ダウの負け犬戦略を、地域別には新興国を含むグローバルに、アセットクラスも株式に加え、債券、リート等を含め拡大解釈して適用したのが「ダウの狂犬」戦略の概要です。このブログでは、当戦略の内容と成果について公開しております(似非ファンドマネージャ 宇野 狂)
2018年4月4日水曜日
BABA_アリババ・グループ・ホールディング(Alibaba Group Holding Limited)
アメリカで流行ってるビジネスモデルを
いち早く日本に持ち込み先行者利益を得る。
1990~2000年に孫正義の躍進を支えた
タイムマシン経営です。
それで、いま飛ぶ鳥を落とす勢いのAmazonを
タイムマシン経営でなぞれるポジションにあるのが
アリババだと思っております。
【日本の場合】
日本にはすでにAmazonそのものがおおきなシェアを握っています。
よって、楽天はタイムマシン経営というわけにはいきません。
【中国の場合】
中国は国として参入障壁を築いています。
よって、アリババはタイムマシン経営ができます。
国内の競争はありますが
同社は最大のシェアを持っており
じっくりAmazonの真似や
ローカライズに取り組むことができます。
そして、中国の人口13憶人億人のうち
ECサイト利用者は2016年で4.6億人程度のようです。
つまり、市場規模そのものが国内だけで
単純に倍の伸びしろがあるということになります。
参考URL
https://netshop.impress.co.jp/node/4097
以上から、本家Amazon株は
すでにPER100倍を超えるような価格で
私にはちょっと触手が動きませんが、
アリババについては
この全体暴落をチャンスとして
リスクテイクで少し買い増しました。
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