ダウの負け犬戦略を、地域別には新興国を含むグローバルに、アセットクラスも株式に加え、債券、リート等を含め拡大解釈して適用したのが「ダウの狂犬」戦略の概要です。このブログでは、当戦略の内容と成果について公開しております(似非ファンドマネージャ 宇野 狂)
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2020年1月10日金曜日
2019_年次報告書
少し遅いご挨拶となってしまいましたが
あけましておめでとうございます。
昨年(亥年)は当ファンド(ブログ)を
ご支援いただきありがとうございました。
2019年の当ファンド運用状況について
ご報告申し上げます。
【1.元本保全性(元本成長率)】
2018年12月末 141.0%
↓
2019年12月末 160.9%(上昇率114%)
当報告における元本保全性は、集計時点の総資産評価額(円建て)を証券会社への純入金累計額(出金は相殺。売却益、配当等の再投資額は含まない。円建て)で割ることで算出しています。
【2.配当等収益額(税抜、手取りベース)】
178,966円
750.39ドル
なお、2019年中は分配(生活費充当のための取り崩し出金)を行わず、再投資に充てました。
【3.評価含み益は49銘柄】
Best 10
1位 米国株:フェイスブック +1,210.11 %
2位 日本株:正栄食品 +377.02 %
3位 中国株:ZTEコーポレーション +177.42 %
4位 日本株:アサカ理研 +174.34 %
5位 米国株:アルファベット クラスA +149.65 %
6位 日本株:日本ケアサプライ +108.61 %
7位 米国ETF:ヴァンエック・べクトル・ブラジル小型株ETF +107.18 %
8位 日本株:日本セラミック +107.15 %
9位 中国株:ベイジン・エンタープライジズ・ウォーター +91.29 %
10位 日本株:ラック +72.35 %
【4.評価含み損は39銘柄】
Worst 10
1位 米国株:レンディングクラブ -92.15 %
2位 中国株:シェングァン -89.78 %
3位 中国株:チャイナ・ユールン・フード・グループ -82.13 %
4位 アセアン株:トラダ海運 -81.81 %
5位 米国株:スリーディー・システムズ -76.15 %
6位 米国ETF:Direxion ザックス MLP 高配当ETF -68.69 %
7位 米国ADR:タタ・モーターズ -64.86 %
8位 アセアン株:ダイナスティ・セラミック -44.65 %
9位 米国ADR:アンベブ -41.29 %
10位 アセアン株:セブンイレブン マレーシア -38.25 %
【5.ファンドマネージャコメント】
日経平均の2019年上昇率は18.19%となっております
当ファンドは基本的に新興国含む積極的な国際投資等で
日本株へのパッシブ投資を上回る運用成績を目指していますが
NISA枠においては保守的な運用を行っていることなどを要因に
その上昇率は14%となり、成績が劣後しました。
2020年につきましては、
・市場の急落局面があれば先進国ETF銘柄の買い増し
・市場が好調に推移する場合は、含み損銘柄を選定し
中期的に業績回復が見込まれるものを難平買い
(…Worst10は見込みなしですね……)
して、いずれにしても中期的に大きなリバウンドの
波を取りに行く運用を行います。
当ファンドでは引き続き安定した収益の確保と
信託財産の着実な成長を目指して運用を行います。
受益者様におかれましては
引き続き当ファンドへのご支援を賜りたく
よろしくお願いいたします。