かつては、機関投資家は絶対に有利でした。
個人投資家が知りえない情報を
より早く・より詳細に企業にヒアリングできたようです。
それが、いまではスチュアードシップ・コードや
コーポレートガバナンス・コードが普及していて
ネットを通じて情報が速やかに公開されるので
機関投資家と個人投資家の情報格差は
ほとんどないという向きもありますが
私はまったくそう思いません。
というのも
前のレポートで書いたように日本セラミックのIRでは
品目別の売上は具体的にほとんどわからないのですが
品目別の売上は具体的にほとんどわからないのですが
http://www.nicera.co.jp/ir/pdf/ppt/ir-ppt-201802.pdf
一方で四季報の最新号(2018春号)には
「自動車用超音波センサーがEV・HEV向けや防犯向け中心に2ケタ増販」
としっかり書いてあります。
当然、機関投資家はこのあたりの情報は
四季報発刊以前に
企業から聞いていて把握していると思われます。
このような事情から
こういった情報を織り込んだプロの予想の
平均値に投資することになるインデックス投資が
個人投資家には有効だといわれています。
が、なんにしても根本的には不平等なわけで
なんか納得できないわけです。
・企業はメディア、機関投資家、個人投資家に対して
公開する内容、範囲、タイミングはすべて同じにする
・投資家は、公開された企業情報に
外部環境や業界動向を加味して、
それぞれ将来の予想をして、
情報戦や仕手的な仕掛け売買も含め競い合う。
これが、フェアというものでしょう。
「自動車用超音波センサーがEV・HEV向けや防犯向け中心に2ケタ増販」
としっかり書いてあります。
当然、機関投資家はこのあたりの情報は
四季報発刊以前に
企業から聞いていて把握していると思われます。
このような事情から
こういった情報を織り込んだプロの予想の
平均値に投資することになるインデックス投資が
個人投資家には有効だといわれています。
が、なんにしても根本的には不平等なわけで
なんか納得できないわけです。
・企業はメディア、機関投資家、個人投資家に対して
公開する内容、範囲、タイミングはすべて同じにする
・投資家は、公開された企業情報に
外部環境や業界動向を加味して、
それぞれ将来の予想をして、
情報戦や仕手的な仕掛け売買も含め競い合う。
これが、フェアというものでしょう。
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