資産保全上、人民元建ての比重を増やしたく
最近上海A株を物色しています。
上海A株の物色には、先般の投稿で触れたように
内藤証券が公開している
年度別業界別のレポートが便利なように思います。
http://www.naito-sec.co.jp/china/report/sector/
それで触手が動いたのが
600388_フージェン・ロンキング(福建龍浄環保)
です
【見立て】
基本的に何年も安定した増収増益基調にあり
一方で近頃株価は最近軟調で、予想PERも18倍程度で評価されています
(かつては30倍程度で評価されていたようです)
おそらく背景には、中国で
既存の石炭発電所をクリーンにするというより
石炭発電依存を減らそうというのがあるので
同社への需要が減るのではという懸念があるのだと思います。
私としては、現在の価額は買い場に見えました。
理由としては、
・同国の石炭消費は2013年ころから減少しているが
同社の業績はその頃から最近にかけてずっと堅調であり
既存の石炭発電所への設備更新需要はまだまだ当面底堅い
のではないか?
・同国は石炭そのものの産出が盛んである
同国内で石炭発電を抑制するなら、そのはけ口は
一帯一路構想で海外輸出となるだろう。
その際、同社のデバイスが必要になろう。
という期待によるものです。
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