2017年3月18日土曜日

第27回:保険の類


大学を出て入社時には、先輩と保険のセールスレディに勧められるまま、
生命保険、医療保険がくっついているようなのにはいりました。
確か、保険料は月額で、1万円くらいだったかと思います。

それから15年余りたつと、それの更新期に入るわけですが、
保険料は倍になります。結婚していたので、
妻の分まで勧誘されて、とんでもない金額になりました。
保険料が月額で、二人合わせて4.5万円くらいの
提案内容だったと思います。

それで、私は解約を断行して、以下の通り方針としています。


【医療保険】

基本的にそもそも不要と判断しました。
高額療養費制度があるからです。
http://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-12400000-Hokenkyoku/0000075123.pdf
医療費が100万かかっても、私の負担は
なんだかんだで9万円以下です。

ただ、この先、先端医療との混合医療が拡がる可能性があって
先端医療は高額療養費制度の対象外です。
よって、夫婦分でそれをカバーする掛け捨て保険に入りました。
二人で月額6000円くらいです。
この保険は、60歳まで払い続けると、それ以降の生きている間に
先端医療が生じても保険金をくれるようです。


【生命保険】

まず、遺族年金というのがあって、
私が死んだとしても
ざっくり月8万は家族には担保されるようです。
どうしようもない場合、生活保護も期待されそうです。

どこまで補うかというところですが
死んだ直後はいろいろあると思いますので
2年くらいは、手厚くしておきたいです。

このような観点で
都民共済4型で月額保険料4000円
病気死亡だと800万円が給付されるくらいが適当と思われました。
http://www.tomin-kyosai.or.jp/product/life/total/security.html?tabSwitch=anc3

この保険のいいところは
割戻金といって、実際に保険全体で支払いがないと
一部の保険料が返ってくることです。
http://www.tomin-kyosai.or.jp/faq/aboutus/category02/q12.html


【ここまでで…】

20代で契約した月額1万円の保険
そのまんま保険を更新すると
保険料は夫婦で月額4.5万円近かったものが

医療保険を掛け捨てにして夫婦2人分で6000円
生命保険に当たるところを都民共済にして4000円
月額保険料は夫婦2人になったにも関わらず
そのままで維持したばかりか
実は補償内容も、両者であまり遜色がないのです。

それで、浮いた3.5万円をどうするかという点ですが
これは以下の考え方を採っています。


【個人年金に代えて】

私の場合は、勤め先の企業が
企業型DCでマッチング拠出が可能なため
浮いた金額を使ってマッチング上限額まで
拠出しています。

もし、お勤めの企業にDCとマッチングがなかったとすれば
個人型DC、例のiDeCoに投入していたと思います。
http://npfa.or.jp/401K/


【火災・賠償保険】

子供が人様のなにかをぶっ壊した時に備えて
火災保険にくっついている個人賠償責任保険
月額100円程度を使っています。

私は住居に関しては徹底した賃貸派なので
火災保険も家財に限定しており
ひっくるめて1000円もかかっていないと思います。


【学資保険代わりの投資】

ここまでで使っても、まだ1万円超ある資金について
日々の生活に充当して豊かにするという考えも
あるかもしれませんが、私は
子供の教育資金として、グローバル株式を対象とした
インデックスファンドのダウコスト平均法での
購入に振り向けています。

理由としては、例えば子供が生まれたときから
18年後、大学に入るであろう時期の
物価水準というものは、全く予想できないからです。

学資保険を元本保証がないものに
よく振り向けるなと言われそうですが
私に言わせれば18年後、額面をそのとおり
保証されるということがリスクに感じられてなりません。

株式のインデックスなら、
基本的にその時代の物価に追従しているはずで、
かつ著しい元本割れも回避できますし

また、18年後のある日だけを取るとひどい状況でも
4年間の「取り崩し」のほうも
ダウコスト平均法的に取り組めば
概ねその時の物価水準に照らして換算した元本に照らして
プラスで受け取れると思っているのです。
https://www.toushin.or.jp/investmenttrust/specialist/vol_03/

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