例えば
 ・製造業で、材料費がなんでこんなに変わるんだ? とか
 ・小売業で、在庫をさばけていないんじゃないか? とか
 ・サービス業で、売上は横ばいだが人件費がコントロールできていない とか
 ・小売業なのに販促費が低い。ここに革新的ななにかがあるのか とか
を勘定科目を手掛かりにかなり想像することができ
投資判断ができるというわけです。

しかも、上場企業はルールで損益計算書というものを開示しないといけません、
損益計算書は、例えば1年間の売上と費用を一枚でまとめた書類です。
キーワード=勘定科目名ですので
想像したことを金額で確かめることができるのです。
これを、『財務会計』といっています。


それで、” ”のなか、例えば飲食業における売上高は
実事業活動では”客数×客単価”でもたらされます。
売上高は、財務会計上で明らかにしないといけないことになっています。
客数、客単価の開示義務はありません。

ただ、経営者はこれらを重要な指標としてモニタリングしています。
また、上場企業の多くが投資家向けに公開しています。
例えば、マクドナルドでいうと
 → 100円マックの投入で、客単価は落ちるけれど客数が増えて
   結果売上が上がれば基本的に○であるし
 → 高めの限定メニューを投入して客単価もあがって
   しかもプロモーションがうまく、話題性から客数も増えると◎
であるといえます。
このように財務会計の要素ではないが
経営上、重要な指標となるものを追跡するのが『管理会計』の部分であり、
ここが上手くいっていなければ、つれて財務会計は赤字になります。
事業の限界か、経営者の無能ということが理解できるのです。


実は簿記なんか知らなくても、中長期投資の場合
投資検討対象を考えるときは
基本利益構造を分解して、今後も有望か考えるわけですが
(デイトレードは、チャートから明日の値段を考える)
勘定科目とその意味する対象を知っていると
より直感的に「ピンとくる」というわけです。

もっとも、このような観点を概念として知っていれば
勘定科目が日本語で書いてあるので
その字義から、結構なことを推し量ることができます。

簿記は、仕訳の仕方から入ると、きっととっつきにくいですが
損益計算書を読み解いてみるから始めると面白いかと思います。

2017年9月23日土曜日

コラム:保険会社??


あまり書くと身元が割れそうなのと
守秘義務契約なんて結んでませんが
以下は憶測もあり、先方の名誉もあるとおもうので
具体名は出しませんが、

かねて申し上げているとおり
私は副業で貧乏サラリーマンをしております。
(本業は似非ファンドマネージャー)
そのサラリーマンとしての勤め先の代表電話に
保険会社から、私を名指しした電話がかかってきています
ということで転送を受けました。

代表電話にあてずっぽうの名字を言って
保険の勧誘をかけてくるとは、「ふてえこと」するなあと思いましたが
それでも、体よく裁いてやろうと思っていました。

しかし、要件は「ヘッドハンティング」だといわれて
「ふてえこと」を通り越し「呆れた」も通り越し興が乗って
「じゃあ、会うだけ会いましょうか」ということにしました。
(私は我ながら律儀なので、勤務日時とは切り離しました)

ただ、帰り道にいろいろスマホで
先方さんの基礎情報、IR、諸々ネット情報を見た結果
特に私の本業である似非ファンドマネージャーの観点からも
「これは、相容れない話だなあ…」と感じております。

===

【1.基本情報 先方ビジネスモデルの認識】

保険業界の全体的な潮流としては、
旧来型の保険外交員の人件費を
カットしたものがトレンドというように理解しております。
一方で
個々のブランドの特色は詳しく承知しておりませんでした。

先方さんを変えり道に、ちょっと調べた結果
真逆で訪問直販提案型であると認識しました。
(いやあ、お名前からはIT系でネット販売かとてっきり…
 …世間知らずでした)

テレビCMやネットで集客見込み発掘というのが主体の場合、
営業担当は基本案件は潤沢で
知識やクロージング能力を磨くことと思いますが

先方は情報を総合する限り、見込みも足で稼ぐスタイルで
ものすごく歩合給与の色合いが濃厚でようです。
結果、特に駆け出しは身内や交友関係から
契約獲得を目指すことなるようです。

ある意味、ヘッドハンティングはその周囲の
顧客を芋づる式に獲得する手段という意図も感じられます。


【2.先方の商品への感想】

先方の商品ラインアップをざっと見ましたが
営業スタイルに照らすと(をペイすることを想像すると)
これらを顧客毎にアクティブに組み合わせ、
高付加販売をする商品と認識しました。

私は、基本的には
 → 米国ETFであるVT(全世界株式へのインデックス投資)
 → 国債変動10年
を半々くらいストロングホールドしていれば
インフレにも経済成長にも低コストで追従できると考えています。

その意味で、アクティブファンドには懐疑的であるのと
類似の理由で、例えば、元本保証をうたう
長期の学資保険にも極めて懐疑的です。
契約時の額面と利回りが確約されていることは
一見安心に見えますが
社会情勢がインフレになったときは事実上、元本割れです。

したがって、保険を買うお金があれば
VTと国債10年を買うほうがよっぽど低コストだし
正味のリターンも期待できる。
というのが、おそらくインデックス投資家の多くが
概ね賛同する意見だと思います。


【3.まとめると…】

自分の営業力はよく分かりませんが、
 → 私が心から同意できない商品を
   (注:悪い商品とは言っていません)
 → 一族郎党やプライベートの関係者に売りつける
という図式になると認識しました。
そして、
 ⇒ 私は到底そこまでビジネスに徹しきれないだろう
という結論に至りました。

もちろん、販売に携わっている方の多くは
 → 自分が信じられる良い商品
 → 自身の提案フォローで良さを倍加し、適正価格で販売している
との認識だと思います。そこはまったく否定しません。
価値とは、受け止める人間の主観で決まるものです。


【4.付記】

もし、本当に自分が顧客メリットがあると確信できるものを
不特定多数の多くの方に知らしめて
購入いただくというビジネスに参画してほしい
ということだったら、触手は動くかもしれません。
(その結果、世の中で大人気で
 身内から欲しいといわれれば、それはよろこんで仲介します)

もしくは、同社でも商品企画として来てほしいということなら、飛び付くかも知れませんが。(超自惚れです)
しかし、私の存在なんざどこで見つけてきたのやら…

2017年9月16日土曜日

コラム:EV


コラムというほどでもありませんが…
以下の論点の記事をあまり見かけないので
こっそり私の意見を書いておきます。
(当たり前すぎて誰も書いてないのかもしれない
 それ以前にだれもこんな泡沫ブログ見てないけども…)

自動車について
 欧州
 インド
 中国
で国策としてEV推奨の流れとなっています。

さて、EVについて「全然エコじゃない」という
反論を時々見かけます。
いわく、自動車は排出ガスを出さなくなるが
電気を作っている発電所はガスを排出する。
発電所から自動車への充電までのロスを加味すると
トータルでの排出ガスは多くなるというものです。

単純計算上はそうなのかもしれませんが
これについて、私は「違うなあ」と思っております。


どういうことかというと、
現状は排ガスの発生源である自動車が
何千台何億台という形で拡散して走り回っている状況です。
それを統御するのは到底できないわけです。

一方で、発電所も世界でいっても数万程度のようです。
国単位では、数百機になるでしょう。
http://www.meti.go.jp/committee/kenkyukai/energy_environment/jisedai_karyoku/pdf/005_02_00.pdf
そして、それらは基本的に、動き回ったりしません。
この程度なら、各国がそれぞれ統御できるわけです。

ということは
各国は、発電所に対して、二酸化炭素回収技術など
を追求すればよい形となります。
 例:三菱重工の技術紹介
 http://www.mhi.co.jp/discover/earth/learn/ccs.html
これはかなり現実的な話のように思います。

少し違うかもしれませんが
IT業界おけるクラウド化というのは
ソフトウエアを拡散して
windowsのバージョンアップやバグ、法改正が発生したとき
手に負えないという状況の解決手段でもあるのです。
配信元を直せば、数万の利用者への提供が全部直るのです。


そういったわけで、私はEV化の潮流は
避けえない流れだと思います。

各国はEVを推し進めべく政策支援を行い
それを商機とする企業がたくさん参入して
現状のEVの課題として指摘されている
充電インフラの不足といった社会的なことも
充電時間や航続距離といった技術上のものも
現在各社が想定している時期より、
かなり前倒しで実現するだろうと考えています。

2017年9月13日水曜日

第34回:不動産投資


近頃会社にいると、電話にたまたまでた
個人向けと称する不動産投資関係のセールスの
電話をよく取ります。
昔からありますが、現在の低金利環境から
最近はとみに多いと思います。まず
かけてくる会社を間違っているんじゃないかと思っています。
(私が騙されていなければ、皆、私と同じ貧乏サラリーマンです)

それで、就業時間中に会社の電話ですから
本来のお客様からの電話もあります。
まともに取り合わず速やかに電話を切っておりますが
正味の私の意向としても、
不動産投資には以下の理由から触手が動きません。


【1.天災人災リスク】

日本というのは、地震火事雷オヤジというように
不動産の価値を減じるリスクばかりです。
 地震はくるわ、
 基本木造で燃えるわ、
 ゲリラ雷雨で水没するわ、
 隣人に危ないおじさんが越してくるとか
 そのうえ、ミサイルは飛んできそうだとか
到底買う気になりません。


【2.高齢化と人口減少】

価格は旺盛な需要に対応したほどよい供給で保たれます。
今日の日本では、空き家問題が言われています。

いまのところは古い空き家と、新築築浅物件は
別もので済んでいるかもしれませんが
景気循環として次回の不況時には新築・築浅・中古関係なく
供給過剰という本質から
強烈な価格下落に見舞われると思います。


【3.日本の住宅評価基準】

欧州では新築購入後の適切な改修の積み重ねが
中古になっても、新築以上の値付けをもたらす
そうですが、
わが国は制度としてそのようになっていません。

税法上は戸建てでは20年で価値がゼロです。
鉄筋マンションでは40年は価値があるそうですが
現実問題として、築40年のマンションでは
建物全体としての大幅改修や建て替えの原資ねん出が
問題になるわけです。


【4.私の結論】

現在中国人の皆様などから
日本の不動産は大変引き合いが強く
目先はそれなりに堅調かもしれませんが
地政学の不安定さや、大規模天災などをきっかけに
人気が急激に剥落する可能性があります。

たぶん地政学や天災要因では円高になりますから
人気剥落に円高が相乗して
不動産人気の下落に拍車がかかるでしょう。

それで不動産を現物で持っている場合
人気減退時に買い手がつかず
投げ売りすらできない可能性があります。

よって、目下の不動産動向に乗るなら
最新の不動産を、経営として手掛けている
上場企業の株か、リートを購入するのがいいとおもいます。

それでいて、10年超の長期投資を考えるならば
人口減少にともなう需要減退リスクが
ともかくも危険に感じられるわけです。

以上から、
自宅は持ち家にどうしてもこだわるというのはともかくとして
投資目的で不動産を手掛けるのは、
極めて危険だろうと考えています。


【※ご参考】

以前似た主旨で書いた私は賃貸派という記事です。
http://maddogdow.blog.jp/archives/46238489.html
j-reitについて
短期的には、割といい水準になっていると思ったりします。

2017年9月9日土曜日

第33回:逆指値注文


米国動向や北朝鮮動向で
最近の相場は乱気流に突入の感があります。

それで、過去の急落とその回復は
過去のチャートを見ると「レ」の字型に見えます。
墜ちるときはほとんど急転直下です。
そして、疑心暗鬼のなかじりじりと
平均回帰していくのが、
ほとんど普遍的な傾向のように思います。


そうであるならば、急落の危機が強く予想されるとき
中期保有のつもりで持っている利がいっぱい乗っている銘柄
例えば1000株持っているならば、
もし本当に急落してしまったら
900株を思い切って一挙に利益確定。

その後、どこが底になるかわからないけれど
週次で100株づつ時間分散して買い戻すのが
賢いと考えています。


それで、この急落を感知して自動的に売りを発動できるのが
逆指値注文で、大手ネット証券はほぼほぼ対応しています。
「もし、ある値段を下回ったら、成行でとにかく売ってくれ!」
ということができるのです。

現在、私は乱気流相場であることを踏まえ、
いくつか逆指値注文を仕掛けています。
その際、「ある値段」をどこに置くかということですが
私はテクニカルはほとんどわからないので
私は例えば過去6カ月のローソクの下値を線でつなげて
「この線を守れなかったら真っ逆さまのような気がする」
というように、結構テキトーなところを基準にはしています。


ひどく具体的な例を挙げると
私は正栄食品を800円台で買ってホールドしております。
東証一部指定替えの追い風もあり現在5000円。
日経平均のPERが15倍を下回る中
乾物とはいえ在庫リスクビジネスである食品製造に
PER30倍というのは行き過ぎかなと思っていて

4500円を守れなかったら
いったんはファンダメンタル関係なく
真っ逆さまかなとか、そんな感じです。


しかし…
私は相当惚れ込んで個別銘柄は買っているので
どこかで「売り約定されたくない」という思いがあって
ついついその線より下で「ある値段」を仕掛けてしまうのです。
正栄食品は4200円くらいで仕掛けています。

そんな感じなのですが、
最近約定してしまった銘柄がいくつかあります。
ひどく切ないような、ホッとしたような
なかなか複雑な心境です。

そして、いまは惚れていたその銘柄を
早く買い戻したいという衝動に駆られるのです。
これをぐっとこらえ
極力感情を捨て、機械的に買い戻していく
セルフコントロールが試されています。

相場は欲望と恐怖のゲームといわれますが
愛情に未練まで加わってなかなか大変なのです。

2017年9月2日土曜日

201708_月次レポート


【概況】

元本保全性(元本成長率)
 170.8%(前月比+2.4P)
当ブログにおける元本保全性は、月末時点の総資産評価額(円建て)を証券会社への純入金累計額(出金は相殺。売却益、配当等の再投資額は含まない。円建て)で割ることで算出しています。

配当等収益額(税抜、手取りベース)
 9,493円
月中に生じた、配当金、分配金、貸株金利受取等の税抜後の受取総額(円建て)となります。なお、期間中に発生した売却益は含まれません。

--ご参考--

ドル円レート
 前月末110.25円 → 今月末 109.9円
世界株式ETF(VT)
 前月末69.62米ドル(円換算7,675.6円)
  → 今月末69.61米ドル(同7,650.1円)
日経平均
 前月末19,925.18円  → 今月末19,646.24円


【月中の運用経過】

金融市場はトランプ及び
vs北朝鮮動向に振らされる展開となっています。
また、米国景況感、FRB動向の様子見ムードとなっています。

このような環境のもと、当ファンドでは
北朝鮮から遠い、南米、アフリカ、欧州の
パッシブETFを買い増し
月末の集計において
世界株、日本株に対し逆行高となりました。


【来月の運用方針】

北朝鮮がなにか仕掛けた際の
ネガティブ反応を拾いたく
8月につけた最安値を指値に
 → 1386 UBSETF欧州株
 → 1399 上場高配当低ボラ
 → 1555 上場豪州リート
 → 1566 上場新興国債券
を拾いたく考えています。

万一これを大幅に突き抜けて下落する局面があるとすれば
…ちょっと生命が危ぶまれる事態が起きている
のかもしれません。

平和あってのものだね と思う次第です。

2017年8月24日木曜日

20170824臨時レポート_北朝鮮地政学リスク


米国政治が混迷するなかでそれの払しょくを
戦争に求めるかにも見れるトランプ大統領と
北朝鮮の恫喝合戦がエスカレート。
強く地政学リスクが意識され、
ここのところ日経平均は軟調に推移しています。

考えうるシナリオを列挙すると
1.結局、なんとなくフェードアウトする
2.米国が斬首作戦を皮切りに北朝鮮の鎮圧を短期間に成功
3.鎮圧にやや手間取り、日本にも軽微な被害が発生
4.早期鎮圧に失敗。日本の原発などが攻撃され、甚大未曽有の被害が発生
という形が考えられます。

それで、私の対応としては現在
・なんだかんだで堅調なヨーロッパ
・南米とアフリカ
のパッシブETFを買い増しています。

見立てとしては、まずなんだかんだで
1の結果に落ち着けば
もともと世界経済復調基調で緩やかに上昇していたので
その基調に回帰するだろうということです。

次に
3の結果になった場合、日本株は低迷が長期化する
可能性がありますが、物理的に遠いこれらの地域は
冷静を取り戻し、比較的早く回復するだろうと思います。

なお、
2の場合は、1から3の中間くらいなイメージです。

万一
4の結果になった場合
これは投資資金以前に生命の心配をしたほうがよいですが
「有事の円買いを超えて、超有事の円売り」になっていると思います。
生き延びることができた場合を考えると、
少なくとも、日本円で単一銀行に貯金しかない
という状況よりは、自分の財産を守れそうな気がします。


さて、短期的には以上の見立てをしているのですが
中期的には2~4が起こると
米中の緩衝地帯としての北朝鮮がなくなります。
その場合の情勢はもっと底知れず
日本はかつてない不安定な状況になるでしょう。

いま日経平均を買うというのは
1のみの可能性に張り込んでの
リバウンド狙いという気がして、ちょっと気が引けます。

2017年8月23日水曜日

貧乏お父さんのおすすめスポット>羽田空港(新整備場)

子供に飛行機を見せようと思いました。
それで、貧乏お父さん的回遊方法を披露したいと思います。


【1.新整備場】

モノレールの羽田空港内の駅で
国際線ビル駅と国内線ビル駅の間にあって
各駅停車しか止まりません。

平日のみ、「ブルーコーナー UC店」
https://tabelog.com/tokyo/A1315/A131504/13135968/
というレストランが営業していて
駐機場から移動する飛行機を超至近距離でみることができます。

しかも、羽田空港の食い物はそうじて高いのですが
ここはランチで800円程度と、このエリアとしては
非常に安く食すことができます。

(店内から撮影。肉眼ではもっと大きく見える)


【2.東京モノレール】

「観る」ことが目的なら各駅停車が狙い目です。
羽田空港に降り立った人々は当然快速を使います。
よって、国内線ビル駅から新整備場駅にやって来る
各駅停車はガラガラです。
それで、運転席真後ろの席が狙えます。

東京モノレールは、乗ったことのある人ならわかるのですが
座席が凸上に配置されており


運転席の真後ろ(逆に最後部車両の一番後ろの席)
はこんな風になっています。


前面もさることながら、高い位置で一本のレール
(モノレール)で走っており、
空港や埋め立て島、海の左右の眺望も素晴らしいです。



【備考.京浜島つばさ公園】

飛行機の離陸が大迫力で見れる公園です。
が、最初の1機目2機目こそ「おお!」と思うものの
逆にそれだけしかなく見飽きてしまったというのが正直な感想です。

たぶん、よっぽど好きな人の場合は
・あれは何航空会社だ!
・あれは何型だ!
とか面白いのでしょうが

ただのおっさんと小さな子供には
日中時間帯はバスが30~60分に一本しかないし
コンビニもないしで、
もう一度足を伸ばそうという気は起りません。

なお、酒を飲まないお父さんなら
車で行ってバーベキューは楽しいかもしれません。


公園より空港を望む。
やはり肉眼だと、空港も飛行機も迫力はあり。

2017年8月19日土曜日

00371_北控水務集団有限公司(ベイジン・エンタープライジズ・ウォーター)


かねてからストロングホールドしております。
http://maddogdow.blog.jp/archives/43968174.html
基本的見解は往時から変えていません。
2015年のチャイナショックにもストロングホールド
中国はこれから量から質に転換していくに違いない。
バスクリンカラーの水質は人命にかかわるので
国是として成長する分野だと確信していたためです。

例えば上海総合指数は
2015年の暴落直前は5000P、最近は3300P弱で推移していますが
https://www.rakuten-sec.co.jp/web/market/data/ssce.html

同社は、2015年春のチャイナショック直前の高値を
すでに射程に捉えつつあります。
https://www.rakuten-sec.co.jp/web/market/search/china_search/quote.html?ric=0371.HK
この間の実業の増収増益基調も申し分ありません。

同社の今後に引き続き強く期待しています。

2017年8月16日水曜日

3857_ラック


貸株設定を放置してしまって
株主として認知されませんでした。
事情から、株主総会の案内も
その後の報告書類も届きませんでした。

それで、同社webサイトを見に行ったところ
社長交代でかなり雰囲気が一変している感じがします。
https://www.lac.co.jp/
旧サイトを確認いただくすべはないと思うのですが
webサイトのテイストもがらりと変わっています。

そして、中期経営計画が見直されていました。
https://www.lac.co.jp/corporate/identity/midtermstrategy.html

まずJASDAQから東証一部の指定替え目標が
当面取り下げられていました。
私は、直近の指定替え、インデックス投資資金流入による
株価のベースアップをシンプルに期待していましたので
ここは、まずは素直にがっかりしました。

ただ、修正前中計については
市場からはM&Aありきの売上目標だと捉えられていたり、
やや無理やりな株価つり上げ感もあったように思います。

非常に人材重視の姿勢
そのためなら利益や株価を追わないという姿勢へ
いよいよ本腰を据えた感があります。
中長期でこれが奏功するかどうかは
実際見ていかないとわからないわけですが
いまのところは、西本新社長を信じ期待しつつ
twitterをフォローしたりしてみたという次第です。

2017年8月12日土曜日

TTM_タタ・モーターズ(Tata Motors Limited)


次世代自動車は自動運転×EVに傾きつつあります。

携帯電話の世界では、日本はガラケーに固執している間に
あっというまに米国アップル発のスマホが
グローバルスタンダードになって
テレビその他は新興国に浸食され
日本の家電メーカは凋落しました。

車の世界でも、ハイブリッドだ水素だとぐだぐだやっている間に
あっというまに米国テスラ発のEV自動車が
グローバルスタンダードになるのでしょう。
日本から自動車を取ったら、なにもないとはいいませんが
肉のないカレーのような国になる気がします。


さて、TSLA_テスラは現在最初の宝くじの時期は終わり
それでいて現在もボラティリティは高い値動きですが
10年後の夢を買うと意味でまだ買ってもいい値段のような気がします。

ですが、それじゃあちょっと面白くないので
ダークホースはどこだろうと考えた結果が
インドのタタというわけです。


【理由】

実力不明だからダークホースというわけで
それ以上もそれ以下でもないのですが

EVという新しい技術を取り入れ、生み出していくための人材が
母国インドから潤沢に若く高学歴の頭脳が輩出され、
同社に流入するということです。

また、同国はITに強いです。
同社グループに「タタ・コンサルタンシー・サービシズ」があります
自社グループ内で、自動車もITも世界的であるということが
EV×自動運転という時代に非常にマッチしているように思います。

インドが世界に先行して2030年までに
国内販売される自動車をすべてEVにといっているそうです。
13億の人口に、国民所得、自動車普及率はものすごい伸びしろがあって
それがみんなガソリン車に乗っていたら
吸えない空気になってしまうでしょう。
タタは同国の基本的な内需と国策に強く支えられると考えます。

それでイギリスは2040年までに
ガソリン車廃止といっているそうですが
タタは、ジャガーランドローバーを傘下としています。
先行してインドで→その後ヨーロッパへ横展開
に期待してしまうというわけです。

同社の取組に、強く期待しています。

2017年8月9日水曜日

【ふるさと納税】宮崎県高鍋町


換金性の高いお礼の品などが問題になったなど
立場によってふるさと納税の捉え方は違います。
私は純然たる「貧乏サラリーマン」の立場から
基本お得感からふるさと納税を
フル活用しておりますが

宮崎県高鍋町の心意気に惚れました。

私は時々書いておりますが
ふるさと納税はお米に決めております。
有名産地だと1万円納税=米5kgなんてレートですが
そうじゃないところだと1万円納税=米15kgがもらえます。
では、後者が不味いかといえば決してそんなことはありません。
ふるさと納税で不味いのを送ったら
その自治体の沽券に関わります。

私は各地へ納税しておりますが
東北から届いたものも、西日本から届いたものも
総じてとても美味しいです。


それで、ふるさと納税をした場合
後の確定申告を簡略化するには
ふるさと納税先自治体に申請書とかマイナンバーとか
諸々送らないといけないのです。

もともと財源が乏しい自治体同士が
ふるさと納税で競いあっているので
・その送付用書式はPDFで届いて
 自分でプリンターで印刷しないといけなかったり
・送付用封筒も街で買って切手を貼って
 送ってください。
といっている自治体が多いのですが

宮崎県高鍋町は
申請用書式と、送付用封筒(切手不要)を
懇切丁寧に送ってきていただきました。
率直に、好感度100点です。


冒頭書いたように
なんのためのふるさと納税かという立場で捉え方は
異なりますが、
高額返礼品が自粛される中
ふるさと納税もある面
「リピータ獲得」の領域に入ってきたと思います。

もっというと
難しいことを抜きにごく人間的な感覚として
こういった丁寧な対応をする町は
きっと住民にも旅行者にも
親切な土地に違いないと感じさせられます。

影ながら応援したく、バナーを張っておきます。


2017年8月5日土曜日

201707_月次レポート


【概況】

元本保全性(元本成長率)
 168.4%(前月比+5.7P)
当ブログにおける元本保全性は、月末時点の総資産評価額(円建て)を証券会社への純入金累計額(出金は相殺。売却益、配当等の再投資額は含まない。円建て)で割ることで算出しています。

配当等収益額(税抜、手取りベース)
 24,730円
月中に生じた、配当金、分配金、貸株金利受取等の税抜後の受取総額(円建て)となります。なお、期間中に発生した売却益は含まれません。

--ご参考--

ドル円レート
 前月末110.8円 → 今月末 110.25円
世界株式ETF(VT)
 前月末67.53米ドル(円換算7,590.4円)
  → 今月末69.62米ドル(同7,675.6円)
日経平均
 前月末20,033.43円  → 今月末19,925.18円


【月中の運用経過】

グローバルでは欧州株式市場が牽引したと認識しています。
本邦株式市場は安倍政権不安から上値が重い展開になりました。

このような環境のもと当ファンドの元本保全性は
幸い大幅なプラスとなりました。

要因としては、
当ファンドの主力である新興国株式ETFの堅調と
保有個別日本株式の堅調が重なったことによります。


【来月の運用方針】

基本的に新興国買いを堅持しますが
特に本邦においてお盆休み要因などによる
夏枯れでの大きな下げがあれば
国内個別株含め購入検討します。

2017年7月29日土曜日

貧乏お父さんのおすすめスポット>東武博物館

子供を
・地下鉄博物館(最寄り:東京メトロ 東西線葛西駅)
 http://www.chikahaku.jp/
・京王れーるランド(最寄り:京王線 多摩動物公園駅)
 http://www.keio-rail-land.jp/
にも連れて行きましたが
東武博物館が一番のように思います。(最寄り:東武線 東向島駅)
http://www.tobu.co.jp/museum/

なお鉄道博物館の大本山たる(?)
大宮は私にとっては少し遠く、
まだ連れていったことがありません。

以下、東武博物館のおすすめポイントです。

===

1.コスパ

入館200円、子供4歳以上100円の入場料にて
運転シミュレータなどの多くが別料金設定ではありません。
・京王は、ここが別料金
・地下鉄は、施設自体の規模がここより小さい
というのが、コスパをよいとする理由です。


2.空いている

近くに東京、そして東武が誇るランドマーク「東京スカイツリー」があるのと
基本各駅停車しか最寄りの東向島駅に止まらないせいか
3連休にいっても、運転シミュレータがすぐに体験できました。


3.展示も面白い

運転シミュレータも面白いですが
線路と電車の台車がかぶりつきで見れる覗き窓など
素直に面白いと思います。


ご参考:写真スナップ集






2017年7月22日土曜日

6929_日本セラミック


ここのところ、非常に堅調な値動きです。
私の見立てについてコメントしておきます。


【短期 条件付き強気】

円安進行の場合にさらに上昇余地があると思います


【中期 中立】

日経平均全体がいま高いと感じています。
これが下がると同社も下がります。
しかし、個別物色のなかで、
同社は底難く、現在の水準感に回帰できると思います。

同社の主力製品である
赤外線センサー、超音波センサーについて
自動運転関連とは従前から認知されていたと思いますが
ドローンへの同社製品応用用途などを
市場の期待が正しく織り込みつつあり
またそれは実需としても固いと思っているからです。

両センサーの世界シェアはトップということで
競合への技術優位を感じます。
営業利益率10%超という数字からも感じ取れます。