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2022年の当ファンドの運用成績については、ベンチマークとしている全世界インデックス、S&P500、日経平均などを幸い上回って終われそうです。
2023年については、更なるファンドの成長を目指し、以下のように運用を推進してまいります。
基本方針
1.米国上場高配当ETF買い増しによる、ドル建て配当金の安定的確保
↓ 配当金獲得の拡大
2.配当金を原資とした端株定期買付の推進
↓ 株主優待獲得の更なる推進
3.株主優待の生活充当またはフリマ販売による生活充足
↓ 余裕資金の更なる確保
4.余裕資金について上記1.を中心として再投資
↓
当ファンドの更なる成長。中長期的な値上がり益の獲得
1.米国上場高配当ETF買い増しによる、ドル建て配当金の安定的確保
当ファンドは一般NISAを活用中で、2014年からその約半分を米国上場の高配当ETFで運用しております。
課税の面でいえば、国内ETFなら配当は完全非課税な一方、米国ETFは現地10%課税が課されるため不利ではあるものの、
日本は高齢化、人口減など根源的な国力低下傾向にあるので、当座の課税上のデメリットはあっても、中長期的にドル建ての資産を持つメリットは大きいと思いそうしてきました。
2022年は、加速的円安によって、ドル建て配当金の恩恵をフルに享受することができました。具体的には、ドル建て配当金を都度日本円に換金し、それを原資に端株定期買付を強力に推進することができました。
2023年については、米国上場高配当ETFの買い増しを最優先で推進します。
今年の経験を踏まえると、中長期的に随時ドル建ての余裕資金があることで、再投資に回したり、場合によっては両替し生活費に回せるなど、様々なオプションが拡がることを再認識しました。
2.配当金を原資とした端株定期買付の推進
上述の通り、2022年はドル建て配当金をフル活用することで、ほとんど追加入金なく幅広く端株を買い漁ることができ、その銘柄数は150を超えました。
2023年につきましては、特定銘柄の定期買付を重点に推進し、ドルコスト平均法によって株主優待を獲得することに注力します。主な注力銘柄は下記の通りです。
- 東武鉄道 … グループ施設優待券(1月中に完了予定)
- アマナ … お米(2月中に完了予定)
- はるやまHD … ワイシャツ(3月中に完了予定)
- ANA … 航空券割引(取組継続)
- JR東 … 運賃割引(取組継続)
- カネ美食品 … 自社加工食品(取組継続)
- 久世 … お米(取組継続)
- アークス … りんご(取組継続)
3.株主優待の生活充当またはフリマ販売による生活充足
2020年のコロナショックにおいて買い漁った株主優待銘柄にについては、一部長期保有の条件などもクリアし、2022年は約40件の獲得となりました。また、幸いなことにコロナ緩和により、多くの銘柄が含み益となっています。
基本自家消費しつつ、昨今フリマでの転売要件が厳しいようですが、可能なものは現金化も積極的に推進し、生活の充足を図ります。
4.余裕資金について上記1.を中心に更なる再投資
3.によって生じた余裕資金を、1.への再投資に充当し、ファンド規模の更なる成長を図ります。
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