はじめに
受益者(当ブログ閲覧)皆様におかれましては、平素当ファンド(ブログ)へのご支援誠にありがとうございます。このページでは2021年の当ファンド運用成績についてご報告申し上げます。
当ファンドの目的
- 安定した配当・分配収入の獲得
- 中長期的な信託財産の成長
- 魅力的な株主優待の獲得
- 隠れ端株優待の獲得
1.安定した配当・分配収入の獲得
当ファンドの2021年中の配当等収益額の獲得状況は以下の通りです。
- 197,193円 … 内訳概要)国内ETF分配、日本株配当、貸株金利およびアセアン株式など日本円決済の税引後受取総額
- $662.84 … 内訳概要)海外ETF分配および米国株配当金の税引後受取総額
特に一般NISA枠で保有の上場インデックスファンド新興国債券(1566)、NF野村日本株高配当70連動型(1577) 、NF東証REIT連動型投信(1343) が、NISAによる非課税メリットもあり、分配収入獲得に大きく貢献いたしました。
2.中長期的な信託財産の成長
当ファンドの2021年年末時点の資産評価総額を、証券会社への入金累計額で割った「元本保全性」は以下の通りです。
- 元本保全性 … 170.9%
当ファンドでは、全世界の株式、債券、リートなどをダウの負け犬戦略に基づき逆張りで買い進める「ダウの狂犬戦略」を基本運用として採用しております。各アセットを月足スパンでの安値圏でのみ購入している点と、幅広い分散が効いており、良好な水準を保っております。2020年以降にコロナショックに乗じて実施した株主優待銘柄の大量買入れ部分についても、幸い含み益状態となっております。
3.魅力的な株主優待の獲得
当ファンドで2021年中に受取実績のあった株主優待件数は以下の通りです。
- 株主優待受取件数 … 26件
内訳の詳細につきましては、別レポート「2021年 保有日本株42銘柄の損益状況と株主優待の獲得状況報告」をご覧ください。
4.隠れ端株優待の獲得
当ファンドで2021年中に確認できた隠れ端株優待の件数は以下の通りです。
- 隠れ端株優待確認件数 … 30件
内訳の詳細につきましては、別レポート「2021年 保有端株88銘柄の隠れ端株優待状況報告」をご覧ください。
運用の概況
2021年の資金ねん出については、2020年3月のコロナショックから数か月間にわたって買い付けたDirexion デイリーMSCI新興国株ベア3倍 ETF(EDC)およびiシェアーズ・コア MSCI 新興国株 ETF(1658)の利益確定売りを進め、配当等収益額もほとんどを再投資に充てることでねん出しました。
買い入れについては、新型コロナにより大きく打撃を受けている外食関連株を中心に進めました。各社株価としては2020年の底値を再度確かめる一方で、助成金収入による下支えのなか、固定費圧縮や業態転換が進み、またアフターコロナに向けて専門業態への注力の巧拙を見極めつつ、株主優待が魅力的な銘柄を選定し買い進めました。
また、デルタ株蔓延の中全体的な停滞相場への対応として、2021年6月に新たにSBIネオモバイル証券口座を開設し、端株優待を狙って幅広く銘柄を買い入れました。
2022年の運用方針
2022年は新型コロナウイルスについてはオミクロン株の不透明感はあるものの、飲み薬の登場などにより影響は緩和されると想定しております。ただ、米中対立・インフレ・利上げ懸念といったように、不透明懸念材料のほうが強い年になると考えております。
このような想定の元、年初は端株優待の買い増しを中心に抑制的な買い増しを継続しつつ、一挙の暴落があった際には「ダウの狂犬戦略」を発動しつつ、Direxion デイリーMSCI新興国株ベア3倍 ETF(EDC)を再購入することで2匹目のどじょうを狙い、さらにどん底という局面があれば、先進国のブル型ETFを購入して対応します。
受益者(当ブログ閲覧)皆様におかれましては、引き続きご支援のほど、よろしくお願い申し上げます。
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