ダウの負け犬戦略を、地域別には新興国を含むグローバルに、アセットクラスも株式に加え、債券、リート等を含め拡大解釈して適用したのが「ダウの狂犬」戦略の概要です。このブログでは、当戦略の内容と成果について公開しております(似非ファンドマネージャ 宇野 狂)
2017年1月28日土曜日
3857_ラック
ラックには引き続き期待しており、
中期見通し「強気」を継続します。
同社は、国内セキュリティ分野の草分けであって
官公庁、企業向けのセキュリティ運用支援で有名です。
また、みずほ系のシステム開発に関与しています。
強気の根拠とする主要な理由は下記のとおりです。
【1.基本的に増益基調】
http://www.lac.co.jp/ir/exchequer/passage.html
のようにセキュリティ需要が牽引し、
5年にわたり連続増益となっています。
特にここ3年ほどは人材採用等投資をするなかで
四半期の決算発表で失望下落というのも結構あったのですが
なんだかんだで期末に前年比増益で着地するあたりは
安定感を感じさせます。
【2.JASDAQ→東証一部指定替え期待】
明確に東証一部指定替えを目指すことを宣言しています。
http://v4.eir-parts.net/v4Contents/View.aspx?template=ir_material&sid=60714&code=3857
ここは時流もあって、固いと思います。
この材料はインデックス投資の流入により
無条件の価格底上げが期待されます。
【3.フィンテック&IoT】
不思議とあまりそのテーマで語られていない気がしますが
→三大メガバンクである、みずほのシステムに関与している点は、
フィンテック×セキュリティで大きく材料化する可能性があります。
→全てのセンサー等からの情報やそこへの制御が
インターネットで同期するのがIoTです。
そういった社会インフラになっている時代になったとき
ここに攻撃されたら、大変なことになります。
常駐、24時間監視の運用支援を強みをする同社は
IoT関連のブラックホースと考えています。
なお、このあたりの考察に関連することを
昔のブログにも書いておりますので
もしよろしければ、ご覧いただければと思います。
http://maddogdow.blog.jp/archives/66259083.html
http://maddogdow.blog.jp/archives/48452688.html
同社の今後に、強く期待しています。
2017年1月25日水曜日
ZMLP_Direxion ザックス MLP 高配当ETF
2015年末の米国利上げと原油安のダブルパンチで
2016年前半は、世間では概ね絶望視されていました。
その中で
→ 利回り魅力で、ダウの狂犬戦略に適合
→ 米国の社会インフラであって、かつ、
同ジャンルに分散投資しているから
紙切れになることはないだろう、
という判断のもと
粛々というよりは、恐る恐るでしたが
買い増してきたのがこのETFです。
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ご参考
http://maddogdow.blog.jp/archives/57010800.html
買い増しの経緯等を書いた昔の記事です。
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結果的には、
トランプ大統領誕生にともなう
米国債金利上昇がMLPにはデメリットと考えられるものの
・経済のブロック化志向
・米国内製造業重視の偏重
その活動に必要なエネルギー流通が
活発化するだろうという思惑が相殺しているのか
堅調に推移しています。
原資産価額も堅調で含み益に転じつつ
(2016年通じた円高時に辛抱したことも奏功)、
https://finance.yahoo.com/quote/zmlp?ltr=1
配当利回りも年8%程度で回っております。
というわけで、当ETFはダウの狂犬戦略による
http://maddogdow.blog.jp/archives/42915436.html
成功事例として、
一応皆様に説明できる事例になったように思います。
今後については、当方では24ドル程度までは
トレンドフォローの分散買いを継続する思惑です。
2017年1月21日土曜日
第24回:インカムゲイン
私は株、ETF が売れません。
まず、すごく愛着を持ってしまうし、
もっと値上がりするんじゃないかと思ってしまうのです。
だから、買うのは
個別株ならほぼ低PBR、
だけれどもしっかり配当を出しているバリュー株戦略で、
ETF なら、価格面でボロボロに低空飛行
(出来高は売買が成立しないとかはNGですが
少なすぎなければいいです)しているけれど、
やはり配当はがっちり出しているのが好きです。
そして、そういう対象が値下がりした場合は
ナンピンを辞さす、どんどん買い増しです。
投信で配当再投資されていた方がメリットがあるのかもしれませんが、
それだといつまでも売れない気がするし、
理屈ではそのほうが節税メリットがあるとか分かっていても、
投資をしているという直感的喜びがどうしても乏しいのです。
私は世界中に投資しているので、不労所得の振込通知が年中あって、
それがたまらなく楽しみなのです。
そうしたわけで、それほど大勝もせず、幸い大負もしませんが、
私にとって世界高配当戦略(=ダウの狂犬戦略)は
精神的にはとても保養になっています。
そして結果的には、何年もバイ&ホールドしていると
結果的には売買コストも最小に抑えられ、
インカムゲイン含めたトータルリターンでは
下手な短期投資家よりは(失礼!)
結構上手くいっている感が近ごろしています。
【ご参考】
当ファンドのより詳しい投資戦略に感心をお寄せの場合は
http://maddogdow.blog.jp/archives/cat_1131490.html
こちらをご参照ください
2017年1月18日水曜日
コラム:お年玉
毎年年始は米国ETF の分配金入金が集中します。
たぶん現地ではもっと早いのでしょう。
それを本邦の取り次ぎ証券会社が処理して、まあだいたいこの時期です。
経過はどうあれ、大人になって、世界中からドルで
お年玉を貰える感じがして、ちょっとした楽しみです。
本年のお年玉は計196.74ドル(税引後)の受け取りとなりました。
まだまだファンドの資金規模が小さくささやかなものですが
内訳として、具体的にどんな銘柄から受け取ったのか
ご参考までに書き記しておきます。
銘柄コード | 銘柄 |
ZMLP | DRX ZACKS MLP HI |
IEF | ISHARES 7-10YR |
EWZ | ISHARES BRAZIL |
ILF | ISHARES LATIN 40 |
EWW | ISHARES MEXICO |
IYR | ISHARES REAL EST |
ERUS | ISHARES RUSSIA |
IXP | ISHARES TELECOM |
PFF | ISHARES US PREF |
JXI | ISHARES UTILITY |
VGK | VA FTSE EUROPE |
VT | VA WORLD STOCK |
VIG | VNG DIV APR |
AFK | VV AFRICA |
BRF | VV BRAZIL S-CAP |
IDX | VV INDONESIA |
EMLC | VV JP EM LC BOND |
VNM | VV VIETNAM |
GULF | WM MID EAST DVD |
DEM | WT EMG HIGH DIV |
それで、現状はこの受け取り分はしっかり再投資しておりますが、
そのうち、親戚の子供たちへのお年玉をドル建てにしてやろうと思ってます。
当然、ドルでの出金などそれなりにコストはかかるでしょうが、そうしたら、
→ 無駄使いしにくい(けど、貯金もしにくいな)
→ 投資に関心がわき、金融教育になる
→ 洒落た感じで面白いかな?
とか、そんな理由です。
まあ、ただの面倒なおっさんと思われるかもしれませんが。
2017年1月14日土曜日
コラム:ふるさと納税戦略2017
いつから始まったのか定かではありませんが、
楽天市場でふるさと納税の出店が散見されるようになりました。
それで、早速今年の一発目として米15kg 1万円を
買い物かごに入れてみて、決済条件を確認したのです。
よもや、
楽天ポイントでふるさと納税ができるようになるとは思えなかったし、
逆にふるさと納税にポイントが付くとも思えず
なんか普通の楽天の買い物とは違う制約事項が
あるに違いないと勘ぐったのですが何にもなし。
ポイントは使えるわ、貯まるわ(しかもキャンペーンで1000P超)でした。
ふるさと納税は、本来、自身の所得に応じて可能上限額が決まって、
その実施額-2000円が、本来の住民税所得税から税額控除できるので、
(例えば可能上限額が5万円の人が5万円ふるさと納税を
すると4.8万円通常の税金が安くなる)
よって、お礼の品を実質2000円で買える制度な訳ですが、
この調子でポイントが還元されると
庶民でもふるさと納税の採算はお礼の品をもらった上、
採算までプラスになってしまいます。
(このあたりの事情をもしよくご存じでない場合
拙著ですがこちらの記事もご参考ください)
さすがになにか違うような、騙されているような気もしつつ、
早速ポチッと注文確定したので
なにか落とし穴があれば続報したいと思います。
なければ、今年のふるさと納税は楽天市場でお米に全部倒そうと思います。
2017年1月11日水曜日
ご挨拶 2017年からブログを引っ越しました!
2017年からブログを引っ越してきました。
読者の皆様、Google様、何卒よろしくお願いいたします。
もし、このブログをお読みになって
2016年、2015年の記事に関心をお寄せの場合は
http://maddogdow.blog.jp/
にアクセスいただけると
それなりにお楽しみいただけるかと思います。
まだ新居の使い勝手にも完全に慣れておりませんので
しばらく試行錯誤があろうかと思いますが
よろしければ、今後ともお付き合いいただければと思います。
何卒、よろしくお願い申し上げます。
宇野 狂
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