2022年2月5日土曜日

第55回:鉄道王に俺はなる!(※端株で)



はじめに

当ファンドでは新型コロナデルタ株蔓延、オリンピック無観客に沈んだ2021年夏に、SBIネオモバ証券を開設し、大量の端株を取得しました。

2021年末に、購入各社から中間報告書が届き、それに内包されていた端株隠れ優待についてはすでにご報告の通りです。感想としては、鉄道株は自社沿線にレジャー施設やショッピング施設を展開しており、含有可能性が高いと思われました。

そして、現在、新たに発生したオミクロン株は、引き続き鉄道株の株価を全般に下押ししているように判断しました。そこで、今回鉄道関連株のすべてを端株でコンプリートすることすることにしました。

子供が大変鉄道好きなのも理由の一つで、彼にとって、中間報告書の一冊一冊が下手な本よりずっと面白いらしいというのも理由の一つです。確かに、「桃太郎電鉄」というゲームがありますが、鉄道王になれた気分を味わえます。


投資判断

とはいったものの、端株なので、さほど真剣に考えておりませんが…

まず短期的に、各社概ね共通して、過去水準に照らして新型コロナによる暴落状況でずっとバーゲンセールです。

次に中期ですが、各社若干差はあるものの、インバウンドが再開した場合に、比較的早期に恩恵が及び反騰を期待できると思います。

最期に長期ですが、人口減という絶対的にネガティブな背景はありますが、それは急に訪れるわけではなく徐々に進行します。極端な話、歩調をそろえて規模を縮小均衡すれば、利益は確保できます。

日本においては不動産価値は駅からの距離が重視されます。その駅そのものを有しているのが鉄道会社であって、その価値観を変容させてしまうようなモビリティーの大変革が起きない限り、大手鉄道株は引き続き魅力があると思います。

天災リスクとして、例えば地震が起きた際に、その地域の鉄道会社は急落しますが、のちにほとんどが立ち直っていることを考えると、その際はピンポイントでナンピンすれば後日報われるかもしれません。


参考

以下の表は上場してしる鉄道各社の、2022年2月4日時点の株価とPBRをまとめたものです。あわせて私が2021年に受け取った端株隠れ優待についても記入しておきました。
網掛けの意味は下記の通りです
  • 青は、2021年に取得済で、年末までに端株隠れ優待を確認できたもの
  • 白は、2021年に取得済で、年末までに端株隠れ優待を確認できなかったもの
  • 黄は、2022年2月に、当ファンドが新たに取得するもの