【2018年夏は乳製品、菓子関係のメーカが不振】
食品新聞によると2018年8月の食品大手主要メーカーの業績は多くの会社で売上は伸びたものの
原材料価格高騰や各種コスト増で減益となったようです。
https://www.shokuhin.net/2018/08/20/topnews/%E9%A3%9F%E5%93%81%E5%A4%A7%E6%89%8B%E7%AC%AC%EF%BC%91%E5%9B%9B%E5%8D%8A%E6%9C%9F-%E5%A3%B2%E4%B8%8A%E9%AB%98%E3%81%AF%E5%A0%85%E8%AA%BF%E3%82%82%E5%8E%9F%E6%9D%90%E6%96%99%E3%82%B3%E3%82%B9%E3%83%88/13506/
特にお菓子、乳製品が主体の
明治や雪印、森永の苦戦が目立ちます。
そして、製菓原料を主力とする正栄食品工業も、
減益見通しとなり先日9/11に下方修正が発表されています。
北海道の地震も同社業績にダメージとのことです
【現状についての所見】
中小規模の食品メーカの場合新商品の大ヒットで一挙高というのもあります。
(正栄食品は業販主体なので起こりにくいものの…)
が、日本は少子高齢化人口減という状況なので
途中一発があったところで中長期では
ジリ貧という状況は変わらないと思います。
いまの状況だと、
菓子原料を海外から調達して
国内で卸しているだけのジリ貧の地味な会社にすぎず
株主優待で送ってくるお菓子に
株主が飽きたら終わる気がします。
【同社への期待】
同社はアベノミクスで内需が比較的堅調で増収は堅持しつつ昨年のチョコレート異物混入の再発防止
兼生産性向上のため設備投資をしています。
そのような環境がある今のうち、
ここ数年以内に、海外で安定して売れる体制を盤石にできれば
さらに成長する企業として評価されるとおもいます。
国内で卸売りをしてるだけなら二部上場で十分であって
一部に昇格した意味はないと思います。
ぜひとも、頑張ってください。
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