ダウの負け犬戦略を、地域別には新興国を含むグローバルに、アセットクラスも株式に加え、債券、リート等を含め拡大解釈して適用したのが「ダウの狂犬」戦略の概要です。このブログでは、当戦略の内容と成果について公開しております(似非ファンドマネージャ 宇野 狂)
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2017年9月23日土曜日
コラム:保険会社??
あまり書くと身元が割れそうなのと
守秘義務契約なんて結んでませんが
以下は憶測もあり、先方の名誉もあるとおもうので
具体名は出しませんが、
かねて申し上げているとおり
私は副業で貧乏サラリーマンをしております。
(本業は似非ファンドマネージャー)
そのサラリーマンとしての勤め先の代表電話に
保険会社から、私を名指しした電話がかかってきています
ということで転送を受けました。
代表電話にあてずっぽうの名字を言って
保険の勧誘をかけてくるとは、「ふてえこと」するなあと思いましたが
それでも、体よく裁いてやろうと思っていました。
しかし、要件は「ヘッドハンティング」だといわれて
「ふてえこと」を通り越し「呆れた」も通り越し興が乗って
「じゃあ、会うだけ会いましょうか」ということにしました。
(私は我ながら律儀なので、勤務日時とは切り離しました)
ただ、帰り道にいろいろスマホで
先方さんの基礎情報、IR、諸々ネット情報を見た結果
特に私の本業である似非ファンドマネージャーの観点からも
「これは、相容れない話だなあ…」と感じております。
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【1.基本情報 先方ビジネスモデルの認識】
保険業界の全体的な潮流としては、
旧来型の保険外交員の人件費を
カットしたものがトレンドというように理解しております。
一方で
個々のブランドの特色は詳しく承知しておりませんでした。
先方さんを変えり道に、ちょっと調べた結果
真逆で訪問直販提案型であると認識しました。
(いやあ、お名前からはIT系でネット販売かとてっきり…
…世間知らずでした)
テレビCMやネットで集客見込み発掘というのが主体の場合、
営業担当は基本案件は潤沢で
知識やクロージング能力を磨くことと思いますが
先方は情報を総合する限り、見込みも足で稼ぐスタイルで
ものすごく歩合給与の色合いが濃厚でようです。
結果、特に駆け出しは身内や交友関係から
契約獲得を目指すことなるようです。
ある意味、ヘッドハンティングはその周囲の
顧客を芋づる式に獲得する手段という意図も感じられます。
【2.先方の商品への感想】
先方の商品ラインアップをざっと見ましたが
営業スタイルに照らすと(をペイすることを想像すると)
これらを顧客毎にアクティブに組み合わせ、
高付加販売をする商品と認識しました。
私は、基本的には
→ 米国ETFであるVT(全世界株式へのインデックス投資)
→ 国債変動10年
を半々くらいストロングホールドしていれば
インフレにも経済成長にも低コストで追従できると考えています。
その意味で、アクティブファンドには懐疑的であるのと
類似の理由で、例えば、元本保証をうたう
長期の学資保険にも極めて懐疑的です。
契約時の額面と利回りが確約されていることは
一見安心に見えますが
社会情勢がインフレになったときは事実上、元本割れです。
したがって、保険を買うお金があれば
VTと国債10年を買うほうがよっぽど低コストだし
正味のリターンも期待できる。
というのが、おそらくインデックス投資家の多くが
概ね賛同する意見だと思います。
【3.まとめると…】
自分の営業力はよく分かりませんが、
→ 私が心から同意できない商品を
(注:悪い商品とは言っていません)
→ 一族郎党やプライベートの関係者に売りつける
という図式になると認識しました。
そして、
⇒ 私は到底そこまでビジネスに徹しきれないだろう
という結論に至りました。
もちろん、販売に携わっている方の多くは
→ 自分が信じられる良い商品
→ 自身の提案フォローで良さを倍加し、適正価格で販売している
との認識だと思います。そこはまったく否定しません。
価値とは、受け止める人間の主観で決まるものです。
【4.付記】
もし、本当に自分が顧客メリットがあると確信できるものを
不特定多数の多くの方に知らしめて
購入いただくというビジネスに参画してほしい
ということだったら、触手は動くかもしれません。
(その結果、世の中で大人気で
身内から欲しいといわれれば、それはよろこんで仲介します)
もしくは、同社でも商品企画として来てほしいということなら、飛び付くかも知れませんが。(超自惚れです)
しかし、私の存在なんざどこで見つけてきたのやら…
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