2017年7月8日土曜日

コラム:喫茶アンデス(練馬)

仕事で立ち寄った練馬
駅前にある喫茶アンデスというのが
野球漫画「タッチ」に登場するお店のモデルだそうです。

私はよく知りませんし正直あまり興味もないのですが、
練馬でランチと検索して出てきたので
とびこんだ次第です。

それで、店内は壁一面の本棚に
古い書籍や雑誌などがあってなかなか趣があります。
それで、有名なナポリタンを頼んで
でてくるまでに本棚を眺めていて
目に留まって読んだのがこの雑誌です。

ニュートン 昭和63年2月14日発行(1988年)
「21世紀はこうなる」


読んでみますと技術の発展について
かなりいい線で今日を言い当てていました。
そして、人口減少と高齢化はほとんど
ドンピシャといってよかったです。

ただ大外れがあって
それは、日本が世界一の経済大国になると
極めて楽観的に述べられていた点です。

人口減、高齢化を極めて正確に予想していながら
供給減と需要減が同時に発生して
経済縮小は免れまいと結論しなかったのは
当時の日本というのが、それだけ自身に満ちていたのだと思います。
よい時代だったんだなあとつくづく思う次第です。

あと、このころによもや中国が市場経済制度を取り入れて
世界第二位の経済大国になる
と予見するのは、無理だっただろうなあと。。。


あとは昭和にまとめられた毎日新聞かなんかの
昭和史ふりかえりみたいなのが面白かったです。
ナポリタンは、しょせんケチャップの味から
大幅にとびぬけるのは無理だと思いましたが
(新橋のポンヌフは、茹で済みのパスタでロメスパ
 とかいうのを使うとかで明解に触感が違う)
並べてある書籍と雰囲気に惹かれ、
この地に来たら間違いなく再訪したいと思いました。
(なお土曜は開いていて日曜日休みだそうです。)

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