ダウの負け犬戦略を、地域別には新興国を含むグローバルに、アセットクラスも株式に加え、債券、リート等を含め拡大解釈して適用したのが「ダウの狂犬」戦略の概要です。このブログでは、当戦略の内容と成果について公開しております(似非ファンドマネージャ 宇野 狂)
2017年5月24日水曜日
母子投資手帳>1.国債変動10年
私が子供にお金について教えることは
まず、出来るだけ倹約しろ
そして、余財については未来40年長を見据えた場合は貯金ではなく
→ 半分は国債変動10年
→ 半分はグローバル株式へのインデックス投資
しろというのが、大まかな結論になっています。
今回は、国債変動10年について、書いておきます。
http://www.mof.go.jp/jgbs/individual/kojinmuke/main/outline/hendou/
日本円は日本国そのものが存在の拠り所になります。
厳密には日銀の独立性とか制度がありますが、
大きく見ればこれは日本国が日本円の価値を担保するための枠組みです。
であるならば、持っている日本円を日本円として保存する
最良の手段は、国債投資となります。
元本保全と利回りを市井の民間銀行の定期預金等に求めることは、
中間マージンが載ったデパートで鮮魚を買うことに似ています。
しかも、銀行が万一の場合、1千万円分しか保護されません。
一方の国債変動10年は漁港が、直売を広く一般人に開放しているイメージ
に近しいです。(購入窓口は民間金融機関ですがマージンは基本のらない)
当然、基本的にいくらでも国が保障してくれます。
そして、変動10年は万一急激な物価上昇が発生の場合
(前回の記事でいうところの、ラーメンが1000円超えするような場合)
完全に追従は出来ないもののある程度は金利条件が
上がってくれることで、緩和されます。
元本保全に加えて、万一の物価上昇でも緩衝が働くという、
これ以上の選択肢はなかなかありません。日本国は結構国民思いのようです。
私は日本の将来にあまり明るさを見いだせませんが、
緩やかな衰退でデフレになれば、それはそれで円債投資が正解になります。
万一極東動乱など、劇的な衰退があれば、
生命とかもっと大事なことを心配する状況だと思います。
というわけで、基本的に平和な日々が続くことを
メインシナリオとするならば
投資の半分は国債変動10年でよいだろうと考えます。
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