ダウの負け犬戦略を、地域別には新興国を含むグローバルに、アセットクラスも株式に加え、債券、リート等を含め拡大解釈して適用したのが「ダウの狂犬」戦略の概要です。このブログでは、当戦略の内容と成果について公開しております(似非ファンドマネージャ 宇野 狂)
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2017年12月9日土曜日
第37回:NISA戦略(最終年度)
私はNISAを制度開始初年である2014年から利用しています。
14、15、16年も枠を使い切って
今年17年も残枠3000円ばかりを残してほぼほぼ使い切った状況です。
この4年間の運用は、
以下のURLに書いたことを概ね初志貫徹しております。
http://maddogdow.blog.jp/archives/43966104.html
今回のレポートは、その結果の概況と今後について
ご報告したいと思います。
【1.結果概況】
全体としては
投資総額 約440万円に対し
現在評価額 約458万円で元本をプラスにしつつ
非課税配当金獲得総額 約30万円(4年間累計)
となっており、初志での思惑通りの状況になっています。
【2.つみたてNISAですって?!】
私のように2014年初頭から「NISA」をやってきた人間が
2018年から「つみたてNISA」に切り替えたら
どうしてくれるのかよくわかりません。
・並存所有は不可らしい
・「つみたてNISA」→「NISA」の切り替えも可
とかいろいろ…よくわかりません。
http://www.fsa.go.jp/policy/nisa2/about/tsumitate/guide/index.html
2018年から「つみたてNISA」に切り替えたら
「NISA」4年分は清算しなければならないように
聞こえています。
一方で、「NISA」で5年分やり切ったうえで
「つみたてNISA」にすると
「NISA」はそのまま非課税で保有しつつ
「つみたてNISA」が15年分?できるという説もあり
https://loloinvestors.com/2017/06/07/nisa-11/
金融庁の言質も取ったらしいです。
それで、私の方針ですが
私はNISA開始時から国の施策に乗った(応援した)のであって
これも初志貫徹、まずはNISAを使い切ろうと考えています。
私のような人は相当数いると思います。
国、金融庁には、くれぐれも私のような
模範的投資家の梯子をはずさないよう
期待しております。
【3.NISA最終年度の戦略】
全体としては元本保全性はプラスとなっているのは
幸いなことに、ダウの狂犬戦略により
現時点で+転になっているものが多いということですが
あくまで全体でプラスなのも今日時点の話であって
一部含み損になっている商品もありますし
極端な話、来夏(2018年夏)でどうなっているかは
分かりません。
ただ、元本保全性はどうなっても
配当金で固く、10年持ち切れば
総合でプラスになるだろうという考えで
ETFを中心につみあげてきました。
最終年度の方針としては
1月~7月期は毎月7万円目処、49万円を
ダウの狂犬戦略に忠実に買い増します。
http://maddogdow.blog.jp/archives/42915436.html
そして、夏枯れが想定される8月から11月は、
残額枠71万円を、含み損商品へのナンピンに集中投下します。
ベストシナリオとしては、その後平均回帰により
元本保全性のプラ転となりますが
仮にそうならなくても、口数増加による配当収益による
総合的なプラスを狙いたい思惑です。
【4.具体例】
具体的な銘柄例でいうと、私は
1566 上場新興国債券
を2014年1口60000円の頃から手掛けはじめました。
その後、米国利上げ、新興国資金流出懸念から
一時期は目も当てられない含み損となりましたが
ダウの狂犬戦略に沿ってナンピン追従しました。
現状10口保有-54,600円の含み損まで持ってきました
ここまでならせれば
同ETFは元本を取り崩さず
一口当たり隔月500円の配当を安定堅持しているので
年間3万円の配当が見込めます。(¥500×10口×6回)
もちろん、資産価額については
さらに値下がり可能性もありますが
あわよくば平均回帰でプラス、
現状維持なら2年持ち続ければ配当にて総合的にはプラス、
ということを狙っているわけです。
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