ダウの負け犬戦略を、地域別には新興国を含むグローバルに、アセットクラスも株式に加え、債券、リート等を含め拡大解釈して適用したのが「ダウの狂犬」戦略の概要です。このブログでは、当戦略の内容と成果について公開しております(似非ファンドマネージャ 宇野 狂)
サイトマップ&昔の想い出
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2018年4月25日水曜日
【禁断の買い】TRAM_トラダ海運(TRADA MARITIME Tbk PT)
【2012年~ 同社株購入の経緯】
インドネシアの領土は1万超の島々によって構成されています
その人口は若年層主体の理想的なピラミッド型の構造で
2憶超の国民を有します。
その人々が、先進国並みの生活水準を目指すプロセスにおいて
内国海運の活発化は不可欠との見立てから、
2012年に@1070IDRで購入したのが始まりです。
その後しばらくは期待通りの右肩上がりを続け
倍に迫ろうという2014年のある日、
突如売買停止になりました。
現地情報はほぼ分かりませんので
証券会社に聞いたら
「石油の違法輸入だか輸出だかで売買停止」
とのこと。
数か月後に取引再開。
真っ逆さまに落ちるナイフを
私は@472IDRで手を出して血まみれになりました
最終的には@50IDR程度になり、
以降、塩漬けしていました。
【2015年~ 塩漬け中の経過】
塩漬け中は
・増えない出来高
・更新されない同社webサイト
・株式併合の発表とその取りやめ
という状況となっており
私は同社株について上場廃止の気配を
感じていました。
【2016年~ 動意づく】
2016年に突如動意づきました。
その直接の理由を把握することは
できなかったのですが
その頃から同社webサイトのIRが更新されるように
なってきました。
同社IRには2016年について
"The year 2016 was a recovery year for the Company"
と高らかに記載されていました。
しかし、油断は禁物。
会社側の記載などそのまま鵜呑みにしてはいけないよ
ということで
少なくとも1年は様子見ということにしました。
【2018年4月 買ってしまった…】
そして2018年にはいり
同社株は2017年1月の仕手的値上がりで付けたと
思われる高値をついに取り戻しました。
事ここに至り、私としては
2017年の1年間で、
市場は同社に対する疑念を確かめた織り込んだのでは?
と感じ、同社について5年越しの強気に傾きました。
そして血迷って@396IDRで買い増しました。
【当ファンドの平均購入単価と、中期見通し】
同社株の私の平均購入単価は
結果的に@752IDRとなっております。
もちろん、失われた時間を考えると
無駄なこと甚だしいのですが
私は、ここ2年くらいの動向から
私は絶対にないとおもっていた
まさかの含み益転換を予想しています。
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