ダウの負け犬戦略を、地域別には新興国を含むグローバルに、アセットクラスも株式に加え、債券、リート等を含め拡大解釈して適用したのが「ダウの狂犬」戦略の概要です。このブログでは、当戦略の内容と成果について公開しております(似非ファンドマネージャ 宇野 狂)
2017年4月26日水曜日
第30回:額面保証≠元本保証≒財産保証
周囲のリアルな知り合いや友人に
自分から投資をやっていることはあまり公言しませんが
相手から、投資についてどう思っているか聞かれれば
「実は私はやっているし、幸い、自分的にはうまくいっているよ」
と答えます。すると、結構いろいろ聞かれます。
みんな、実はそれなりに興味があるんだなあという気はします。
そのなかで
投資って、元本保証はないんだよね
ということをよく言われます。
私は、その話題になると
貯金は額面保証であって、元本保証ではない
そして、株は財産保証に有効だ。
というような話をよくします。
長期投資を勉強している人には釈迦に説法ですが
例えば5年定期預金は、かなりのリスク投資です。
今日の100円を、5年間「額面保存」できたとして
おにぎりの値段が、
80円(デフレ)になっていたら勝ち、
120円(インフレ)になっていたら負け
といえます。
額面は維持されていますが、
本当の意味での元本価値は保証されてないです。
一方で、この100円を日本株の市場平均TOPIXに
連動するインデックス投資に当てると
おおむねその価値は、日本経済全体と物価に
追従することになりますので
おにぎりが
80円になっていれば、投資資産も80円に
120円になっていれば、投資資産も120円に
となっている可能性が高いです。
つまり、こちらのほうが実質的には
よっぽど「元本保証」といえるのです。
しかも、銀行への預金は1000万円を超えると
銀行が破綻した場合に、額面保証もされません。
一方で、株の場合は、証券会社が倒産しても
1億なら1億、10億なら10億
資産が分別保護されることが仕組みとして確立しています。
したがって株式投資は
「財産保護」の意味でも強力な手段といえるのです。
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