KOAは2015年半ば、
1ドル=125円時代に1株1300円程度まで上昇しました。
その後主に円高に伴って価格を下げましたが
昨今は
1ドル=113円で、1株1500円をつけています。
この間、KOAは従業員持ち株的な制度も導入して
株価にはポジティブに働きました。
また中長期では、自動車の電装化背景から
同社への期待が反映していると考えます。
ただ、抵抗器世界シェアNo.1といったものの
その占有率は10%台程度であって
アジア等新興企業の浸食を受けやすいように思います。
また、需要として自動車の電化がより進んだとして
http://www.koaglobal.com/ir/business
同社が重点を置く自動車用途の伸長が、
競合新興企業による
他分野の浸食シュリンクをかわすほどに
見通しがあるのかは、IRからはよく読み取れません。
ただ、市場も、なにも根拠なく
この値段を与えているとは思いませんので
私としては、中期中立の見通しで
引き続き観察しています。
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