ダウの負け犬戦略を、地域別には新興国を含むグローバルに、アセットクラスも株式に加え、債券、リート等を含め拡大解釈して適用したのが「ダウの狂犬」戦略の概要です。このブログでは、当戦略の内容と成果について公開しております(似非ファンドマネージャ 宇野 狂)
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2017年6月14日水曜日
00829_神冠控股(集団)有限公司(シェングァン・ホールディングス・グループ)
絶賛塩漬け中です。
【基本的見解】
過半のシェア、高い利益率ということで買った銘柄ですが、
米国の投資会社からの粉飾決算を疑うネガティブレポート
以降まったくさえません。
その後
従前50%超と説明されていた粗利率が
現在30%程度で説明されています。
http://shenguan.com.hk/s/ir_highlights.php
いかに市況が悪くても、有力な競合がないとすれば
20%を利益率を落とす値下げをして在庫処分を
する必要があるのかよくわかりません。
かなり従前の決算に水増し操作があったのではと
考えざるを得ません。
【そして、最近webサイトも更新が滞ってきた】
そんなこんなで投資家には
全く信用されていないということだけは
はっきり株価の超低空飛行に
現れているように思いますが
一方で、BtoCの企業でもないのに
webサイトはよく更新されているなあと
去年くらいは思っていたのです。
例えば、粉飾の東芝でもその製品はさすがにそれなりなわけです。
同社にも利益はいままで粉飾だったとしても
製品がしっかりしていれば
可能性がないわけだはないと思っていたわけです。
しかし、利益は落とすわ、売上は落とすわ、
数量は出ているかよくわからないわで
根本的な競争力とシェアが急速に失われているのか
それももともと嘘だったのかという気がしてなりません。
【展望?】
http://shenguan.com.hk/attachment/201703211039521765647891_sc.pdf
だそうで、ほとんど読めませんが
金額ベースで言っているのか知りませんが
中国で肉といえば豚肉と理解しています。
数量ベースで消費量が落ちるのでしょうか?
コラーゲンを使った化粧品や健康補助品を狙うように見えますが
その分野はブランディングとか重要だと思います。
webサイトもろくに更新しない企業で、
その分野で有力な流通があるようにも見えません。
そうそう簡単ではないでしょう。
というわけで
まあ、さして期待もせずほっといているという次第です。
なんかで儲かったら、税金対策で利益相殺のために
当て馬にしようと思っています。
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