はじめに
受益者(当ブログ閲覧)皆様におかれましては、平素当ファンド(ブログ)へのご支援誠にありがとうございます。このページでは2022年1月~3月の当ファンド運用概況についてご報告申し上げます。
当ファンドの目的
- 安定した配当・分配収入の獲得
- 中長期的な信託財産の成長
- 魅力的な株主優待の獲得
- 隠れ端株優待の獲得
1.安定した配当・分配収入の獲得
対象期間における配当等収益額の獲得状況は以下の通りです。
- 30,050円 … 内訳概要)国内ETF分配、日本株配当、貸株金利およびアセアン株式など日本円決済の税引後受取総額
- $84.12 … 内訳概要)海外ETF分配および米国株配当金の税引後受取総額
2.中長期的な信託財産の成長
対象期間末日における当ファンド資産評価総額を、証券会社への入金累計額で割った「元本保全性」は以下の通りです。
- 元本保全性 … 180.0%
2021年末時点を100とした主要ベンチマーク比較での推移は以下の通りです。
3.魅力的な株主優待の獲得
対象期間中に受取実績のあった株主優待をご紹介します。
- アステナHD(8095) 株主優待商品申込書
- ラオックス(8202) インスタントコーヒー&クッキーセット
4.隠れ端株優待の獲得
対象期間中に受取実績のあった隠れ端株優待のうち、主なものをご紹介します。
- 三菱総合研究所(3636) 同社出版書籍
- カーブスHD(7085) 500円のQUOカード
ファンドマネージャコメント
当ファンドの資産価額は2021年末から増加しました。また運用パフォーマンスは主要株式指数を上回りました。
主なプラス要因として、ウクライナ情勢に関連したセキュリティ懸念からのラック(3857)、レアアース関連のアサカ理研(5724)、および資源価格上昇が主要要因と想定されるラテンアメリカETF(ILF)の値上がりがありました。
主なマイナス要因として、ZHD(4689)、相模ゴム(5194)、アニコムHD(8715)、およびメタ・プラットフォームズ(FB)の値下がりがありました。
以上等の差し引きの結果、プラス要因が上回りました。
なお、中長期投資の観点から四半期レポートでは個別株について詳細の言及は避けますが、保有する国内個別銘柄の過半については2021年の年次報告書で開示しておりますので、必要に応じてご参照ください。
期中の売買状況としては、ダウの狂犬戦略に基づき2016年のブレグジット時の値下がり時に集中的に買い進めた欧州ETF(1386)について、ウクライナ情勢をふまえ「近くの戦争は売り」のセオリーに従い、利益確定売りを進めました。そして、この利確売りで確保した円建て原資は、ネオモバ証券を通じた端株定期買付の継続にあてました。私は国内株式に対して強弱感もその振れ幅も確信が持てないため、株主優待銘柄を1株単位でじっくり買い進めております。
ドル建て資産については、3月9日を起点とし資源価格上昇によるものと想定され含み益となっているベトナムETF(VNM)を数日おきに1株あたり$19前後で売って、よりハイリスクハイリターンであるDirexionデイリーFTSE中国株ブル3倍ETF(YINN)を1株$5前後で毎日買うということをしています。
基本的に株式市場は世界的に米国FRBの動向に連れて同様の傾向に動くものと考えておりますが、そんな中で中国株は中国独自の国内施策などによって中国個人投資家の鉄火場が現出するなど、全体とは連動しない値動きを時々に現出することがある点に期待しています。
短期的には近いタイミングで中国がウクライナ情勢に平和的建設的な働きを行って、同銘柄も爆騰するということがあればうれしいです。ただ、中長期には期待は抱いていないので、そういったシーンがあれば毎日1株づつ売るという形で利確する想定でおります。
受益者(当ブログ閲覧)皆様におかれましては、引き続き当ファンド(当ブログ)へのご支援のほど、よろしくお願い申し上げます。
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