ダウの負け犬戦略を、地域別には新興国を含むグローバルに、アセットクラスも株式に加え、債券、リート等を含め拡大解釈して適用したのが「ダウの狂犬」戦略の概要です。このブログでは、当戦略の内容と成果について公開しております(似非ファンドマネージャ 宇野 狂)
2017年8月12日土曜日
TTM_タタ・モーターズ(Tata Motors Limited)
次世代自動車は自動運転×EVに傾きつつあります。
携帯電話の世界では、日本はガラケーに固執している間に
あっというまに米国アップル発のスマホが
グローバルスタンダードになって
テレビその他は新興国に浸食され
日本の家電メーカは凋落しました。
車の世界でも、ハイブリッドだ水素だとぐだぐだやっている間に
あっというまに米国テスラ発のEV自動車が
グローバルスタンダードになるのでしょう。
日本から自動車を取ったら、なにもないとはいいませんが
肉のないカレーのような国になる気がします。
さて、TSLA_テスラは現在最初の宝くじの時期は終わり
それでいて現在もボラティリティは高い値動きですが
10年後の夢を買うと意味でまだ買ってもいい値段のような気がします。
ですが、それじゃあちょっと面白くないので
ダークホースはどこだろうと考えた結果が
インドのタタというわけです。
【理由】
実力不明だからダークホースというわけで
それ以上もそれ以下でもないのですが
EVという新しい技術を取り入れ、生み出していくための人材が
母国インドから潤沢に若く高学歴の頭脳が輩出され、
同社に流入するということです。
また、同国はITに強いです。
同社グループに「タタ・コンサルタンシー・サービシズ」があります
自社グループ内で、自動車もITも世界的であるということが
EV×自動運転という時代に非常にマッチしているように思います。
インドが世界に先行して2030年までに
国内販売される自動車をすべてEVにといっているそうです。
13億の人口に、国民所得、自動車普及率はものすごい伸びしろがあって
それがみんなガソリン車に乗っていたら
吸えない空気になってしまうでしょう。
タタは同国の基本的な内需と国策に強く支えられると考えます。
それでイギリスは2040年までに
ガソリン車廃止といっているそうですが
タタは、ジャガーランドローバーを傘下としています。
先行してインドで→その後ヨーロッパへ横展開
に期待してしまうというわけです。
同社の取組に、強く期待しています。
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