当ファンド令和最初のお買い物は
AUTO_アストラ・オートパーツ(PT Astra Otoparts Tbk)
です。
2014年→2015年に営業利益を半減させたものの
以降、毎年10%前後のペースで増収増益基調
一方で、株価は2015年以降低空飛行を続けています。
新興国通貨安、資源安によって
インドネシアの景気停滞、自動車関係の
需要減退を織り込んだ価格形成と思われます。
(別途なんらかの個別悪材料があるのかは分かりません)
https://www.jetro.go.jp/biz/areareports/2018/8aa59d0187f60a9c.html
そうであるとすれば、
外部環境好転の場合の価格水準見直しや
抑制された需要の反動増から
反発が大きいと予想し、買い入れました。
2.7億超の人口
インドネシアは2.7億超の人口を有し、
その人口構成は、若年層を主体とした
ピラミッド型となっています
一人あたりGDP 4,000ドル弱
インドネシアの国民一人あたりGDPは4,000ドル弱です
モータリゼーションは一人あたりGDPが3,000ドルを超えてくると
進展すると経験的に言われています。
参考:みずほグループの公開レポート
自動車部品市場を牛耳っている
ハイブリッドだろうがEVだろうが自動運転だろうが
なんに転んでも、そこに何らかの部品と
日常メンテナンスが必要であるという
事情は変わらないでしょう。
アストラ・オートパーツは
日本でいうところのオートバックスのような
販売店舗網を持ちつつ、製造も手掛けている会社です。
インドネシアの人口動態と経済の伸びシロという
中長期で良好な市場環境のもと
同社は自動車の主流がEVになったとしても
川下、部品流通という、柔軟に対応できる立ち位置にいると考えます。
同社の今後に、強く期待しています。