2022年12月30日金曜日

【端株優待】製造系各社・オールドメディア各社・カレンダー関係のまとめ

はじめに


私は隠れ端株優待があるかも株を片っ端から収集しています。

それで、どれがおすすめかというと、その方がどこに住んでいてどんな趣味嗜好かというところで、一概にこれだというのはありません。
これまで
  • 鉄道関連…各社沿線にお住まいならおすすめ
  • 三菱関連…東京近郊ならおすすめ
  • 小売関連…よく使うお店で使えるものがあればおすすめ
ということで、まとめてきました。


このページでは、その他として
  1. 製造関連
  2. オールドメディア関係
  3. カレンダー関連
で紹介します。
念のためですが、ここでのまとめは「端株優待観点で」ということです。
この記事では、株価についての考慮はしていません。
そして、端株優待も継続が必ず保証されているものではありませんので、その点はお含みおきください。


1.製造関連


製造関連で、かつ、いいかぶアンケートなど抽選のものを除いて、製造関連企業からもらった主な端株優待は以下の通りです。
なお、別の一覧と重複するので、三菱系とカレンダー系も省きました。


2.オールドメディア関係


私は、オールドメディア各社も基本的に端から保有しております。
昔は、スタジオ招待とか、傘下スポーツクラブ割引とかあったようです。フジテレビのお台場はちたま展望台招待が有名でしたが、1株→100株からになってしまい、あまり見るべきものはない印象です。
自分のところの動画ネット配信か、通販に誘客している感じです。



3.カレンダー関係


大きめの会社は、取引先への年末挨拶用などで作ると思います。
それを端株株主の贈呈にも転用しているということでしょうが、配送コストなど踏まえるとなかなか太っ腹のように思います。
例えば、日産コンピュータシステムは例年カレンダーでしたが、2022年はクオカードPAY500円分に切り替えています。

基本的には、株価が安い順に並べて、一人暮らしなら1~2銘柄、家族がいれば必要な部屋分、親戚に配布したければ全部コンプリートすればいんじゃないかと思います。


【端株優待】小売り系は、家電系を中心によく使うお店があればおススメ

はじめに


私は隠れ端株優待があるかも株を片っ端から収集しています。

それで、どれがおすすめかというと、その方がどこに住んでいてどんな趣味嗜好かというところで、一概にこれだというのはありませんが、
もし下記に示す銘柄の中で、よく使われるお店があれば、その会社の端株を買うのはおすすめできる気がします。

念のためですが、このおすすめというのは、「端株優待観点で」ということです。
この記事では、株価についての考慮はしていません。
そして、端株優待も継続が必ず保証されているものではありませんので、その点はお含みおきください。


概要一覧


私が保有または知っている小売り系の端株優待は以下の通りです。
なお、いいかぶアンケート実施など抽選の銘柄は、今回一覧表からは省きました。2022年を対象にもれなく具体的な配布実績がある銘柄に絞りました
  ※みなし利回りは、配当を考慮していません

以下、各銘柄への所見です


8173 上新電機

  • 計算上の利回りは非常に高いですが、お買上額2,000円につき1枚利用可など、そんなに使いやすいわけではありません。
  • 同社ECショップでも使えるそうですが、実店舗は関西圏に集中しています
  • 最近、フリマアプリでの株主優待売買の規制が強まっているようですが、1,500円程度で流通しているようです

3048 ビックカメラ 7513 コジマ

  • 傘下店舗で高額家電を買う予定があればおすすめです
  • 両社は現在グループ会社で、優待も共通なので、1回の買い物を予定するのであれば、安いほうのコジマ株を買って、どっちかの店舗にいけばいいと思います
  • ラクウルは、売れるものが結構限られます。ハードオフ、ブックオフ等よりハードルは高いと思います。

3612 ワールド

  • 同社傘下のブランド一覧へのリンクを張っておきます。お好きなものはありますか?
  • もしあれば、ファミリーセールは最大80%オフとかやっているそうです。

7638 NEW ART ホールディングス

  • 主に宝飾品とエステです。もしご利用されていたり、利用予定があればおすすめという印象です
  • 軽井沢の美術館の無料招待券も貰えます。軽井沢に行く予定があればどうぞ

3382 セブン&i HD

  • 具体的かつ生活直結です!
  • ただ、冷静に考えて、いつも夕方半額で買うのを楽しみにしている私からすると、あっという間に500円分は割引で買っているなと…
  • 私はネオモバで個別株の採算は考えていないのですが、購入検討していた時コロナ禍の巣籠需要などで高値圏に感じ、さすがに買いませんでした。
  • ということで、同社については端株優待実は知ってるけど持ってない銘柄です。そのうちタイミングを見て買うと思います。


2022年12月29日木曜日

【端株優待】東京近郊に在住なら三菱関連株は狙い目!

はじめに


私は隠れ端株優待があるかも株を片っ端から収集しています。

それで、どれがおすすめかというと、その方がどこに住んでいてどんな趣味嗜好かというところで、一概にこれだというのはありませんが、
東京近郊にお住まいであれば、三菱グループ系の銘柄はおすすめかもしれません。

念のためですが、このおすすめというのは、「端株優待観点で」ということです。
この記事では、株価についての考慮はしていません。
そして、端株優待も継続が必ず保証されているものではありませんので、その点はお含みおきください。


概要


三菱グループ系の銘柄については、こんな感じでおすすめです


3636 三菱総合研究所


3ヶ月おきに隠れ端株優待といえる何かしらが届きます。
三菱系の中でというより、全端株銘柄の中で5本の指に入るお得度だと思います。
当銘柄については、別ページで詳しく紹介しています。


7011 三菱重工業


横浜にある、みなとみらい技術館は、小学生のお子さんにピッタリです。
昨今、コロナの影響で体験展示が縮小していますが、それらが解放され、フルスペックで楽しめるときが待ち遠しいです。

また、コロナ以前は、工場見学とかも定期的に開催され、戦車とか見れたとの噂を聞いております。


8058 三菱商事


三菱グループ傘下の美術館である「東洋文庫ミュージアム」と「静嘉堂文庫美術館」の招待券が、半期ごとの株主通信に交互に貰える印象です。

それぞれ、大人が楽しめる美術館です。リンク張っておきました


5177 三菱マテリアル


傘下の観光坑道の無料招待券がもらえます。
おすすめと書いておきながら白状すると、実は実際に利用したことはありません。
傘下の観光坑道の無料招待券がもらえます。
一番近いので、伊豆土肥金山ですかね?
世界遺産になる?なった?佐渡金山とかFIREしたら行ってみたいものです。

なお、純金の優待購入券もついており、ゴールド現物派の方がいらっしゃいましたらその観点でもおすすめです

2022年12月25日日曜日

【端株優待】3636_三菱総合研究所(2022年)

はじめに


私が端株優待の存在を知ったのは2021年の春ごろで、それを獲得するためSBIネオモバ口座を開設したのが2021年6月頃です。
それで、三菱G系の会社にことごとく傘下博物館や美術館の招待券がついているらしいというネット情報により、かなり初期に1株購入した銘柄です。

取得単価は4,060円です。
端株道楽については、個別銘柄での損益は気にしておりませんが、このブログを書いている2022年12月時期は4,800円前後の価額となっているようです。

特筆すべきは、この間に貰った隠れ端株優待です。2022年の内訳は以下の通りでした。
  • 3月…ソフトカバー書籍「共領域」からの新・戦略」
  • 6月…東洋文庫ミュージアム招待券2枚 及び アンケートはがき(協力でもれなく粗品)
  • 9月…オリジナルノート
  • 12月…東洋文庫ミュージアム招待券2枚 及び アンケートはがき(協力でもれなく書籍)
総じて端株優待はアンケート抽選でというものが多いですが、当社の場合はアンケート協力でもれなくもらえます。
2022年3月の書籍は、2021年12月のアンケート協力に対応するものですので、概ね3ヶ月に1回、なんらか届いていることになります。


東洋文庫ミュージアム


入館料は一般900円となっており、こういうところです。




ソフトカバー書籍「共領域」からの新・戦略」


頁数266、1,760円




オリジナルノート


A5のリングノート


まとめ


900円×4枚で3,600円の博物館招待券、1,760円の書籍に、200円位のノートと、年間で140円の配当を受け取っておりますので、ざっくり1株を4500円として、単純計算では1年で総合利回り100%超えです。

実際のところは、当社の端株優待にその倍の価値を感じる方も、逆にあんまり魅力を感じない方もいそうです。

私は、背伸びをして、いちおう前者ということで。




2022年12月23日金曜日

2022年 ボロ株の高利貸付報告(283.5円)

はじめに


当ファンドでは2022年8月頃から、「ボロ株の高利貸付」を行っています。
このレポートでは、2022年12月22日終値時点の状況をご報告します。
本来は年末に集計すべきと思いますが、所詮、誤差の範疇でそこまで重要度はないと判断し、22日時点集計をもって、2022年の報告とします。


銘柄選定基準

  • ボロ株であること(1株当たりの株価が数百円~数十円)
  • 営業利益が黒字であること。または直近で黒字回復が見通されていること
  • チャート上、過去の株価水準として安値圏にあること
  • 購入時の貸株金利が1%以上であること
業績の堅調が評価される可能性があり株価が上昇する可能性があり、普通はそこで利確することがボロ株への一般的な取り組みと思いますが、私はその相場で、上がった株価に対する貸株金利額の上乗せを期待します(売らない。急騰しても収まっても放置)


結果(2022年12月22日終値時点)


取組は8銘柄となり、その内訳は以下の通りとなりました









所見


8月からの取り組みということで283.5円しか稼げていません。なお、8銘柄は9月、10月と買いそろえました
8銘柄がフル寄与しております11月単月としては、91.77円の獲得となっております。

2023年につきましては、貸株金利部分としては月間90円程度の寄与にとどまる想定ですが、各銘柄からの配当収益も見込まれますので、それらを含め通年での総合的な貢献が期待されます。

2022年12月21日水曜日

2022年 株主優待獲得報告(41件)


概要


それによる2022年年間での株主優待獲得件数は41件となりました。
なお、私は信用取引・クロス取引は手掛けません。すべての銘柄を現物で保有しております。


内訳


株主優待獲得41件の内訳は以下の通りです。この表は私が受け取った現物ベースでまとめています。

どういう意味かというと、会社様によっては株主優待を選択できる場合もあり、その場合まず申込書が届き、その後選んだ優待が届きます。そのようなケースでは、あくまで一覧表には私が選んだものが到着したというベースで書いてあります。

したがいまして、もしこの一覧を参考に株主優待銘柄を探したいという方は、必ずその会社のホームページのIRを参照してください。もっとその方にとって嬉しい選択肢があるかもしれません。また、逆に株主優待には廃止リスクもありますので、あくまで銘柄の選択、売買価格等の投資に関する最終決定は読者ご自身の判断と責任でなされるようお願いします。










ご案内


私のtwitterでは、株主優待について、案内や申込書が届いたことについてもほぼもれなく呟いています。よろしければ参考になさってください。



2022年 隠れ端株優待獲得報告(103件)

概要


当ファンドでは道楽で隠れ端株優待の発掘活動を行っており、160銘柄超の端株を保有しています。
それにより獲得した2022年年間での隠れ端株優待は103件となりました。


内訳


獲得した隠れ端株優待の内訳は以下の通りです。

隠れ端株優待は「アンケート協力で抽選で当たる」といったものも多いため、そのような案内を受領したものも獲得実績としています。そして、いちいち管理しきれないため、後日当たった場合も、そのまま1件としてカウントしております。

なお、隠れ端株優待はあくまで非公式のおまけ的なものなので、次回はないかもしれません。もしこの一覧を参考に端株優待銘柄を探したいという方がいれば、その点はご注意ください。銘柄の選択、売買価格等の投資に関する最終決定は読者ご自身の判断と責任でなされるようお願いします。





所見


ご案内


隠れ端株優待につきましては、獲得都度以下のtwitterアカウントで呟いております。よろしければ参考になさってください。

2022年12月17日土曜日

2022年 鉄道王に俺はなった!(※端株で)

はじめに


当ファンドでは2021年6月より、ネオモバイル証券を新規開設し、端株隠れ優待の発掘と獲得を行っております。
その際、端株優待獲得について以下のような「当て感」を考えておりました。

端株優待の実施実績のある企業及び、その同業他社など今後実施可能性のある銘柄を一株づつ幅広く保有する魅力を感じました。例えば京浜急行では、1株株主も対象で抽選対象に鉄道基地見学ツアーなどを行っています。同業他社である鉄道株において、同様の取り組みが行われる可能性を感じます

その後、この「当て感」がかなり当たったと判断したため、2022年2月には「鉄道王に俺はなる!(端株で)」ことに決め、上場されている鉄道関連株を端から買い漁りました。


2022年の結果


2022年の結果として、端株の鉄道王として私が受け取った端株隠れ優待は17件でその内訳は以下の通りです。
なお、端株隠れ優待は「抽選で当たる」というものが多いため、そのような案内を受け取ったことも獲得実績としています。



所見


まず、獲得件数が多いです。私は2022年に約150銘柄の端株を保有し、上記のような判定・カウントで、全部で100件ほど端株優待を受け取っていますが、その17%が鉄道関係9社からによるものです。

次に、「抽選で当たる」ものの当選が多いです。
私は、他の端株銘柄でいいかぶアンケートを何十通と応募していますが、1件も当たっていない一方で、鉄道株では2件獲得となっています。
なお、鉄道関連株のアンケートは、いいかぶのように手段を他社プラットフォームに依存しない、各社自社独自色の強いアンケートがほとんどでした。

以上から、ネオモバなどによる1株投資に興味があってやっていたいという方で、近所に上場している鉄道路線がある場合には、それを買ってみるのは面白いかもしれません。

そう言っておきながらですが、投資はくれぐれも自己責任でお願いします。

2022年12月10日土曜日

第57回:2023年の投資方針



当ファンド受益者(当ブログ閲覧者)の皆様におかれましては、平素当ファンド(当ブログ)へのご支援をいただき、誠にありがとうございます。

2022年の当ファンドの運用成績については、ベンチマークとしている全世界インデックス、S&P500、日経平均などを幸い上回って終われそうです。

2023年については、更なるファンドの成長を目指し、以下のように運用を推進してまいります。


基本方針

1.米国上場高配当ETF買い増しによる、ドル建て配当金の安定的確保

   ↓ 配当金獲得の拡大

2.配当金を原資とした端株定期買付の推進

   ↓ 株主優待獲得の更なる推進

3.株主優待の生活充当またはフリマ販売による生活充足

   ↓ 余裕資金の更なる確保

4.余裕資金について上記1.を中心として再投資

   ↓

当ファンドの更なる成長。中長期的な値上がり益の獲得



1.米国上場高配当ETF買い増しによる、ドル建て配当金の安定的確保


当ファンドは一般NISAを活用中で、2014年からその約半分を米国上場の高配当ETFで運用しております。

課税の面でいえば、国内ETFなら配当は完全非課税な一方、米国ETFは現地10%課税が課されるため不利ではあるものの、
日本は高齢化、人口減など根源的な国力低下傾向にあるので、当座の課税上のデメリットはあっても、中長期的にドル建ての資産を持つメリットは大きいと思いそうしてきました。

2022年は、加速的円安によって、ドル建て配当金の恩恵をフルに享受することができました。具体的には、ドル建て配当金を都度日本円に換金し、それを原資に端株定期買付を強力に推進することができました。

2023年については、米国上場高配当ETFの買い増しを最優先で推進します。
今年の経験を踏まえると、中長期的に随時ドル建ての余裕資金があることで、再投資に回したり、場合によっては両替し生活費に回せるなど、様々なオプションが拡がることを再認識しました。


2.配当金を原資とした端株定期買付の推進


上述の通り、2022年はドル建て配当金をフル活用することで、ほとんど追加入金なく幅広く端株を買い漁ることができ、その銘柄数は150を超えました。

2023年につきましては、特定銘柄の定期買付を重点に推進し、ドルコスト平均法によって株主優待を獲得することに注力します。主な注力銘柄は下記の通りです。
  • 東武鉄道 … グループ施設優待券(1月中に完了予定)
  • アマナ … お米(2月中に完了予定)
  • はるやまHD … ワイシャツ(3月中に完了予定)
  • ANA … 航空券割引(取組継続)
  • JR東 … 運賃割引(取組継続)
  • カネ美食品 … 自社加工食品(取組継続)
  • 久世 … お米(取組継続)
  • アークス … りんご(取組継続)

3.株主優待の生活充当またはフリマ販売による生活充足


2020年のコロナショックにおいて買い漁った株主優待銘柄にについては、一部長期保有の条件などもクリアし、2022年は約40件の獲得となりました。また、幸いなことにコロナ緩和により、多くの銘柄が含み益となっています。

基本自家消費しつつ、昨今フリマでの転売要件が厳しいようですが、可能なものは現金化も積極的に推進し、生活の充足を図ります。


4.余裕資金について上記1.を中心に更なる再投資


3.によって生じた余裕資金を、1.への再投資に充当し、ファンド規模の更なる成長を図ります。

2022年10月8日土曜日

2022年 運用状況報告(9月末時点)

はじめに

受益者(当ブログ閲覧)皆様におかれましては、平素当ファンド(ブログ)へのご支援誠にありがとうございます。このページでは2022年上半期(1月1日~9月30日)の当ファンド運用概況についてご報告申し上げます。


当ファンドの目的

  1. 安定した配当収益の確保
  2. 中長期的な値上がり益の獲得
  3. 魅力的な株主優待の獲得
  4. 隠れ端株優待の獲得


1.安定した配当・分配収入の獲得

対象期間における配当等収益額の獲得状況は以下の通りです。

  • 172,031円 … 内訳概要)国内ETF分配、日本株配当、貸株金利およびアセアン株式など日本円決済の税引後受取総額
  • $407.93 … 内訳概要)海外ETF分配および米国株配当金の税引後受取総額


2.中長期的な値上がり益の獲得

対象期間末日における当ファンド資産評価総額を、証券会社への入金累計額で割った「元本保全性」は以下の通りです。

  • 元本保全性 … 169.6%

2021年末時点を100とした主要ベンチマーク比較での推移は以下の通りです。










3.魅力的な株主優待の獲得

株主優待獲得は29件となりました。詳細については別ページにてまとめました。

https://maddogdow.blogspot.com/2022/10/2022-929.html


4.隠れ端株優待の獲得

端株隠れ優待獲得は53件となりました。詳細については別ページにてまとめました。

https://maddogdow.blogspot.com/2022/10/2022-953.html


ファンドマネージャーコメント

当ファンドの資産価額は2021年末水準まで減少しましたが、ベンチマークである主要株式指数を上回る運用を堅持しております。

主なプラス要因として、当ファンドは新型コロナ禍にあって激しい値下がりに見舞われた旅行・外食関連株について、株主優待とアフターコロナの反騰を期待し、大量に買い入れました。これらの株が、コロナ緩和期待、インバウンド再開期待などで比較的堅調です。

主なマイナス要因として、引き続きメタ・プラットフォームズ(FB)、アルファベット(GOOGL)、アリババ(BABA)のドルベースの値下がりがございましたが、急激な円安によって円建て換算での評価損は和まされる格好となりました。

以上の差し引きがありましたが、プラス要因が相対的に上回っております。


期中の売買状況として、上場廃止の予定となった1575_CHAMCCSI300JDR(中国A株ETF)の利益確定を進めました。また、ダウの狂犬戦略に基づき2016年のブレグジット時の値下がり時に集中的に買い進めた欧州ETF(1386)について、ウクライナ情勢をふまえ「近くの戦争は売り」のセオリーに従い、利益確定売りを進めました。

買いについては、上記の売買益及び配当収益をネオモバ証券を通じた端株定期買付の継続にあてました。特に東武鉄道の株主優待を獲得すべく推進中です。また、新たにボロ株を高利貸付することによる小銭稼ぎを推進しています。

なお、DirexionデイリーFTSE中国株ブル3倍ETF(YINN)については買付を停止し実質塩漬け状態です。基本的に株式市場は世界的に米国FRBの動向に連れて同様の傾向に動くものと考えておりますが、米中対立と中国の政治体制、面子や影響力の拡大意欲に照らして、いつか全体とは連動しない急騰を期待していますが


受益者(当ブログ閲覧)皆様におかれましては、引き続き当ファンド(当ブログ)へのご支援のほど、よろしくお願い申し上げます。



2022年 株主優待の獲得状況 報告(9月末時点29件)



はじめに

受益者(当ブログ閲覧者)の皆様におかれましては、平素当ファンドへのご支援誠にありがとうございます。さて、当ファンドは以下の目論見で運用しています。

  1. 安定した配当収益の確保
  2. 中長期的な値上り益の獲得
  3. 魅力的な株主優待の獲得
  4. 隠れ端株優待の獲得

このレポートでは、2022年1月~9月末時点の3.株主優待の獲得実績をご報告します。


株主優待銘柄への投資方針

当ファンドは基本的に各地域各国の高配当株式、債券、REITなどを対象に組成されたETFを逆張りで買い進めることで、安定した配当収益と中期的な値上がり益を獲得する運用を行っております。

そして、配当等収益や、過度に値上がりした資産を利益確定したことにより得られたキャッシュを、優待実施企業の銘柄購入に充てております。


基本的には、株式市況が暴落期と判断したとき、半恒久的にホールドする前提で買っておりました。多くの銘柄を、2018年のチャイナショックや2020年のコロナショック時に取得しております。

ただ2021年6月以降は新たにSBIネオモバイル証券で端株定期買付に取り組めるようになったので、優待が魅力的だが多少株価が高いかなという銘柄についても数か月~2年ほどかけてドルコスト平均法で単元単位まで買いそろえるという手口が主体となっています。


なお、当方では信用売買による「クロス取引」を活用した優待獲得は行っておりません。すべて現物取引で取り組んでいます。


株主優待獲得明細

2022年1月~9月末時点の株主優待の獲得状況は下記の通りです。この表は私が受け取った現物ベースでまとめています。

どういう意味かというと、会社様によっては株主優待を選択できる場合もあり、その場合まず申込書が届き、その後選んだ優待が届きます。そのようなケースでは、あくまで一覧表には私が選んだものが到着したというベースで書いてあります。


したがいまして、もしこの一覧を参考に株主優待銘柄を探したいという方は、必ずその会社のホームページのIRを参照してください。もっとその方にとって嬉しい選択肢があるかもしれません。また、逆に株主優待には廃止リスクもありますので、あくまで銘柄の選択、売買価格等の投資に関する最終決定は読者ご自身の判断と責任でなされるようお願いします。





補足のご案内

このレポートでは株主優待を獲得実績ベースでまとめていますが、私のtwitterでは、株主優待について、案内や申込書が届いたことについてもほぼもれなく呟いています。端株優待についても同様に、ほぼもれなく呟いています。よろしければ参考になさってください


https://twitter.com/maddogdow24

2022年 隠れ端株優待の獲得状況 報告(9月末時点53件)


はじめに

受益者(当ブログ閲覧者)の皆様におかれましては、平素当ファンドへのご支援誠にありがとうございます。さて、当ファンドは以下の目論見で運用しています。

  1. 安定した配当収益の確保
  2. 中長期的な値上り益の獲得
  3. 魅力的な株主優待の獲得
  4. 隠れ端株優待の獲得

このレポートでは、2022年1月~9月末時点の4.隠れ端株優待の獲得実績をご報告します。


端株取組の狙い

当ファンドは基本的に各地域各国の高配当株式、債券、REITなどを対象に組成されたETFを逆張りで買い進めることで、安定した配当収益と中期的な値上がり益を獲得する運用を行っております。

そして、配当等収益や、過度に値上がりした資産を利益確定したことにより得られたキャッシュを、割安と考えられる優待実施企業の銘柄購入に充てております。


株主優待銘柄については、株価の反発可能性と優待の魅力の両方について、それなりに熟考して購入しておりますが、端株優待銘柄については、実施可能性から不明のため、まずはネット検索であたりをつけて資金の余裕があるときに数十株を幅広く乱れ買いしています。

その損益については、140銘柄近くを乱れ買いしていますので、個別銘柄ごとの採算は追及しておらず、全体としてトントンであればよいという考え方で臨んでいます。端株優待の買い付けはSBIネオモバイル証券口座を通じて行っています。


端株隠れ優待獲得明細

2022年1月~9月末時点の端株優待の獲得状況は下記の通りです。隠れ端株優待は「アンケート協力で抽選で当たる」といったものも多いため、そのような案内を受領したものも獲得実績としています。

なお、隠れ端株優待はあくまで非公式のおまけ的なものなので、次回はないかもしれません。もしこの一覧を参考に端株優待銘柄を探したいという方がいれば、その点はご注意ください。銘柄の選択、売買価格等の投資に関する最終決定は読者ご自身の判断と責任でなされるようお願いします。


補足のご案内

実は以前のレポートでは、私が端株優待があると予想して買った端株優待全明細と、そのなかで実際に端株優待があった先という対比で報告していたのですが

150銘柄を超えてくると、管理しきれない現実と、やっても見難いということで止めました。私のtwitterでは端株優待を狙ったり、獲得したりした都度、ほぼもれなくその内容を呟いています。株主優待についても同様に呟いていますので、よろしければ参考になさってください


https://twitter.com/maddogdow24

2022年9月19日月曜日

第56回:ボロ株の高利貸付

貸株


私は楽天証券口座で保有している株の一部を貸株に回しています。

株主優待と配当の権利取りを優先する設定にしております。貸株と返却を経ると株主番号が変わるなどで、長期保有優遇の株主優待を失ってしまうことがあります。配当は配当として受け取らないと税制上、いろいろ面倒そうです。
また、万一楽天証券が潰れた場合、普通に保有している株は「顧客資産の分別管理」にて基本的に保護されますが、貸した株についてはそのように保護されません。

以上のことから、以下の基準を設定し、それを満たした銘柄のみを貸し出すようにしています。
  • 株主優待がない銘柄 … 現状長期保有優遇の条件がない場合にも突如設定される可能性もあると考え、株主優待を実施している銘柄は基本的に貸株に出しません。
  • 貸株金利が0.5%以上 … ほとんどの銘柄の貸株金利は0.1%設定です。それでも全部貸し出せば結構な貸株金利収入になるかもしれませんが、万一楽天証券が潰れたらと考えるとリスクがあります。したがって、原則貸株金利0.5%以上となっている銘柄のみ貸し出しています。
以上の条件で、細々と貸株を行っているのですが、ここのところアサカ理研の株価と金利急騰に牽引される形で、月1,600円を稼いでくれています。
サラリーマンの月のお小遣いは38,000円だそうで、貧乏お父さんである私はその半分も貰っていないため、1,600円の不労所得は相当オイシイ稼ぎです。そこで、もう少し育成してみようと検討した結果、「ボロ株」に行きつきました。


ボロ株


1株当たりの株価が数百円~数十円の低位株、いわゆる「ボロ株」は、当然のことながら業績や財務上の問題を抱えている銘柄は多いのですが、なかには少なくとも決算上は安定的に営業利益を計上している会社があって、証券会社が提供するスクリーナなどで、いくつか抽出することができました。もちろん、帳簿上に表れていない懸念や、過去のいきさつなどあるのかもしれませんが、そのほとんどはたぶん理解しようもないので、ほぼ無視しています。
そしてボロ株は、その額面から信用取引で大量に手掛けるのが容易なためか、少なくない銘柄に高い貸株金利(1%以上)が設定されています。
したがって、以下の目安でボロ株を選んでいます。
  • 営業利益が黒字であること。または期待できそうなこと
  • 過去のチャート上の株価水準として安値圏にあること
  • 貸株金利が1%以上であること

狙い


まず、すぐに貸株金利収入を数円上乗せできます。次に業績の堅調が評価される可能性があり株価が上昇する可能性があります。ただ、所詮はボロ株であって、その急騰は短期間にとどまることがほとんどだと思います。
普通はそこで利確することがボロ株への一般的な取り組みと思いますが、私はその相場で、上がった株価と貸株金利の上昇の恩恵を期待します。
やがて株価が沈静化しても、業績が堅調であれば慎重を期しながらも買い増しを行い、やはり、貸株金利獲得の底上げを図ります。
まずは貸株による不労所得について、月3,000円規模の水準を目指そうと思います。


本取り組みでの保有銘柄(2022年8月末時点)




2022年8月16日火曜日

コラム:我が家の家訓



はじめに

病気としてというよりも、社会的にコロナ禍が緩和しつつあるように思います。両親が新型コロナに罹患回復済みということもあり、安心して(?)2022年のお盆は帰省しました。

3年ぶりに会う私の両親は元気ではあるものの、やはり歳はとったなあと思いました。コロナ以前は概ね半年毎に会う機会があったわけでそういう感覚を覚えることはなかったのですが、3年も空けると時間の経過がくっきり出て、そう思わせるのだと思います。その流れで、自分が子供の頃、親に何を教わったかを反芻させられました。

といっても、様々なことがもはや断片のエピソードとしてくらいしか記憶にないのですが、父に「借金はするな。これは家訓だ」と言われていたことと、倹約家の母の背中を見て育ったことが、大人になってからの私のライフスタイルや価値観に強い影響を与えていることを再確認しました。私は両親のおかげで、幸せな生活を送れているのだと思っています。

もちろん、借金というリスクを取って事業などで大成功し、豪奢な生活をしている人から見ると私の人生は必ずしも成功に見えない気もします。「自分の幸せは自分の心が決める」ということでしょう。

前置きが長くなりましたが、最近、私自身が私の子供になにを伝えられるか考えています。


検討過程

「人様に迷惑をかけるな」にしようと思いましたが、一般常識・社会通念・法律規範などの範疇にあって、学校生活など成長過程で通常会得するようなものは、あえて言う必要がないかなと思いました。もちろん、もしそこで脱落しそうな気配があれば、そのレベルに立ち戻る必要はありますが、いまのところは大丈夫そうです。

それと、私の持論というより後悔として、視力と歯は悪くなると取り返しがつかない。身長と運動経験は後で得たいと思ってもほぼ無理。勉強は難度はとても高くなるが歳をとってもなんとかなる。

というものがあって、いまも折に触れ子供に言って聞かせているものの、大人になって思い出せても後の祭りに近い事項だとおもいます。それもひっくるめて「健康第一」というのはその通りですが、言わずもがなの当たりまえな気がします。

したがって、例えば「借金」のように一般常識・社会通念・法律的には選択は自由であって正解もないものであるが、自身の経験と見分の中で、自身の経験のなかでの一番の成功体験と、自身の経験に加え、見分も加味したなかでのハイリスク事項を抽出して伝えるのがいいだろうと思い、以下の3点を子供に伝えようと思います。


家訓

  1. 借金せず、倹約し、パッシブ投資をせよ
  2. 信用取引は手掛けるな
  3. 宗教に10円を超えて深入りするな



1.借金せず、倹約し、パッシブ投資をせよ


私の両親の時代には、借金せず、倹約したうえで、真面目に働いていれば十分に幸せを享受できたと思います。それで、私も借金せず、倹約したうえで、真面目に働いていたつもりでしたが、どうも幸せになれそうな気がしませんでした。
それで投資ということをはじめて、投資信託、個別株、海外株などを大体手掛けたうえでの体験上の結論としてパッシブ投資がもっとも効率がいいです。歴史を翻えれば超長期的に経済は基本右肩上がりで拡大し、かつその恩恵を被るのはそこで使われるものではなく、資本を投じた側だと思います。


2.信用取引を手掛けるな


「買いは家まで、売りは命まで」という格言の通りであって、あえて私自身経験しようともおもいません。いままでもこれからも手掛けることはないです。
借金せず、倹約し、真面目に働くことを前提に、その先で市場には自分の身の丈の範囲で取り組んで、その成長に応じて取組金額を大きくするべきだと思います。それを超えてすべてを失うリスクをあえて取る必要はないと思っています。
資産の一部について反対の値動きに備えたいという目的なら、ブルベアETFで十分だと思います。


3.宗教に10円を超えて深入りするな


私が日本に生を受けて40年余り、様々な出来事がありましたが、O真理教、S学会にK科学、T協会等々、新興宗教についてはいい話をほとんど聞いたことがありません。
仏教、キリスト教、イスラム教といった歴史のある宗教も、紐解けば文明に光陰両面をもたらしてきました。それぞれに信じるところはそれぞれであるが、「信者」というを漢字をくっつけると「儲かる」となる、この点はすべての宗教の共通項のように思います。
それで、借金せず、倹約し、真面目に働いて、パッシブ投資ができている人の人生というのは、その時点ですでにかなり安定している気がします。
その人が更なる人生の拠り所を必要とする場合、打ち込める趣味、スポーツやグルメ、家庭や職場、地域社会など、いくらでも充実した選択肢がある現代社会において、あえてそれらの拠り所が乏しかった時の知恵である「宗教」という選択をする必要性はないと思います。

したがって、友達に初詣に誘われたら、それは宗教色がほとんど薄れた文化娯楽としてのものであるから断って興醒めさせることのほどもないが、賽銭を超えて深入りしないほうがいいように思います。クリスマスも同様で、消費喚起の経済活動としては、おおいに参加すればよいと考えます。
その点において、我が両親がほとんど無神論者だったことは、幸せなことだと思います。

2022年7月2日土曜日

2022年上半期 運用状況報告

 はじめに

受益者(当ブログ閲覧)皆様におかれましては、平素当ファンド(ブログ)へのご支援誠にありがとうございます。このページでは2022年上半期(1月1日~6月30日)の当ファンド運用概況についてご報告申し上げます。

当ファンドの目的

  1. 安定した配当収益の確保
  2. 中長期的な値上がり益の獲得
  3. 魅力的な株主優待の獲得
  4. 隠れ端株優待の獲得

1.安定した配当・分配収入の獲得

対象期間における配当等収益額の獲得状況は以下の通りです。
  • 114,213円 … 内訳概要)国内ETF分配、日本株配当、貸株金利およびアセアン株式など日本円決済の税引後受取総額
  • $380.47 … 内訳概要)海外ETF分配および米国株配当金の税引後受取総額

2.中長期的な値上がり益の獲得

対象期間末日における当ファンド資産評価総額を、証券会社への入金累計額で割った「元本保全性」は以下の通りです。
  • 元本保全性 … 172.7%
2021年末時点を100とした主要ベンチマーク比較での推移は以下の通りです。




3.魅力的な株主優待の獲得

株主優待獲得は22件となりました。
詳細については別ページにてまとめました。


4.隠れ端株優待の獲得

端株隠れ優待獲得は33件となりました。
詳細については別ページにてまとめました。

ファンドマネージャーコメント

当ファンドの資産価額は2021年末から増加しました。
また運用パフォーマンスは主要株式指数を上回りました。

保有資産中の主なプラス要因として、新型コロナウイルス影響緩和の背景から、パーク24(4666)、西武HD(9024)、ラオックス(8202)、魚力(7596)など旅行・外食関連株が値上がりしました。これらの株は2020年のコロナショック時にハイエナのような気分で株主優待を獲得し、かついつかは訪れるであろうアフターコロナにおける回復を期待して買い入れた銘柄です。

主なマイナス要因として、メタ・プラットフォームズ(FB)、アルファベット(GOOGL)、アリババ(BABA)のドルベースの値下がりがございましたが、急激な円安によって円建て換算での評価損は和まされる格好となりました。

以上の差し引きがありましたが、プラス要因が上回りました。


期中の売買状況として、売りについては、ダウの狂犬戦略に基づき2016年のブレグジット時の値下がり時に集中的に買い進めた欧州ETF(1386)について、ウクライナ情勢をふまえ「近くの戦争は売り」のセオリーに従い、利益確定売りを進めました。
また、円安状況を踏まえ保有している新興国個別国の海外ETFのうち、含み益となっているものを利益確定しました。

買いについては、上記の売買益及び配当収益をネオモバ証券を通じた端株定期買付の継続にあてました。特に東武鉄道の株主優待を獲得すべく推進中です。
また、DirexionデイリーFTSE中国株ブル3倍ETF(YINN)も、株式併合前は毎日、併合後は毎週買い付けております。基本的に株式市場は世界的に米国FRBの動向に連れて同様の傾向に動くものと考えておりますが、米中対立と中国の政治体制、面子や影響力の拡大意欲に照らして、全体とは連動しない急騰を期待しています。


受益者(当ブログ閲覧)皆様におかれましては、引き続き当ファンド(当ブログ)へのご支援のほど、よろしくお願い申し上げます。

2022年7月1日金曜日

2022年上半期 隠れ端株優待の獲得状況 報告

 



はじめに

受益者(当ブログ閲覧者)の皆様におかれましては、平素当ファンドへのご支援誠にありがとうございます。さて、当ファンドは以下の目論見で運用しています。
  1. 安定した配当収益の確保
  2. 中長期的な値上り益の獲得
  3. 魅力的な株主優待の獲得
  4. 隠れ端株優待の獲得
このレポートでは、2022年上半期の4.隠れ端株優待の獲得実績をご報告します。

端株取組の狙い

当ファンドは基本的に各地域各国の高配当株式、債券、REITなどを対象に組成されたETFを逆張りで買い進めることで、安定した配当収益と中期的な値上がり益を獲得する運用を行っております。
そして、配当等収益や、過度に値上がりした資産を利益確定したことにより得られたキャッシュを、割安と考えられる優待実施企業の銘柄購入に充てております。

株主優待銘柄については、株価の反発可能性と優待の魅力の両方について、それなりに熟考して購入しておりますが、

端株優待銘柄については、実施可能性から不明のため、まずはネット検索であたりをつけて
資金の余裕があるときに数十株を幅広く乱れ買いしています。
その損益については、140銘柄近くを乱れ買いしていますので、個別銘柄ごとの採算は追及しておらず、全体としてトントンであればよいという考え方で臨んでいます。端株優待の買い付けはSBIネオモバイル証券口座を通じて行っています。

端株隠れ優待獲得明細

2022年上半期の端株優待の獲得状況は下記の通りです。隠れ端株優待は「アンケート協力で抽選で当たる」といったものも多いため、そのような案内を受領したものも獲得実績としています。
なお、隠れ端株優待はあくまで非公式のおまけ的なものなので、次回はないかもしれません。もしこの一覧を参考に端株優待銘柄を探したいという方がいれば、その点はご注意ください。銘柄の選択、売買価格等の投資に関する最終決定は読者ご自身の判断と責任でなされるようお願いします。






補足のご案内

実は以前のレポートでは、私が端株優待があると予想して買った端株優待全明細と、そのなかで実際に端株優待があった先という対比で報告していたのですが
140銘柄を超えてくると、管理しきれない現実と、やっても見難いということで止めました。私のtwitterでは端株優待を狙ったり、獲得したりした都度、ほぼもれなくその内容を呟いています。株主優待についても同様に呟いていますので、よろしければ参考になさってください




2022年上半期 株主優待の獲得状況 報告


 







はじめに

受益者(当ブログ閲覧者)の皆様におかれましては、平素当ファンドへのご支援誠にありがとうございます。さて、当ファンドは以下の目論見で運用しています。
  1. 安定した配当収益の確保
  2. 中長期的な値上り益の獲得
  3. 魅力的な株主優待の獲得
  4. 隠れ端株優待の獲得
このレポートでは、2022年上半期の3.株主優待の獲得実績をご報告します。

株主優待銘柄への投資方針

当ファンドは基本的に各地域各国の高配当株式、債券、REITなどを対象に組成されたETFを逆張りで買い進めることで、安定した配当収益と中期的な値上がり益を獲得する運用を行っております。
そして、配当等収益や、過度に値上がりした資産を利益確定したことにより得られたキャッシュを、優待実施企業の銘柄購入に充てております。

基本的には、株式市況が暴落期と判断したとき、半恒久的にホールドする前提で買っておりました。多くの銘柄を、2018年のチャイナショックや2020年のコロナショック時に取得しております。
ただ2021年6月以降は新たにSBIネオモバイル証券で端株定期買付に取り組めるようになったので、優待が魅力的だが多少株価が高いかなという銘柄についても数か月~2年ほどかけてドルコスト平均法で単元単位まで買いそろえるという手口が主体となっています。

なお、当方では信用売買による「クロス取引」を活用した優待獲得は行っておりません。すべて現物取引で取り組んでいます。

株主優待獲得明細

2022年上半期の株主優待の獲得状況は下記の通りです。この表は私が受け取った現物ベースでまとめています。
どういう意味かというと、会社様によっては株主優待を選択できる場合もあり、その場合まず申込書が届き、その後選んだ優待が届きます。そのようなケースでは、あくまで一覧表には私が選んだものが到着したというベースで書いてあります。

したがいまして、もしこの一覧を参考に株主優待銘柄を探したいという方は、必ずその会社のホームページのIRを参照してください。もっとその方にとって嬉しい選択肢があるかもしれません。また、逆に株主優待には廃止リスクもありますので、あくまで銘柄の選択、売買価格等の投資に関する最終決定は読者ご自身の判断と責任でなされるようお願いします。





補足のご案内

このレポートでは株主優待を獲得実績ベースでまとめていますが、私のtwitterでは、株主優待について、案内や申込書が届いたことについてもほぼもれなく呟いています。端株優待についても同様に、ほぼもれなく呟いています。よろしければ参考になさってください

2022年4月14日木曜日

2022_1Q_四半期レポート

 はじめに

受益者(当ブログ閲覧)皆様におかれましては、平素当ファンド(ブログ)へのご支援誠にありがとうございます。このページでは2022年1月~3月の当ファンド運用概況についてご報告申し上げます。

当ファンドの目的

  1. 安定した配当・分配収入の獲得
  2. 中長期的な信託財産の成長
  3. 魅力的な株主優待の獲得
  4. 隠れ端株優待の獲得

1.安定した配当・分配収入の獲得

対象期間における配当等収益額の獲得状況は以下の通りです。
  • 30,050円 … 内訳概要)国内ETF分配、日本株配当、貸株金利およびアセアン株式など日本円決済の税引後受取総額
  • $84.12 … 内訳概要)海外ETF分配および米国株配当金の税引後受取総額

2.中長期的な信託財産の成長

対象期間末日における当ファンド資産評価総額を、証券会社への入金累計額で割った「元本保全性」は以下の通りです。
  • 元本保全性 … 180.0%
2021年末時点を100とした主要ベンチマーク比較での推移は以下の通りです。








3.魅力的な株主優待の獲得

対象期間中に受取実績のあった株主優待をご紹介します。
  • アステナHD(8095) 株主優待商品申込書
  • ラオックス(8202) インスタントコーヒー&クッキーセット

4.隠れ端株優待の獲得

対象期間中に受取実績のあった隠れ端株優待のうち、主なものをご紹介します。
  • 三菱総合研究所(3636) 同社出版書籍
  • カーブスHD(7085) 500円のQUOカード

ファンドマネージャコメント

当ファンドの資産価額は2021年末から増加しました。また運用パフォーマンスは主要株式指数を上回りました。

主なプラス要因として、ウクライナ情勢に関連したセキュリティ懸念からのラック(3857)、レアアース関連のアサカ理研(5724)、および資源価格上昇が主要要因と想定されるラテンアメリカETF(ILF)の値上がりがありました。
主なマイナス要因として、ZHD(4689)、相模ゴム(5194)、アニコムHD(8715)、およびメタ・プラットフォームズ(FB)の値下がりがありました。
以上等の差し引きの結果、プラス要因が上回りました。

なお、中長期投資の観点から四半期レポートでは個別株について詳細の言及は避けますが、保有する国内個別銘柄の過半については2021年の年次報告書で開示しておりますので、必要に応じてご参照ください。



期中の売買状況としては、ダウの狂犬戦略に基づき2016年のブレグジット時の値下がり時に集中的に買い進めた欧州ETF(1386)について、ウクライナ情勢をふまえ「近くの戦争は売り」のセオリーに従い、利益確定売りを進めました。そして、この利確売りで確保した円建て原資は、ネオモバ証券を通じた端株定期買付の継続にあてました。私は国内株式に対して強弱感もその振れ幅も確信が持てないため、株主優待銘柄を1株単位でじっくり買い進めております。

ドル建て資産については、3月9日を起点とし資源価格上昇によるものと想定され含み益となっているベトナムETF(VNM)を数日おきに1株あたり$19前後で売って、よりハイリスクハイリターンであるDirexionデイリーFTSE中国株ブル3倍ETF(YINN)を1株$5前後で毎日買うということをしています。
基本的に株式市場は世界的に米国FRBの動向に連れて同様の傾向に動くものと考えておりますが、そんな中で中国株は中国独自の国内施策などによって中国個人投資家の鉄火場が現出するなど、全体とは連動しない値動きを時々に現出することがある点に期待しています。
短期的には近いタイミングで中国がウクライナ情勢に平和的建設的な働きを行って、同銘柄も爆騰するということがあればうれしいです。ただ、中長期には期待は抱いていないので、そういったシーンがあれば毎日1株づつ売るという形で利確する想定でおります。

受益者(当ブログ閲覧)皆様におかれましては、引き続き当ファンド(当ブログ)へのご支援のほど、よろしくお願い申し上げます。

2022年2月5日土曜日

第55回:鉄道王に俺はなる!(※端株で)



はじめに

当ファンドでは新型コロナデルタ株蔓延、オリンピック無観客に沈んだ2021年夏に、SBIネオモバ証券を開設し、大量の端株を取得しました。

2021年末に、購入各社から中間報告書が届き、それに内包されていた端株隠れ優待についてはすでにご報告の通りです。感想としては、鉄道株は自社沿線にレジャー施設やショッピング施設を展開しており、含有可能性が高いと思われました。

そして、現在、新たに発生したオミクロン株は、引き続き鉄道株の株価を全般に下押ししているように判断しました。そこで、今回鉄道関連株のすべてを端株でコンプリートすることすることにしました。

子供が大変鉄道好きなのも理由の一つで、彼にとって、中間報告書の一冊一冊が下手な本よりずっと面白いらしいというのも理由の一つです。確かに、「桃太郎電鉄」というゲームがありますが、鉄道王になれた気分を味わえます。


投資判断

とはいったものの、端株なので、さほど真剣に考えておりませんが…

まず短期的に、各社概ね共通して、過去水準に照らして新型コロナによる暴落状況でずっとバーゲンセールです。

次に中期ですが、各社若干差はあるものの、インバウンドが再開した場合に、比較的早期に恩恵が及び反騰を期待できると思います。

最期に長期ですが、人口減という絶対的にネガティブな背景はありますが、それは急に訪れるわけではなく徐々に進行します。極端な話、歩調をそろえて規模を縮小均衡すれば、利益は確保できます。

日本においては不動産価値は駅からの距離が重視されます。その駅そのものを有しているのが鉄道会社であって、その価値観を変容させてしまうようなモビリティーの大変革が起きない限り、大手鉄道株は引き続き魅力があると思います。

天災リスクとして、例えば地震が起きた際に、その地域の鉄道会社は急落しますが、のちにほとんどが立ち直っていることを考えると、その際はピンポイントでナンピンすれば後日報われるかもしれません。


参考

以下の表は上場してしる鉄道各社の、2022年2月4日時点の株価とPBRをまとめたものです。あわせて私が2021年に受け取った端株隠れ優待についても記入しておきました。
網掛けの意味は下記の通りです
  • 青は、2021年に取得済で、年末までに端株隠れ優待を確認できたもの
  • 白は、2021年に取得済で、年末までに端株隠れ優待を確認できなかったもの
  • 黄は、2022年2月に、当ファンドが新たに取得するもの