ダウの負け犬戦略を、地域別には新興国を含むグローバルに、アセットクラスも株式に加え、債券、リート等を含め拡大解釈して適用したのが「ダウの狂犬」戦略の概要です。このブログでは、当戦略の内容と成果について公開しております(似非ファンドマネージャ 宇野 狂)
2017年9月16日土曜日
コラム:EV
コラムというほどでもありませんが…
以下の論点の記事をあまり見かけないので
こっそり私の意見を書いておきます。
(当たり前すぎて誰も書いてないのかもしれない
それ以前にだれもこんな泡沫ブログ見てないけども…)
自動車について
欧州
インド
中国
で国策としてEV推奨の流れとなっています。
さて、EVについて「全然エコじゃない」という
反論を時々見かけます。
いわく、自動車は排出ガスを出さなくなるが
電気を作っている発電所はガスを排出する。
発電所から自動車への充電までのロスを加味すると
トータルでの排出ガスは多くなるというものです。
単純計算上はそうなのかもしれませんが
これについて、私は「違うなあ」と思っております。
どういうことかというと、
現状は排ガスの発生源である自動車が
何千台何億台という形で拡散して走り回っている状況です。
それを統御するのは到底できないわけです。
一方で、発電所も世界でいっても数万程度のようです。
国単位では、数百機になるでしょう。
http://www.meti.go.jp/committee/kenkyukai/energy_environment/jisedai_karyoku/pdf/005_02_00.pdf
そして、それらは基本的に、動き回ったりしません。
この程度なら、各国がそれぞれ統御できるわけです。
ということは
各国は、発電所に対して、二酸化炭素回収技術など
を追求すればよい形となります。
例:三菱重工の技術紹介
http://www.mhi.co.jp/discover/earth/learn/ccs.html
これはかなり現実的な話のように思います。
少し違うかもしれませんが
IT業界おけるクラウド化というのは
ソフトウエアを拡散して
windowsのバージョンアップやバグ、法改正が発生したとき
手に負えないという状況の解決手段でもあるのです。
配信元を直せば、数万の利用者への提供が全部直るのです。
そういったわけで、私はEV化の潮流は
避けえない流れだと思います。
各国はEVを推し進めべく政策支援を行い
それを商機とする企業がたくさん参入して
現状のEVの課題として指摘されている
充電インフラの不足といった社会的なことも
充電時間や航続距離といった技術上のものも
現在各社が想定している時期より、
かなり前倒しで実現するだろうと考えています。
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