2018年4月28日土曜日

【順調楽観】MEGAn_メガ・ライフサイエンス(Mega Lifesciences Public Company Limited)



基本的見解


同社については昨年
http://maddogdow.blogspot.jp/2017/06/meganmega-lifesciences-public-company.html
記載した通り、非常に有望と考えております。

私の主な見立ては
・同社が手掛けるのは大衆医薬品で
 (大衆医薬品特化というのは日本でいえば大正薬品のイメージ)
 タイ国の生活水準向上が同社業容拡大に直結すると考えられる
・しかも、同社はタイ国だけでなく成長著しい
 ミャンマー、ベトナムにも入り込んでいる
ということで有望視しています。

当方では、2014年頃に同銘柄を@20THB程度で購入
2016年に動意づいて、2017年末まで大幅伸長
以降値動きが荒いものの@40THB前後が
昨今の株価となっております。
もし、直近の米国発貿易戦争懸念でさらに下押しする場面があれば
買い増すチャンスのように見えます。


同社のIR斜め読み


見通しとしては
同社の最近のIRを見る限り
http://mega.listedcompany.com/misc/PRESN/20180405-mega-investor-presentation-fy2017.pdf
・P27…Mega We CareTMは東南アジア圏を仕向けに
 利益率は保ちつつで売上規模を大幅伸長
・P28…MaxxcareTMはベトナム。ミャンマーで
 過去5年伸長も、2017年は微減
というように読み取れます。

同社は大衆医薬品を扱っているため
多少不景気になってもここまで獲得したベースの需要は固く
米国発の貿易戦争が起こっても影響は限定的と思います。


タイ国TPP参加表明


そして、タイ国は先日TPPに参加表明しました。
https://news.biglobe.ne.jp/economy/0424/ym_180424_7019477686.html

TPPは米国不参加状況では
日本及びグローバルなインパクトとしては地味となりますが、
ベトナム(TPP参加)を含む東南アジア圏を主戦場とする
同社にとっては、TPPは医薬品に関する
貿易障壁の緩和を志向しているため、
その実現の場合、
ポジティブインパクトとなる可能性が高いと考えています。

同社の今後に、強く期待しています。

2018年4月25日水曜日

【禁断の買い】TRAM_トラダ海運(TRADA MARITIME Tbk PT)


【2012年~ 同社株購入の経緯】

インドネシアの領土は1万超の島々によって構成されています
その人口は若年層主体の理想的なピラミッド型の構造で
2憶超の国民を有します。

その人々が、先進国並みの生活水準を目指すプロセスにおいて
内国海運の活発化は不可欠との見立てから、
2012年に@1070IDRで購入したのが始まりです。

その後しばらくは期待通りの右肩上がりを続け
倍に迫ろうという2014年のある日、
突如売買停止になりました。
現地情報はほぼ分かりませんので
証券会社に聞いたら
「石油の違法輸入だか輸出だかで売買停止」
とのこと。

数か月後に取引再開。
真っ逆さまに落ちるナイフを
私は@472IDRで手を出して血まみれになりました
最終的には@50IDR程度になり、
以降、塩漬けしていました。


【2015年~ 塩漬け中の経過】

塩漬け中は
・増えない出来高
・更新されない同社webサイト
・株式併合の発表とその取りやめ
という状況となっており
私は同社株について上場廃止の気配を
感じていました。


【2016年~ 動意づく】

2016年に突如動意づきました。
その直接の理由を把握することは
できなかったのですが

その頃から同社webサイトのIRが更新されるように
なってきました。
同社IRには2016年について
"The year 2016 was a recovery year for the Company"
と高らかに記載されていました。

しかし、油断は禁物。
会社側の記載などそのまま鵜呑みにしてはいけないよ
ということで
少なくとも1年は様子見ということにしました。


【2018年4月 買ってしまった…】

そして2018年にはいり
同社株は2017年1月の仕手的値上がりで付けたと
思われる高値をついに取り戻しました。

事ここに至り、私としては
2017年の1年間で、
市場は同社に対する疑念を確かめた織り込んだのでは?
と感じ、同社について5年越しの強気に傾きました。
そして血迷って@396IDRで買い増しました。


【当ファンドの平均購入単価と、中期見通し】

同社株の私の平均購入単価は
結果的に@752IDRとなっております。

もちろん、失われた時間を考えると
無駄なこと甚だしいのですが
私は、ここ2年くらいの動向から
私は絶対にないとおもっていた
まさかの含み益転換を予想しています。

2018年4月14日土曜日

VIG_バンガード・米国増配株式ETF


近頃、一旦米国市場が落ち着きつつあるように見え
買うかどうか迷っているのが表記のETFです。

米国株式市場(同ETF価額)は
突発的にはトランプ大統領に振らされますが
中期的には、
 1.FRBの利上げ圧力
 2.実体経済堅調状況の評価
の綱引きになって、我々日本人の場合には
1.に伴う
 3.ドル円為替
がどうなるかという要因で考える必要がありそうです。

それで、ほとんど根拠はないですが
1~3の組み合わせで起こりそうな
価格イメージをしてみました。

結論としては、もっと大幅に調整して
織り込んでくれないと、
まだ早い気がして触手が引っ込みました。


【向こう3ヶ月】 → ほぼ横ばい予想



【向こう1年】 → 元本割れを予想



【向こう3年】 → 全然予想できない時間軸だが、微減予想



【追伸】
仮に直近で$90、リスクオフの円高で1ドル104円台
という突発調整があれば買ってもいい気がします。

2018年4月7日土曜日

201803_月次レポート


【概況】

元本保全性(元本成長率)
 168.0%(前月比‐4.6P)
当ブログにおける元本保全性は、月末時点の総資産評価額(円建て)を証券会社への純入金累計額(出金は相殺。売却益、配当等の再投資額は含まない。円建て)で割ることで算出しています。

配当等収益額(税抜、手取りベース)
 10,565円
月中に生じた、配当金、分配金、貸株金利受取等の税抜後の受取総額(円建て)となります。なお、期間中に発生した売却益は含まれません。

--ご参考--

ドル円レート
 前月末106.67円 → 今月末 106.26円
世界株式ETF(VT)
 前月末74.00米ドル(円換算7,893.58円)
  → 今月末72.10米ドル(同7,661.34円)
日経平均
 前月末22,068円  → 今月末21,454円


【月中の運用経過】

今月は米中貿易戦争懸念を懸念する形で
株式市場はおおむね世界各国で軟調でした。

このような環境のもと、当ファンドは新興国への
積極投資を行っているためその煽りを受け減少となりました。

配当等収益額は1万円程度の入金がありました。

このような環境のもと当ファンドでは
NISA枠にて
・DGRE_ウィズダムツリー 新興国株クオリティ配当成長ファンド
を買い向かいつつ
・AFK_ヴァンエック・ベクトル・アフリカ・インデックスETF
・ILF_iシェアーズ ラテンアメリカ 40 ETF
も買い増しました。


【来月の運用方針】

先日のレポートで表明した通り
米中の貿易戦争が悪化してもソフトランディングしても
なんだかんだで漁夫の利を得る可能性を
・ブラジル
・アフリカ
に感じています。

よって、あまり買い急がないように注意しつつ
・DGRE_ウィズダムツリー 新興国株クオリティ配当成長ファンド
・AFK_ヴァンエック・ベクトル・アフリカ・インデックスETF
・ILF_iシェアーズ ラテンアメリカ 40 ETF
を引き続きじっくり買い増す方針です。

2018年4月4日水曜日

BABA_アリババ・グループ・ホールディング(Alibaba Group Holding Limited)


アメリカで流行ってるビジネスモデルを
いち早く日本に持ち込み先行者利益を得る。
1990~2000年に孫正義の躍進を支えた
タイムマシン経営です。

それで、いま飛ぶ鳥を落とす勢いのAmazonを
タイムマシン経営でなぞれるポジションにあるのが
アリババだと思っております。


【日本の場合】

日本にはすでにAmazonそのものがおおきなシェアを握っています。
よって、楽天はタイムマシン経営というわけにはいきません。


【中国の場合】

中国は国として参入障壁を築いています。
よって、アリババはタイムマシン経営ができます。
国内の競争はありますが
同社は最大のシェアを持っており
じっくりAmazonの真似や
ローカライズに取り組むことができます。

そして、中国の人口13憶人億人のうち
ECサイト利用者は2016年で4.6億人程度のようです。
つまり、市場規模そのものが国内だけで
単純に倍の伸びしろがあるということになります。
 参考URL
 https://netshop.impress.co.jp/node/4097


以上から、本家Amazon株は
すでにPER100倍を超えるような価格で
私にはちょっと触手が動きませんが、

アリババについては
この全体暴落をチャンスとして
リスクテイクで少し買い増しました。