2022年7月2日土曜日

2022年上半期 運用状況報告

 はじめに

受益者(当ブログ閲覧)皆様におかれましては、平素当ファンド(ブログ)へのご支援誠にありがとうございます。このページでは2022年上半期(1月1日~6月30日)の当ファンド運用概況についてご報告申し上げます。

当ファンドの目的

  1. 安定した配当収益の確保
  2. 中長期的な値上がり益の獲得
  3. 魅力的な株主優待の獲得
  4. 隠れ端株優待の獲得

1.安定した配当・分配収入の獲得

対象期間における配当等収益額の獲得状況は以下の通りです。
  • 114,213円 … 内訳概要)国内ETF分配、日本株配当、貸株金利およびアセアン株式など日本円決済の税引後受取総額
  • $380.47 … 内訳概要)海外ETF分配および米国株配当金の税引後受取総額

2.中長期的な値上がり益の獲得

対象期間末日における当ファンド資産評価総額を、証券会社への入金累計額で割った「元本保全性」は以下の通りです。
  • 元本保全性 … 172.7%
2021年末時点を100とした主要ベンチマーク比較での推移は以下の通りです。




3.魅力的な株主優待の獲得

株主優待獲得は22件となりました。
詳細については別ページにてまとめました。


4.隠れ端株優待の獲得

端株隠れ優待獲得は33件となりました。
詳細については別ページにてまとめました。

ファンドマネージャーコメント

当ファンドの資産価額は2021年末から増加しました。
また運用パフォーマンスは主要株式指数を上回りました。

保有資産中の主なプラス要因として、新型コロナウイルス影響緩和の背景から、パーク24(4666)、西武HD(9024)、ラオックス(8202)、魚力(7596)など旅行・外食関連株が値上がりしました。これらの株は2020年のコロナショック時にハイエナのような気分で株主優待を獲得し、かついつかは訪れるであろうアフターコロナにおける回復を期待して買い入れた銘柄です。

主なマイナス要因として、メタ・プラットフォームズ(FB)、アルファベット(GOOGL)、アリババ(BABA)のドルベースの値下がりがございましたが、急激な円安によって円建て換算での評価損は和まされる格好となりました。

以上の差し引きがありましたが、プラス要因が上回りました。


期中の売買状況として、売りについては、ダウの狂犬戦略に基づき2016年のブレグジット時の値下がり時に集中的に買い進めた欧州ETF(1386)について、ウクライナ情勢をふまえ「近くの戦争は売り」のセオリーに従い、利益確定売りを進めました。
また、円安状況を踏まえ保有している新興国個別国の海外ETFのうち、含み益となっているものを利益確定しました。

買いについては、上記の売買益及び配当収益をネオモバ証券を通じた端株定期買付の継続にあてました。特に東武鉄道の株主優待を獲得すべく推進中です。
また、DirexionデイリーFTSE中国株ブル3倍ETF(YINN)も、株式併合前は毎日、併合後は毎週買い付けております。基本的に株式市場は世界的に米国FRBの動向に連れて同様の傾向に動くものと考えておりますが、米中対立と中国の政治体制、面子や影響力の拡大意欲に照らして、全体とは連動しない急騰を期待しています。


受益者(当ブログ閲覧)皆様におかれましては、引き続き当ファンド(当ブログ)へのご支援のほど、よろしくお願い申し上げます。

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