ダウの負け犬戦略を、地域別には新興国を含むグローバルに、アセットクラスも株式に加え、債券、リート等を含め拡大解釈して適用したのが「ダウの狂犬」戦略の概要です。このブログでは、当戦略の内容と成果について公開しております(似非ファンドマネージャ 宇野 狂)
2017年12月20日水曜日
8079 _正栄食品工業
「ここから倍になることはないだろう」
「ただ、優待魅力などでやや強気」
http://maddogdow.blog.jp/archives/67720604.html
と、同社について私は見解を持っていました。
一部指定替えも多少は予期しておりましたが
よもや数倍になるとは思っていませんでした。
よって、私の投資予想があたったかといえば
大外れと言わざるを得ません。
そして、先日毎年恒例の株主優待が届いたのを
きっかけに同社のIRをのぞくと
2017/12/13日付で
1.株主優待獲得条件変更
2.大規模な自社株消却(発表翌日ストップ高を現出)
が発表されていました。
1.について少し内容を触れておきますと
いままで100株保有の場合は年1回
1000株以上保有の場合には年2回
株主優待としてお菓子盛り合わせを届けていたものを
(1000株の場合、別途お菓子を割引で買える券もセット)
一律100株にて年2回にするというものです。
嫁に聞くと(嫁はこの発表は知らない)
「今年は優待がボリュームダウンした気がする」
と言っていましたが、
それは年2回にする上での調整かと思います。
それで考察ですが
3年前は1株1000円くらいだったものが
いまや1株5000円
最低単元を買うためにも50万円必要です。
新規個人株主を優待で惹きつけるための
株価と優待内容のバランスという意味では
丁度良いと思います。
一方で既存株主を考えると
例えば私が1000株持っていたとすれば
株価がとても値上がりしていて、
優待が100株あればもらえるようになると
「100株もっとけばOKかな?」
「少しずつ売り崩して半分くらい利確しようかな?」
というように売りを誘発するような気がするのですが
このブログを書いている2017/12/19時点のIR情報確認では
少なからずそれくらいのホルダーがいそうです
まあ、そのあたりを自社株消却+まだまだ伸びしろを期待させる
という組み合わせで相殺したのかなと思います。
それで、今日時点から3年くらいの
中期見通しですが
今度こそここから倍になることはなく、
PER30倍なんて数字を見せられると
さすがにむしろ下押し圧力のほうが強いのではと
思っております。
一方で私の所有方針は100株の
ストロングホールドで考えております。
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