2018年5月12日土曜日

201804_月次レポート


【概況】


元本保全性(元本成長率)
 171.0%(前月比+3.0P)
当ブログにおける元本保全性は、月末時点の総資産評価額(円建て)を証券会社への純入金累計額(出金は相殺。売却益、配当等の再投資額は含まない。円建て)で割ることで算出しています。

配当等収益額(税抜、手取りベース)
 12,096円
月中に生じた、配当金、分配金、貸株金利受取等の税抜後の受取総額(円建て)となります。なお、期間中に発生した売却益は含まれません。

--ご参考--

ドル円レート
 前月末106.26円 → 今月末 109.33円
世界株式ETF(VT)
 前月末72.10米ドル(円換算7,661.34円)
  → 今月末74.00米ドル(同8,090.42円)
日経平均
 前月末21,454円  → 今月末22,500円


【月中の運用経過】


4月のグローバルマーケットは
米中貿易戦争懸念の後退から
円安、株高となりました。

このような環境のもと当ファンドの
元本保全性も回復しましたが
VTなどパッシブ運用と比較して
劣後する成績となりました。


【来月の運用方針】


原油価格の投機的値上がりで
1560_NEXT FUNDS FTSEブルサ・マレーシアKLCI連動型上場投信
が含み益となっていますが
一時的と考えています。

よって、これを売り崩し、そのキャッシュで
DGRE_ウィズダムツリー 新興国株クオリティ配当成長ファンド
を買い増します。

2018年5月5日土曜日

【足踏み?】ROTI_ニッポン・インドサリ・コーピンド(PT Nippon Indosari Corpindo Tbk)


米食文化のインドネシアにあって
やはり本来は米食文化である日本の敷島パンと提携し、
インドネシアでパンを手掛ける先駆者が同社です。
http://maddogdow.blogspot.jp/2017/03/rotipt-nippon-indosari-corpindo-tbk.html

そんな同社の最近のIRを
http://www.sariroti.com/wp-content/uploads/2017/09/AR-SARI-ROTI-2017.pdf
拙い英語力で斜め読みしました。


私の一番の懸念は、粗利率でした。
インドネシアは小麦がないので
同社は輸入に頼ることになります。
ルピア安だと仕入コストがあがるので
粗利益率が悪化しているのではと思いましたが
それはそうでもなさそうです(P3)

ちょっと心配に感じたのは
2017年は前年2016年で売上が微減しています(P3)
その要因はよくわかりませんが
パン食自体は緩やかに普及しつつある状況は不変であると思うので
競合が参入しつつあるのかもしれません。

(P39)によると、売上構成比は小さいものの
ケーキの売上が伸長しつつあるようです
http://www.sariroti.com/en/cakes/#cakes
をみると"dorayaki"なんてのもあって
微笑ましさと親しみを感じます。
この類のものの売上が伸長しているあたりは
同国の生活レベルが確実に上昇しつつある気がします。


そういった動向を踏まえ見解としては
米国金利上昇を受け
ひきつづき同社の粗利率は圧迫される可能性がありますが
同社は、同国最大の製パン会社ということで
一定程度の企業体力があります。
競合が激しくなっているとすれば、
ルピア安はそれらの競合会社のほうに
より深刻なダメージとなろうかとおもいます。

以上から、中期(3年程度)では、
多分に期待を込めてではありますが
私は強気見通しにて期待をしております。

2018年5月2日水曜日

【自滅】LC_レンディングクラブ(LendingClub Corporation)


同社にはすでに三行半を叩きつけておきながら
http://maddogdow.blog.jp/archives/59859427.html
実はいまだに若干持っています。
以下、私の見立てを書きます。


米国利上げと P2P Lending市場 


米国利上げにあって、
借り手側の「少しでも安い金利で借り入れしたい」
という需要は強いはずです。

一方で、
貸し手側は利上げ局面では
「銀行預金しているだけで低リスクで悪くない利息が付く」
という状況から同社経由の融資魅力は薄れます。が、
本来同社はITを活用した与信に基づく金融(Fintech)によって
銀行預金に近しい低リスクで、
しかも一般の銀行金利より高い利回りを
貸し手に提供するというビジネスです。


2度の不正行為疑惑


さて、このようなビジネスモデルの先駆が
同社であったわけですが
理屈がわかると、他社も参入します。

そういう競争下では
本来、同社は本来先行者利益として最大のシェアを確保し、
規模の資金力や経済性で追従者では利益が出ないような
貸出金利水準を仕掛けるなどにより
他社を駆逐するというのが考えられますが

2016年の不祥事によるCEO退任からはじまり
2018年4月のいま、手数料の過剰不正引き落としを
当局に提訴されるなど
同業他社に対してシェアを落とすようなことばかりしています。

おそらく、2016年を契機とした凋落を挽回しようという
同社の焦りが、2018年の不正に繋がっていると思います。


ハイテク闇金


2016年の一件は、CEOによる一部ステークホルダーへの
利益供与的なものだっと聞いています。
この時点では同社にはまだ挽回の可能性があったように思います。

今回、手数料をちょろまかす ということが提訴され
同社は利用者から「上場しているハイテク闇金」
にしか見えないと思います。
ここまで堕ちた利用者信用を取り戻すのは
よほど無理だと思います。

同社IRにはたらたら書いてありますが
状況的に逆に言い訳がましく感じます。
http://ir.lendingclub.com/Cache/1001230258.PDF?Y=&O=PDF&D=&fid=1001230258&T=&iid=4213397

成長市場でかつ利用者に経験がない商品性において
このような経過で将来の利益源泉である
売上規模を落とした(≒シェアを落とした)という状況から
他社に再び追従するのは大変難しいという見解です。
同社は自滅したという感がします。

当ファンドにて同社株は毎年年末、
利益調整のための売り駒として活躍しています。