2021年12月17日金曜日

コラム:端株は就職活動に有益

 はじめに

私は2021年から端株優待を狙い、SBIネオモバイル証券を通じて100銘柄ほどの企業の端株を買い入れました。最近はSDGsの潮流、環境負荷軽減のためペーパレスになってきつつある部分も感じますが、1株だけ持っていてもきちんと株主通信をお届けいただけるのだと驚きました。
それで、ネオモバ証券などを活用し、就職に向かって端株を活用すると大変よいと思いました。

理由1.株価

「この企業気になるなあ」と思ったら、その企業が上場企業であれば数百~数千円で株主になれます。この手軽さは、私の学生時代にはありませんでした。ちょっとでも気になるなあと感じたら、ぽちっと買ってしまうといいと思います。
例えば大学1年生の時に買ったとして、就職活動をし始める3年生のときに株価が上がっていたら、儲かってよかったねということもさることながら基本的に良い企業である可能性が高いでしょう。
株式市場全体が低迷して含み損になっていたとしても、市場平均をアウトパフォームしているとか、そういう点でやはり評価できます。

理由2.定期的な株主通信

定期的に株主通信が届くことで、まず定期的に「意識付け」されることが、とても良いと思います。多くの企業で株主通信はIR情報で一般に公開されていますが、なかなか読まないと思います。それが半強制的に意識付けされるわけです。
そして、上述の株価の推移で短中期的な動向は理解できているわけですが、長期的なところで、株主へのあいさつの所作から始まって、その企業がなにに注力していて、従業員に対する姿勢はどうかとか、それらがどう変化しているかなど、そういうものを早めに端株を買えば買うほど推し量ることができるのです。
基本的に、長く勤めるつもりで就職活動すると思うので、そういった点で株主通信なり、その掲載案内が雑誌の定期購読感覚で届くのは有益です。

理由3.比較できる

気になった企業を見つけ都度端株を買っておくと、複数社から株主通信を受け取るので、自然と比較するようになるし、その業界や経済全体にも詳しくなるわけです。そこから、いままで気づいていない将来の有望分野や職種ということも考えることができます。

理由4.お得

数十株ももっていると、それを全部足した配当金はお茶代くらいにはなります。カレンダーやQUOカードといった端株優待をもらえます。

注意点

端株を入口に株が面白過ぎてハマってしまうかもしれません。それはそれで有意義ですが、信用取引まで手を出してしまうのは、個人的には危険だと思います。

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