当ファンドでは資産管理の一元化を主な理由に、投資を開始して10年弱、一貫して楽天証券で運用してきましたが、2021年6月、はじめて証券取引のサブ口座として、SBIネオモバイル証券に口座を開設しました。
主な活用目論見は以下の通りです。
1.優待魅力はあるが株価に中立弱気銘柄へのドルコスト平均法投資
当ファンドでは2020年のコロナ禍による暴落期より、
- 中期的に株価がリバウンド期待ができる
- 株主優待が魅力的である
その一方で、株主優待が大変魅力ではあるものの、コロナ禍の巣ごもり需要で短期的に値上がりしてしまった銘柄などは、含み損に転じる懸念があり、手掛けることができませんでした。
例えば北海道、東北にローコストスーパーを展開するアークス社(9948)の株主優待は、大量の青森県産りんごとなっており魅力的ですが、株価はさすがに急騰であり下落の懸念を感じ、事実その通りになったということがありました。長期的にも、人口減高齢化の影響は避けえないと思います。
一方で地域生活を支えるインフラであり、買い時を間違えなければ、底堅い銘柄であるようにも思います。しかし私は、下値を捉えるということにほとんど自信がありません。
このような銘柄に対し、SBIネオモバイル証券なら1株単位で週毎に1株買い進めるなどの、ドルコスト平均法による取り組みが可能になります。時間をかけて単元数を整えられれば、大きな含み損リスクを避けられると考えています。
2.端株優待の取得
世の中には1株のみ保有でも、自社製品の割引券を発行したり、律儀に株主通信を届けそこに公式には公開していない隠れ優待があったり、別途株主にアンケートを募り、回答者に謝礼を出すといったような企業が存在していることを知りました。
よって、このような端株優待の実施実績のある企業及び、その同業他社など今後実施可能性のある銘柄を一株づつ幅広く保有する魅力を感じました。例えば京浜急行では、1株株主も対象で抽選対象に鉄道基地見学ツアーなどを行っています。同業他社である鉄道株において、同様の取り組みが行われる可能性を感じます。
楽天証券では現状単元未満株取引の取扱いはないため、SBIネオモバイル証券にて取り組むことにしました。現在のところ、約40銘柄を取得済です。
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