2019年9月28日土曜日

コラム:シダキュアによる花粉症治療~投薬開始までの流れと費用感


シダキュアによる花粉症治療とは?

twitterでつぶやいている通り、私は花粉症が酷いのです。
それで、ついに今年シダキュアによる
舌下減感作療法を始めました。
この治療法は、ざっくりいうと微量のスギ花粉を毎日採り続け、
「スギ花粉は敵ではない」と自身の免疫システムに思い込ませる治療法です。
2年から3年継続する必要があるそうです。

この記事では、私の発症経緯や、
シダキュアの使い始めから数ヶ月の体験や費用感などを
書き留めておきたいと思います。
また、今後、症状が改善したか変わらなかった等も
報告していこうと思っています。
ご参考いただければ幸いです。

私はどんな症状か?

28歳の、3月のある日のことです。
曇っていて、風が強かった気がします。
当時私は、町工場のようなところへ
ルートセールスで回るような仕事をしていました。
急に、とてつもない目のかゆみに襲われたのです。
数日たっても収まらず病院に行き
花粉症と診断されました。
「これが花粉症なのか」と、そう思いました。

そして翌年以降、シーズンになると鼻にも症状がでて
しかも微熱まで出るようになりました。
特にここ数年は
クラリチンやアレグラ、ザイザルのヘビーローテーション
をするのですが目がかゆい。
というより何かが突き刺さるように痛い。
よくないと、わかっちゃいるけど目を掻きむしり
毎年シーズンが終わるとただれたまぶたを
数週間かけて塗り薬でなおすといったような感じでした。

診断

ということで、ついに決心し今年から
シダキュアによる舌下減感作療法を始めました。

まず医者に行くと問診がありました。
そこで症状をお伝えした結果
アレルギー診断の血液検査が健康保険適用(私は3割負担)になりました。
それに血を取った初日と、結果を聞く診断が加わって
診断にかかった期間は2回、1.5週間程度です。
診断に掛かる費用は概ね15,000円くらいでした。

診断結果はものの見事にスギ花粉症でした。
ヒノキにも反応がありましたが、
症状が発現するほどのレベルではないとのこと。

なお。同検査では牛乳やダニ、そばや甲殻類といった
ものに対するアレルギーの状況も明らかにしてくれます。

初の投薬

結果が出た当日、投薬指導を受けました。
ポイントは

  • 舌の裏に1分間保持し、その後唾液とともに飲み込むこと
  • その後、5分間は水、食事を採らないこと
  • その後、2時間は激しい運動と飲酒はしないこと
  • また、その2時間は顔見知りがいる場所で過ごすこと(副作用対策)
です。
はじめて飲んだシダキュア2000は
舌がピリピリしました。
アレルゲンを飲むってこういうことなんだなと思いました。

また、投薬指導当日はアナフィラキシーショックの
発現有無を確認するため30分程度拘束されます。
アナフィラキシーショックが出なくても
花粉症の症状がでて耐えられない場合は
クラリチンやアレグラも飲むことになるそうです。

1週間はシダキュア2000

その後1週間はシダキュア2000を飲み続けます。
私の副作用は、薬をつかってから数時間喉が不快になるのと
耳の穴が痒くなるという症状でした。
舌のピリピリは、慣れたらしくすぐに感じなくなりました

また、この1週間で自分の生活サイクルの中で
毎日いつ服用するかが決まりました。
私の場合は朝一になりました。

このシダキュア2000 1週間分の処方調剤費用は
概ね1,000円くらいです。

2週間以降はシダキュア5000

2000や5000は、アレルゲンの含有量です。
単位はJAUというそうです。
2000で慣らして、5000で本格開始ということだと思います。

私の場合は、2000時代含め1ヶ月半は

薬をつかってから数時間喉が不快になるのと
耳の穴が痒くなるという症状がありましたが
その後はそれもほぼ気にならないくらいになりました。

なお、5000の処方は
月あたり、医者の診断500円+薬代1,500円くらいです
毎月2,000円くらいかかるといった感じです。

それから3ヶ月

この記事を書いているのは、投薬を始めてから3ヶ月後くらいです。
副作用も気にならないので、2ヶ月分処方してもらったので
月あたりの費用も500円程度安くなりました。

起きてすぐ服用するのが習慣になったので
続けるのが苦になっているというこtもありません。
いまは、ちょっとだけ来年の春が楽しみです。
どれくらい症状が緩和されているのかということで