ダウの負け犬戦略を、地域別には新興国を含むグローバルに、アセットクラスも株式に加え、債券、リート等を含め拡大解釈して適用したのが「ダウの狂犬」戦略の概要です。このブログでは、当戦略の内容と成果について公開しております(似非ファンドマネージャ 宇野 狂)
2017年10月7日土曜日
GULF_ウィズダムツリー ミドル・イースト・ディビデンド・ファンド
当ブログでは、個別銘柄とETFを取り上げる際
私としての中期見通しを
強気・中立・弱気・塩漬け
として書いてます。
(注:筆者の個人的見解であり、
いかなる保証をするものではありません)
それで、経営や投資で中期といった場合は
概ね3年という時間軸と思います。
ということは、2年経過時点で、
目論見どおりになっているかいないかで
普通に考えれば、大勢は決しているように思います。
ということで自分自身の2年超前の見解と
現実にどうなったか結果を確認し(怖い)、
そして、また懲りずに中期見通しを書いて
見解を更新しようと思います。
(注:繰り返しになりますが
筆者の個人的見解であり、
いかなる保証をするものではありません)
それでは、このブログを開始した初期の頃、
2年ちょっと前に言及した
GULF_ウィズダムツリー ミドル・イースト・ディビデンド・ファンド
http://maddogdow.blog.jp/archives/39485517.html
について書いてみたいと思います。
===
【結果概要】
2015年8月 当時の価格
・GULF … $18前後
・VT(世界株式ETF) … $56前後
・私の当時の中期見通し判断 … 中立
2017年9月 最近の価格
・GULF … $17.5前後
・VT(世界株式ETF) … $71前後
【自己評価…通知表D】
2014年期に原油価格が米国シェール革命の顕在化
で真っ逆さまに下落も2015年8月期には底打ちの兆しを感じ
また、イスラム国情勢も沈静化しつつあると感じ
中立を予想した。
結果は
価格は横ばいでその点では予想通りであるが
世界株平均(VT)をマーケット全体の上昇ととらえると
それとの比較で著しく劣後したパフォーマンスとなった。
【中期見通…弱気】
基本的には、原油価格動向だと思います。
2017年前半は自動車のEV化がトピックス的に
言われ都度ネガティブなように思われますが
一方で世界景気の緩やかな堅調傾向で
実需に支えられているのか
原油価格は底堅く推移しています。
本来EVへの置き換えは数十年スパンのことです。
おそらく中期では、北朝鮮の暴発など
著しい地政学懸念が顕在化しない限りにおいて
ここからは、同地域には概ね世界株に追従したような
底堅い値動きを期待します。
ただ、同ETFの個別要因として
低流動性の問題が相変わらずであり、
当時から分かっていましたが
買いたいときに買えないなどを経験し
いい加減、うんざりしました。
同ETFの中期見通しを「弱気」見通しにて更新します。
実はまだサウジアラムコ上場が契機で
なんとかならないかと密かに期待していたりしますが
http://maddogdow.blog.jp/archives/64604795.html
それはあくまで密かな期待です。
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