2019年1月2日水曜日

第49回:波乱の2018年も底堅かったアセアン株式

【1.2018年の年初→年末 当ファンド仕向け別騰落状況】


2018年の当ファンドは
トランプ大統領とFRBにぶん回される1年でした。

2018年の当ファンドについて
1月時点と12月時点の
仕向け別資産価額(円建て)の変化を集計しました。

仕向け       年初からの変化率
日本株式       85.66%
米国株式       90.89%
中国株式       76.99%
アセアン株式 90.18%

中国株式については、今夏「もうそろそろ」ということで
買い増しを行いましたが
25%程度資産が溶け、「もうはまだなり」という格言通り
拙速な買いだったという状況です。

日本株式と米国株式にはNISA枠120万円が
おおよそ半々の60万円ずつで投じられています。
にもかかわらず-10~15%になっているので
実態は中国株並みに悪いです。

以上踏まえると、ほぼ放置していた
アセアン株(円建て)の底堅さが際立っています。


【2.当ファンドのアセアン保有銘柄】


当ファンドは以下の銘柄を保有しており
ここ数年ほとんど放置中です。
現地コード 銘柄名
AXIA アシアタ・グループ
DCCn ダイナスティ・セラミック
ICBP INDOFOOD CBP SUKSES MAKMUR
IHHH IHH ヘルスケア
INDF インドフード・サクセス・マクムール
KLBF カルベ・ファルマ
MEGAn メガ・ライフサイエンシズ
MINTn マイナー・インターナショナル
RATCHn ラチャブリ・エレクトリシティ
ROTI ニッポン・インドサリ・コーピンド
SATn ソムブーン・アドバンス・テクノロジー
SEVE セブンイレブン マレーシア
STAn スリトラン・アグロインダストリー
TRAM トラダ海運
TTWn TTW
UNTR ユナイテッド・トラクターズ
UNVR ユニリーバ・インドネシア
DGSD Xトラッカーズ ストックス 世界好配当株式100・スワップ UCITS ETF


【3.インドネシアに触手】


2018年年央はFRB利上げでインドネシアルピアが不安視されました。
しかし、最近は落ち着きつつあるように思います。
利上げペースが緩むなら、ここからさらに安定するでしょう。

そんななか
 ICBP INDOFOOD CBP SUKSES MAKMUR
はインドネシア2.5億人超をターゲットに
インスタント麺を作って販売している
日本でいえば日清食品のような企業です。
この荒れ相場だった2018年で、逆行高を演じています

インドネシアは若年層が多い理想的な
ピラミッド型の人口構成で2億人の人口を擁します。
2018年のこの荒れ相場の「振い」にかけられて
なお下げ渋った銘柄には、相当な強さを感じます。

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