2017年5月31日水曜日

母子投資手帳>2.世界株インデックス投資


人並みに働きつつ、国債変動10年で投資していれば、
日本国内ではなんとか没落を免れつつ中流で生きていける気がします。
ただし、日本で人並みでも、グローバルでは人並みでなくなる可能性も、
頭に入れておいたほうがいいです。

他人のことは気にしないといいつつ、
でも内心では隣の同僚の給料は気になるのが人情。
だとすれば、ネット社会でただでさえ外国の暮らしぶりは
身近なものとして情報が入ってきます。隣の芝は青く見えるのです。

そこで、世界の人並み、中流を維持するために、
投資の半分は世界株式にインデックス投資しておくとよいだろうと考えています。


【世界の人口と経済】

世界の人口は確実に増加を続けています。
根本的に世界経済は需要増加のプレッシャーを受けているのです。
例えば薬を例にとると、生きたいという需要を狙って
当初はごく一握りの金持ちが享受できる値段で供給され、
(現代社会では、医療制度等再分配があって庶民も救われる)

供給が過剰になれば値段が下がって
皆その薬を買えるようになって、人口が増えて健康に過ごせるので、
ちょっと美味しいものも食べていたら
肥満社会になって、新たに生活習慣病の薬の需要が生まれるという
そういう具合で、経済というものは拡大します。

基本的に世界経済というのものは毎年2~6%程度の成長がずっと続いています。
一方の日本は、政策で無理やり押し上げる以外は基本マイナスです。
http://www5.cao.go.jp/j-j/sekai_chouryuu/sa04-02/pdf/sa04-02-01.pdf


【世界株インデックス投資】

世界株インデックス投資は、世界中の企業の株を
広く浅く保有していているのと同じ効果を得られる投資です。
もし、この値段が下がっていたら、世界中の投資家は平均的に損してますし
世界中の企業で働くサラリーマンも、平均的には貧しくなっているはずです。
(株価が下がっているということは給料も下がっている理屈)

つまり、極論すれば世界株が下落した場合は、
基本世の中みんな貧しくなっているので、相対的に現状維持なのです。

ただし、世界経済は拡大しているので、
基本的に投資リターンは、それに追従することになります。
http://sakurainvestors.com/merit/the-stock-price-in-the-world


【まとめ】

まず、私たちには、真面目に働いていても自身が所属する企業の倒産リスクがあって
それがなくても、国際要因で自国が没落するリスクがあります。
(国が没落し過ぎると、国民の対外資産を守れない可能性がありますが
 その場合は、やはり生命のほうを心配したほうがいい状況な気がします)
世界経済に投資しておけば、勤める企業がどうなろうと、
我が国が衰退しようとも基本的には、
世界の成長に、自身の財産成長を追従させることができます。

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