2023年3月10日金曜日

端株隠れ優待についての『本音』

いつものようにtwitterで端株隠れ優待情報を検索していたら、こんな呟きをみかけました。思わずRTしようと思ったのですが、絡まれたら怖いので、ここにこっそりスクショを貼っておきます。

…はい。私のことです。

ついては、ここにひっそり本音を書いておこうと思います。というのは「その通り!」と思っている部分も、実は多分にあるためです。


なぜ呟きはじめたか?


このブログのアクセスアップ、DSP広告収入アップのためです。もっと正確に言うと実験です。

私のメインの投資手法は「ちょっと狂ったほどの配分の新興国傾斜逆張り投資」で、もう10年近くやっており、まずまずの成績ではあるものの、ブログは閑古鳥でした。
それで、端株優待情報はより分かりやすいテーマで、ニーズもありそうなので、やってみたらどれくらいアクセスがあるのだろうと興味がありました。
同時期に、googleアドセンスが広告の自動化を提案してきていたので、onにしたらどうなるんだろうという感心がありました。それで、どうなるんだろうとおもってやってみたということです。

結果、アクセスが増えて、一方で我がブログページは広告まみれとなり、1ヶ月で1000円くらい広告収益計上されました。
もっとも、この金額程度は、狂った国際分散投資から得ている収益に比較してほとんど端数のレベルです。


なぜ続けているか? ~ 端株隠れ優待への本音


株主投資は、敷居が高いと思います。端株優待情報を拡散して、市場参加者を増やすのはいいことだと思っています。
その結果として、端株優待がなくなってしまっても、実はいいと思っています。それは、端株優待というサポートがなくても、十分に市場参加者がいる世界になったということだと思います。
私は多くの端株隠れ優待を眺めていますが、どう考えても資本効率が悪いとしか思えないものも結構多いです。一方で、効果的な企業イメージアップや販促に繋がっているものも、確かにあるという感想を持っています。

twitterなどで情報が広まって、投資のすそ野が広がると同時に端株優待が淘汰され、前者の端株優待はなくなるんだけど資本効率が高まり端株とはいえ株価が上がり、
後者のような、費用対効果が高いものが残って、それはやっぱり、需給によって株価が上がっればいいなというのが私の見解です。


議決権行使Quoカード御礼への見解


なお、議決権行使Quoカード御礼は、主にボロ株企業における経営陣の保身ということだと理解しており、私もあまり好感は持っておりません。その情報が拡散することで、需給で多少株価が上がって、経営陣の首が繋がっている期間が、やっぱりだらだらと伸びるんだろうなあと…
こういう構図かと思うので、議決権行使にはボロとはいえ単元単位の株数が必要で、紙くずになってしまうリスクも高いので、そこまで株主は増えず、結果、Quoカードはしぶとく生き残るんじゃないかと思われます。だから、あんまり好きじゃないのですが。