2017年2月11日土曜日

SSYS_ストラタシス(Stratasys)


トランプ大統領下、米国製造業の動向が注目されています。
そんな中、3Dプリンタ関連も、
密かに息を吹き返してきている感があります。

それで、旧居でご紹介のとおり
私は3Dsystemsを塩漬けています。
http://maddogdow.blog.jp/archives/47815607.html
それで、それがいい具合に漬け込まれているのを承知で
競合のストラタシスも買っており、一緒に塩漬けにしているのです。

なんでこうしているか、ちょっと書いておこうとおもいます。


【1.一般消費者用途は思い当たらない】

3Dシステムの記事で、3Dプリンタでコンシューマ用途を見いだせるか?
と書いて、私も時々考えては見ていたのですが
ここ2年ほどでは、結局私も世間も、
その用途は見いだせていないように思います。

平面の写真なら、友達にプリントアウトして友達に渡したい
というのは分かるわけです。それで、1分以内できれいに印刷が出て
渡されたほうも嵩張りません。

ところが、立体造形物となれば
・出力に時間がかかる
・色も鮮やかでなく
・渡されたほうは嵩張る
わけです。

ということで、マニアがフィギアを自作して、バッチリ塗装も施して
悦に浸っているニーズしか思い当たらないのです。


【2.高額産業用途特化もリスクありと】

それで、多品種小ロット生産用途で
高給特注品を精密製造事業者にというのは
確かに用途はあるように思いますが
その販売先業界に寄りかかりすぎると、
世の景況に左右されるように思うのです。

それで
エックスワン(The ExOne Company)
は、買っていないのです。


【3.医療分野が有望と】

例として日経の公開記事にリンクを紹介しておきます
http://www.nikkei.com/article/DGXKZO83609640U5A220C1X11000/

こういう、ディフェンシブなところで
また薬ほど致命的な事故リスクもなく
革新的な可能性材料があるものは
非常にテーマ化されやすいと思っています。


【4.特許状況】

以上のような3Dプリンタ業界認識に立って
3Dプリンタの技術面、重要特許面の材料化可能性について
http://i-maker.jp/3d-print-patent-6172.html
3Dsystem
Stratasys
どちらかで引っかからないかなあと期待しているのが
漬け込んでいる理由です。

それでなんだかんだいいつつ実は
それぞれ5株程度でしかなかったりもします。
間違って高級梅干しができないかなと、
まあそんなことを期待して漬け込んでいるという次第です。

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